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日本のとあるトップダウン企業での人材開発のチャレンジ②スキル可視化からリスキリングへの取り組み

スキル可視化の大まかな流れ

  1. 会社・事業全体の現在立ち位置と将来の方向性を確認

  2. それに合わせた自組織の現状の立ち位置と将来の方向性を定義

  3. 上記に必要な自部署・職種ごとに必要なスキルを策定

  4. 自部署のメンバーのスキルの棚卸

  5. 3番と4番のギャップを明確化

  6. ギャップを埋めるための学習項目・方法(オンライン学習、実践等)を明確化

スキルの可視化→リスキリングの流れ

  1. 現状の個人のスキル評価

  2. マインドセットづくり

  3. デジタルリテラシー向上

  4. キャリアプランニング

  5. 情報収集や部署内共有の仕組み化

  6. 学習開始

  7. デジタルツールの活用

  8. アウトプット

  9. 学習履歴とスキル証明

  10. 新しいキャリアとミッションの選択

実施中ながら、必要だと感じているポイント

  • 役員レイヤーのコミット

    • 事前にプレゼンしておき、承認をもらっておき、定期的に報告をする

  • 自部署と人事部署との連携

  • 現在の立ち位置と将来向かう方向性の明確化と必要なスキルの定義

    • 各個人はさまざまなキャリア形成ができるため、しっかりと方向性を提示することで、個人の成長と会社の成長を一致させることが重要

  • AIを活用してベースとなる汎用的なスキルの可視化をしてみて、作業工数の短縮

    • 結構、時間がかかる作業になり、かつ職種によっては日々変わっていくため、最小工数で作成してアップデートしていく形が望ましい。

  • 自社の保有スキルの棚卸

    • トップダウンの組織は専門家でない人がマネジメントをしているパターンもあるので、しっかりと棚卸しして、理解を促進していくことが重要

  • 学習支援、1on1をしっかりと実施し、個人の合意をとった形で進められるようにする

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