§3 構造屋が挑む建築基準適合性判定資格試験

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・私が受験した年の話であって最新の情報ではありません。
・意匠が苦手なので間違えている箇所もあります。問題や法律の解釈はいたしません。
・個人個人に適した勉強法が一番です、「これをすれば受かる」なんて断言は一切いたしません。
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令和4年1月 法令集を作り込む② ~アンダーラインの具体的な引き方~


1月の段階で私の手元には、
過去15年くらいの考査A問題とその解説、何年か前のERI自宅学習コースで貰った問題と解説、がありました。

まぁ先ず解いてみよう。




なんてこと出来るわけないのですよ構造屋が。

何が書いてあるか分からない、何条の問題か分からない、ところから始まるのです。偏差値30からの東大受験。

解答を見て何条の話か見て、問題を見て同じ文言を条文から探す。
解説を見て、この条文が日本語で何を言っているのか、をやっとのことでなんとなく把握する。
その条文の文言が日本語になるようにアンダーラインで編集する。


ここでは時間は度外視、一つの選択肢に何分かけたことやら。

ですがやはり意匠の理解がほぼ無いので、自分の土台を作って、せめて過去問は取れるように、と思いながら作業しました。


そんな思いでせっかくアンダーラインを作っても、別の年の問題を見ると、そこからの派生が追加されたり、ただし書きの否定が追加されたり。

ヒドイものでは「同じ問題で違う解答を言ってない?」となる時もありました。
(ヒドイのは完全な理解をしていない自分であって解説は正しいです。 「〇〇の場合には△△」のところを「△△」としか書いてない時があると「××ではない」が頭に入ってしまうのですよ)

この辺りで、総合資格の一級建築士試験の法規テキストをメルカリで買いました。法規だけバラ売りしてくれてありがとう。
他にも、試験で使用が認められない法規解説本なんかも有効かもしれません。
そこまで使用頻度は高くないし、いまはネットで解説をしてくれているものも沢山あります。


そんなこんなでアンダーラインがぐちゃぐちゃになる所もあり、くじける時もあり、奥さんに聞いたり法規テキスト見たりネットで調べたり、、
考査Aのアンダーライン引きは4か月くらいかかりました。過去問やっと一周です。かかり過ぎです。


奥さん「出来ない人間は時間をかけるしかないのよ」

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