トロオドン/でことぼこの幸福学

福祉業界で働く元編集者。保育士資格保有/人に合わせて病んだ経験から、自分らしく生きる方…

トロオドン/でことぼこの幸福学

福祉業界で働く元編集者。保育士資格保有/人に合わせて病んだ経験から、自分らしく生きる方法を模索中/週3回更新📝メンタルヘルス(週2)、子育て(週1)、親子関係(不定期)

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はじめまして、トロオドンです

人間社会で、適応しようと頑張って 適応しすぎた末に病んでしまったトロオドンです。 かつての信条 ・人生は、自分で操縦していくものだ ・苦手なことがあるなら、できるようになればいい ・自分が頑張れば、きっと良くなるはずだ 向上心の塊で、頑張り屋さんで、責任感は強くて 職場では信頼されて仕事を任されて 「人にふるのも仕事のうちだよ」と言われても 「お願いするのにも工数がかかるし・・・」と抱えすぎちゃって 結果、心を病みました。 そんな状況でも、「この経験も、何かに活きるはず

    • Lesson82 無理なときは無理だと学んだ

      この前の続き。 頭に余計な考えが溜まって、やる気がないとき。 どうやって過ごしたらいいんだろう。 色々試しながら過ごした1週間の記録。 前回のnoteを書いたあと、「こういう時は泣くのがいいのでは?!」と思い立ち 自分の現状、うまくいってないことや手に入らなかったことを思い出して、泣いてみた。 昔好きだった歌を聞いて。 15年くらい前。 夢に溢れていた頃。 未来に描いた夢は、手を差し出した延長線上に全てあると思えた。 でも、今はその夢は、オーロラ色の煙の中で、よく見えない

      • day5 学校に行く意味①

        息子が小学校に上がる前、 私は今の学校教育に疑問を持ち 色々情報収集をしていた。 その頃は、まさかその数年後に 息子が学校に行きたくないと言い出すとは思わずに 受験するのか、地域の公立でいいのか 移住して先進的な取り組みをする学校に行くのかを含め、幅広く検討した。 私の住んでいる地域は、都心ではないので 小学校受験は活発ではない。 順当に考えると公立なのだが、ひと通り調べた上で、納得して公立を選びたいという意図だった。 というと、なんだかかっこ良く(?)聞こえるが 金銭

        • Lesson81 お金を使う以外のストレス解消法

          土日で疲れが取れない。 それどころか、疲れを溜めている気さえする。 うまくいかないことや 嫌なこと、起きてもいない不安、 色々渦巻いてテンションが上がらない。 脳がボーっとする。 こういう時は定期的に訪れる。 若い頃であれば、こういう時はよく旅行に出かけた。 起爆剤のようなストレス解消法しか知らなかったから。 今も、こういう時はお金を使いたくなる。 おいしいものを食べて、髪のケアをしたりメイク用品を買ったりして「自分磨き」をする。 出かけるのもいい。 ポロッと数万円

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        • 自分のまま生きるためのLesson
          82本
        • 恐竜の子の育て方
          6本
        • トロオドンの表現活動
          9本
        • 毒親孝行フントー記
          5本

        記事

          Lesson80 健康になるための合せ技

          たとえば、マクロビで体質改善!とか タンパク質で疲れにくい体に!とか 肉を食べるお年寄りが元気!とか 世の中には、「良い」と言われるものは山程ある。 けれど、すべての人が実行できるわけではない。 それは、趣味趣向の問題かもしれないし、 単純に取り入れるのが大変だからってこともある。 そこで結局、自分に都合の良いようにつまみ食いしながら、日々に上手に取り入れていくことになる。 楽しさがないと続かないし、ストレスになる。 食事で考えると当たり前なのに、 なんか見失ってたなぁ

          Lesson80 健康になるための合せ技

          追憶 〈詩〉

          夜中にふと目が覚めたから あなたの肌に触れて息をした 心臓の音が手を伝ってくる 私を生かすリズム いつかどうやっても別れが来るなら 今の幸せのまま溶けてしまいたい あなたの湿った肌や柔らかい髪の毛 確かに触れられるのに留めてはおけない すべてを覚えていたいのに 指の間こぼれていく何気ない記憶 あなたが大切にしてくれたことも 愛しさを帯びた眼差しも 必ず忘れてしまうだろう ずっと続くと信じられるほど子どもじゃない なりふり構わず手に入れるほど大人じゃない グラデーショ

          day4 休むスキル

          「小学校を休む」 この字面だけで、悪いことのような気がしてしまう私は きっと学校の呪いにかかっている。 「小学校に遅刻する」 これもやっぱり悪いこと。 では、これはどうだろう。 「リフレッシュのために有休を使う」 「疲れが溜まっているので午前休を取る」 悪くない。 むしろ、当然の権利であり、 疲れが溜まっているのに仕事して体調を崩すより 自己管理ができているように感じる。 学校に行くことや勉強は、子どもの仕事。 でも、子どもの仕事には有休がない。 風邪でもひかない

          Lesson79 受け止め方が上手になった

          最近、少しレベルが上がった気がします。 ゲームを全然しないくせに、ゲームに例えてみると、こんなかんじです。 「トロオドン の かしこさ が 1 あがった」 どういうことかと言いますと。 精神的に落ち込みがちなとき、肉体的に不調のとき 「生理前だもんね」「体が冷えてたもんね」と、なんとなくの理由が分かっている状態になったのです。 アホみたいなこと言ってる。 って思います? だとしたら、あなたはちゃんと自分の状態を知ることができてるんだと思います。 それって、実は誰にでも

          Lesson79 受け止め方が上手になった

          何か欲求が出てきたときに、「それを得るためにどうするか」を自分に問うて、今アクションを起こせないことについては欲求自体を封印する癖があると気づいた。「こうでありたい」「こうだったらいいな」と考えるのは自由なはずなのに。アクションなんか考えず、現実なんか見ず、夢を見るのが苦手。

          何か欲求が出てきたときに、「それを得るためにどうするか」を自分に問うて、今アクションを起こせないことについては欲求自体を封印する癖があると気づいた。「こうでありたい」「こうだったらいいな」と考えるのは自由なはずなのに。アクションなんか考えず、現実なんか見ず、夢を見るのが苦手。

          Lesson78 課題の分離。境界線は誰にでもある

          課題の分離についての続き。 この記事だけでも読めるので、気になる方だけ、前回の記事をどうぞ。 私が生きづらさを感じるようになったのは、明確なきっかけがある。 夢を追って努力し、やっと一歩近づいた時に、それを諦めないといけない環境に陥った。 最終的な決断は自分でしたけれど、外的な要因も大きかった。 (今思えば、その「夢」自体も、母から逃げたい一心で、それでも母の望む方向に沿う形で見つけた気もするが…) せっかく逃げ出した母のもとに再び帰り、母と協力しながら生きることになった

          Lesson78 課題の分離。境界線は誰にでもある

          day3 「グダグダ言いたい」に付き合うと…

          学校に通わない時期を乗り越えた後も、息子は「今日も行きたくない」を前提に動いていた。 そんな息子に付き合って、なんとか気持ちを盛り上げて、少しでも気持ちよく通ってもらおうとするも、 少しのことで躓いて「それならもう学校行かない」と泣きわめかれる時、こんなに行きたくないのに行かせることへの迷いと、同時になぜ「学校行かない」が母親への脅しとして使われるのだろう?と納得いかない気持ちの挾間にいた。 当時は本当に疲労感がすごくて、たまに楽しみな行事などで何も言わずに遅刻もせずに家を

          day3 「グダグダ言いたい」に付き合うと…

          Lesson77 自分の課題、相手の課題

          課題の分離。 心理学をかじったことがある人なら、聞いたことがある言葉だと思う。 人の行動や言動にモヤモヤしたときのことを思い浮かべてほしい。 「なんでそんなことするの?信じられない」という気持ちになり、ひどく落ち込んだり何度も思い返す時、それは課題の分離ができていない。 「嫌なことするな〜。ま、私とは考えが違うんだな」と思えるなら、課題の分離ができている。 私の解釈で単純化して説明するなら、こんなかんじだ。 専門的な説明は、調べれば山程出てくるので、調べてほしい。 私は

          Lesson77 自分の課題、相手の課題

          アイデンティティ 〈詩〉

          土のようなものだろうか それともパスタのように 棒状だろうか 雲のように あやふやなものだろうか 統合したり崩壊したりするらしい どんな手触りだろうか どんな色だろうか どんな匂いで どんな味だろうか 少し酸っぱいだろうか 少し苦いだろうか 花束のようならいいなと思う 一種類じゃなくて 色とりどりの 手にした時に笑顔がこぼれるような

          アイデンティティ 〈詩〉

          曼荼羅フライト 〈詩〉

          太鼓の音に 鐘の音が重なるとき ふっと軽くなる 輪のひとりになる 光に溶けたような 闇にまぎれたような 形は消えても 気配は残る まわるまわる 水に流されるように それとも蝶の乱舞 後に続いて連なるのに 決まりは何もなくて きみとすれ違うときに 気づいてくれなくても ひとり微笑む 湖面にはさざなみも立たない 枝分かれしたりひとつになったり ただ泳ぎ回っているだけで 何かを描いている わたしはわたしで きみはたしかにきみだけど 解き放たれたまま転がってく 浮かぶ浮かぶ

          Lesson76 ほどよく食べて、適度に動き、しっかり寝る

          結局、当たり前のことを当たり前にすることが、何より健康への近道なんです。っていう話。 「生活リズムを整えよう」 「早寝早起きを心がけよう」 今まで何度も聞いてきて、 そんなの言われなくても知ってるよって思う。 皆が分かってる。 けれど、本当に本当に大切だから、やっぱりこのnoteでも一度は触れておこうと思う。 食事と睡眠と運動。 健康に生きるための基礎中の基礎。 でも、全てばっちりです!って人は多くないのではないだろうか。 仕事で接する障害がある人達で、全部整っている

          Lesson76 ほどよく食べて、適度に動き、しっかり寝る

          day2 守るとか見守るとか

          小1の終わり、息子は学校に行きたくないと言った。 その日から、私はすぐに息子の不登校を受け入れた。 「学校に行きたくない」と子どもが発したとき、それは我慢に我慢を重ねたSOSだと、知識として知っていたから。 初動は正しかったと思う。 それでも、私はそれまで息子の苦しさに気づけなかった自分を責めた。 私には問題なく通っていたように見えていたのに、お友達に色々言われ心が折れていた息子。 学校というシステムに合わないのに、型にはめられて息苦しかった息子。 違う勉強法ならばイキイ