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母についてpart1

私が小学4年生の時に両親は、離婚しました。
幼いながらに母に父以外の男の影を感じていたし、実際に母が朝帰りをした時に母を送ってきたらしき男を目撃していました。

よくある「お父さんとお母さんどっちが好き?」と、離婚前に母に聞かれました。
これ、すごくずるい質問だと思う。
そんなの子供からしたら絶対の母親に問われたら「お母さん」と答えるしかないと私は思う。

母が何故男遊びをしたかなんて理由も知りたくも無いし、共感もしたくないのですが。
母は、姑にいびられていました。
それを父もわかっては居たけれど、母ではなく、自分の母親を味方し、母を孤立させていました。
正直、大人になってから私は、この時の母の気持ちだけは理解出来て少し同情します。

ですが、子供を犠牲にしてまで遊びたいとか、現実から逃げていいわけではないと思う。
母親になった以上、女として見られるのではなく、母として見られるのが当たり前で。
それならば、いびられて孤立して辛いなら、子供を放置して男遊びをするのではなく、私達子供と向き合って、味方をしてくれない父と話し合いするなり、男を作らずに離婚して欲しかった。

あくまで子供側だった私の意見です。

まだ母になった経験の無い私は、子供側の意見しかわからないですが…。

ある夜に両親が話し合いに出かけ
母だけ帰って来て、私と妹を車に乗せ、夜逃げのように母の実家に連れてこられ、父とは、それから10年以上会えなくなる事も知らなかった私は、ただ夜のドライブかな?と思っていました。

それから冒頭の通りに母と父は離婚しました。

母は、一年後にKという男と再婚します。

Kは、私に一生残る心の傷を残した人物になりますが、それについてはまた違う時にお話しします。

同級生からなんで名字が変わったの?と、聞かれました。
なんで離婚したの?とも。
狭い町なので噂が広まるのも早かった。

私は次第に小学校に行かなくなりました。

1ヶ月ほど不登校でした。

学校にまた戻った時から私の心は擦り切れていたのでしょうか。

以前は、人に対してそんな感情を抱かなかったのですが、私は酷く嫉妬する子になっていました。それはいまだにあって、当時の寂しさや不安が執着に変わったように思う。
家に帰ればKとイチャイチャする母がいた。
母は女だった。
それが私は嫌だった。

家族ってなんだろう?
そう思いました。

長くなってしまってきたのでまた続きは違う時に。
まだまだ語る事は尽きないです。

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