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【4歳男子】夜驚症には負けない。

息子が夜驚症になった。


「なった。」
という表現が正しいのかは、わからない。

ソレが始まったのはここ1ヶ月ほどだけれど、
おそらくキッカケというものがそれ以前にあった。

それは『次男の出産』である。

今年の春に次男が産まれ、
同時に一人息子がお兄ちゃんになった。

ボクの家族にとって、
それはそれは幸せな出来事。

次男の出産はもちろんだけれど、
長男になった彼が
「どんな反応・成長を見せるか?」
というところもすごく楽しみにしていた。

きっとヤキモチを妬いたり、
世にいう「赤ちゃんがえり」というモノはあるのかなと考えていた。

結果は半分正解。

赤ちゃんがえりは見事なモノだったが、
ヤキモチという面ではそれほど大きな反応は見られず、
どちらかといえば
「弟が可愛くて仕方ない。」
といった反応の方が非常に大きかった。

我が家の夜驚症とは


あくまでもウチの子の場合ではあるが、
就寝についてから1〜2時間経ったころ(調べると、レム・ノンレム睡眠と因果関係があるみたいだけれど、専門外なので割愛)に泣き叫ぶ。
それはそれは大きな声で泣き叫び、
手足をバタバタと振り回す。

こちらが抱きついて静止しても振りほどき、時にはむせ返りながら泣き叫ぶ。
こちらが声をかけても応じず、
ずっと泣き叫ぶ。

それが30分もしないうちに収まっていき、
何事もなかったかのように眠りにつく。

今でこそ
「30分くらいかな?」と泣き叫ぶ時間を振り返ってはいるが、
もちろん最初はそんな余裕もなく、
永遠に続くのでは?とさえ思えた。

妻はといえば、
どうにもならない我が息子に呆然とし、
心配のあまり顔色さえ悪くなっていた。

夜驚症という名も、
この頃に妻から初めて聞いた。

当然とも言える反応だが、
病院などに見せようかと検討した結果
「なにもしない。」事に決めた。

そもそもボクはシリアスに捉えてはいない。

なぜかというと、
あまり「〇〇症」というようにカテゴライズして、
あたかも病気のような感覚になりたくない。

ただ、世の中で同じような事でお困りのママ達にとって、
そのような症状があるよ。
という意味での情報としては、当然あるべきだとも思う。

夜驚症への対応

ボクが妻より毅然とした態度でいられるのは、実はボクがこの状況を経験していたから。

妻が次男を出産する際に5日ほど入院していた。
その5日間、初日からこの夜中に大泣きをされた。
狂ったように泣き叫び、
声も届かぬ我が息子を一人で夜中に相手をしていた。
しかも、そのときは1時間以上も続いた。

そこで得た経験が、
いま彼の「夜驚症」とやらを30分程度に抑える事が出来ているのでは?
と考える。

あくまでもボクの場合というベースではあるが、
少しでも「夜驚症」とやらに悩む親御さんたちのヒントになればと思う。

少し強めに声をかける。

夜に泣き叫び、こちらの呼びかけにも応じない。
特に泣き始めなどは、
もう手のつけようがないが、少し泣かせたあとに呼びかける時は強めの口調を意識する。

「だいじょうぶ?しんどい?」などと
心配になってしまうのが親心ではあるが、ここは子を想い
「だいじょうぶ!こわくないから!」
言い切ってみてほしい。

泣きながらでも、少しうなずくなどの反応が見られれば次のステップに進んでほしい。

水分は必須。

ここが我が家では重要なポイント。
うなずくなどの反応が見れたら、お茶・水などを与える。
すると、ウンと大人しくなり落ち着きを見せる。

だけれども、少しだけコツがいる。

水分を飲ませればOKというわけではなく、
上記で述べたように、
こちらの呼びかけに反応を示す程度になった頃、あげることを心がけてほしい。

どうしても早く泣き終わって欲しい気持ちから、
すぐ水分を摂らせてしまおうと考えがちたが、
最初の泣き叫びのうちはとても水分など受け付けてくれないので、ここは忍耐力が必要。

治ることを願うのではなく、付き合うというキモチ。

いつになれば治るのか?

ではなく、
そもそも病気ではない。
というキモチで我が子と向き合ってあげてほしい。

いつか終わってるかもしれないけれど、
いつかわからないものを期待するより
上手な付き合い方を考えた方が素敵かな?とボクは思う。

「今日も来るぞ」
と思いながら、どうか家族でしっかりと考えて
ご家庭に合った【夜驚症】との付き合いかたを。


バイバイまたね。

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