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☆ えーっとを上手く使う

文の中に挟まる無駄な文言をフィラーというが、そのフィラーにも色々と使い所があるという話。

フィラーは基本ない方がいい

「えーっと」とか「あのー」とかそういう無駄な句はあまりない方がいい。

えーっと、まあ、明日は多分きっと、あのー、いい日にまあ、なる。

って言われても何言ってるかわからない。
明日はきっといい日になる
って歌うから名曲なのだ。

おっと脇道に逸れた。
話をもとに戻そう。

上記の例で分かっていただけたと思うが、フィラーは文意をものすごく取りづらくする。

プレゼンなど公共の場で話す時も然りだが、日常会話でもあまりにフィラーが多いと何言ってるか分からない人になる。

でも、そんなフィラーにも使い道はあるよって話。

しれっと張った伏線

フィラーにも使い道は色々ある。
今回は個人的に便利だと思っているフィラーの使い方を2つ紹介しようと思う。

感情表現

まずは感情表現。
先ほどしれっと「おっと脇道に逸れた。」と書いた。これが第1の用法だ。

単に「脇道に逸れた」って言うよりは、「おっと脇道に逸れた」と言う方が、明らかに失敗した感じがする。

他にも謝罪などで経緯を説明する時に、淀みなく述べるよりは少しくらいフィラーがついて言い淀んだ方が可愛げがあるだろう。

発言権の保持

次に挙げる使い方は発言権の保持だ。
これは電話の例がわかりやすい。

電話で話している時に、
「ありがとうございます。………」
となっていたら相手は不安になる。

しかしこの時、
「ありがとうございます。えーーっと、」
と続けたら話を続けようとしてることが分かるだろう。

対面でのコミュニケーションだと他の要素も関わってくるが、間違いなく電話では有用な技術だ。

何にでも役割はある

一見無意味なフィラーも、こんなふうに幾つもの役割がある。

無駄だとすぐに切り捨てるのではなく、さまざまなことを色々なことに転用できないか考えてみたいと思う。

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不一

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