ミスったら新しく柄ができるだけ。
もうすぐ信州へと移住。暮らしを共にするテーブルができました。
切り出し、製材、ヤスリがけ。手づくりで全て経験しました。
これだけの手間でできている。そう知ると安く買おうと思えなくなる。
経験すると目が変わる。前の自分にはもう戻れませんね。
初めて続きの製作で、上手くやろうと慎重になる。
隣でちゃぶ台製作中のオジサマが言ったのが今週のタイトル。
「ミスったら新しく柄ができるだけ」
なるほどー!と気持ちが軽くなる。
思い切りよくなったおかげで余りの木材をざくざく切って、まな板までも作っちゃう🔪
事実を明るく解釈するって好きです。
気休めじゃなく確かにそうだなって、気持ちを軽く、楽にできる言葉が良い。
色々そんな軽さで良いかもしれない。
「お金」もそうかもしれないです。
魚座の僕へ、今週のしいたけ占い。
「普段アイデア派のあなただけど凡庸でも良いのです」
的なこと。これまた気楽になる言葉🐟
僕の武器はアイデアだと、言おうとした時もありました。
でもなぜ「武器」が必要かって、人との違いを証明するため。つまりは人より目立つため。そして仕事とお金に繋げるため。
けど「多少お金が少ないならば、そんな暮らしをしていくだけ」と思えたら
お金を気にし過ぎなくて良くなれたら、お金に対して軽くなれたら
人と違う必要はなく、SNSで目立つ必要もない。
違わなくて良いなら「同じだね!」って喜ぶこともできる。
その方が平和な気がします。
ノルマに追われると疲弊する。
丁寧に一つを作るのだと良い疲れでまたやりたくなる。
真反対な気がします。
自分で作れば修理もできる。
それ自体では何にもならないお金を、知識や技術に換えていく。
「お金をかけなくて良い部分」を知って見つけて増やしていく。
最後は大してお金を必要としない自分になる。
それはいわゆる投資や不労所得でお金を増やすより、ずっと「正しい投資」な気がします。
お金でお金を解決しようとする堂々巡りから抜け出せそうな気もします。
お金が必要な自分を卒業させてくれてありがとう。
そう「お金」に言える気もします。
ミスっても別に大丈夫で、色々やってみたら良いのです。
次は何をしようかな。
※テーブルやイス作りを経験させていただいたのは福岡にあるテノ森さん。お人柄と哲学で選ばれる素敵な言葉たち。
気になったらぜひ。後悔しません。
ーーーーーーーーー
毎日の日記も続けて3年になりました。
暮らしのできごと、考えたこと思ったこと、こう考えれば良いかも…
それを暮らしのエッセイとして連載したい。
そう思うようになりました。
日々の中に、自分の中に、こんなにもたくさん感じられるものがある。
僕らの日々こそ、それだけですごいのです。
なるべく感じきりたくて、日記を書いています。
大したことなくて、わざわざ話すほどでもなくて、SNSにも載らなくて、
仕事や新しい取り組みの眩しさに負けがちだけど、本当は話したいこと。
自分しか自分のすべてを知らない孤独。
それを交わせたら、とずっと思っています。
返信しなくて良い交換日記のような、いっしょにいるから言える独り言のような。
人には言えるけど自分にはかけてあげられない優しい言葉のような。
今週の日記から一つとりあげて書く週刊エッセイ。まずnoteに書いてみます。
よければお付き合いくださいませ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?