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入院のお供たち

入院生活が延長されたもふもふです。
来週には退院できないかなという淡い期待は消し飛びましたが、まぁ状況的にそうなるよねと察しています。
なんとなくそうだろうと予測できる、これは医療従事者として病院勤務していて良かったことだなと思います。たぶんそうでなければ病んでいる自信があります。見通しが立たないって本当にしんどいですからね...

退院する頃にはちょっとした入院経験が語れるようになっている予定だし、これはこれでネタになるわとゴロゴロ堪能しておこうと思います。大丈夫、いつか終わりは来るので(呪文)

さて退院後に書くべきか悩みつつも、気付いた今のフレッシュな気持ちで書いておこうと思い、入院生活これがあったらいいよー、助かるよー!意外と必要だったー!を話そうと思います。
なお、アラフォーの比較的消化器症状は問題のない患者なので、あくまで参考までに。

入院生活を快適にしよう

以前noteにも書きましたがまず環境問題から...

まず、大部屋か個室か問題。大部屋ですと物置スペースなどは狭くなりますので持ち物の量にも注意が必要です。
またカーテンで仕切られているだけということで音や灯りが漏れ出て気になる、病室のにおいがしんどくなる等発生します。
基本的に病院はエアコンです。個室だと自分で温度をいじることができますが、大部屋ですと難しい場合があります。そしてエアコンゆえ非常に空気が乾燥します
対策グッズとしてマスク、アイマスク、耳栓などがお勧めです。
入院生活が長くなると据え付けのシャンプー、リンス、ボディーソープでもカッサカサになりますので、保湿剤、余裕があるならテンションが上がるシャンプー等の用意がおすすめです。

また安静度制限や病状的な体をうまく動かせない...そんなことも多いため、S字フックやぶら下げられるカゴで手元に物を置いたり、マジックハンドなどもおすすめです。

お好みでリラックスできるアロマスプレーを用意するのも良いでしょう。病状次第では匂いも辛くなるため体調に合わせて、匂いの振り撒きすぎにもご注意を。

時間が長いよ入院生活

体調が悪いとそれどころはないですが、それでも気を紛らわせる物があると違います。

スマホの見過ぎで目が疲れたりしますので、ブルーライトカットを忘れずに。なにせ見過ぎて寝れないという事件が起こりかねません。
Wi-Fiがあればいいですがない時はレンタルがいいと思います。
紙の本もいいのですが、片手がまさかの点滴付きとなると下手に手を曲げられないことも...
個人的には荷物も少なくて済みますのでKindleの端末がおすすめ

ネット環境でダウンロードできるので、いちいちお見舞いを待たなくて済むというのも入院生活の強い味方。軽いし片手で操作できるので良いです。漫画を読む方はタブレットの方が操作ラグが少なくスムーズです。YouTubeも観れるので時間潰しにはピッタリ。

イヤホンも一緒にあると音漏れも気にせず楽しめます。うっかり落とすと大変なので有線がいいですね。病院だとテレビは必ずイヤホンでと言われると思いますので病院内でも手に入れることは可能です。

もし座位が取れるなら手帳を書いたりするのもおすすめです。退院後にしたいことなどいっぱい書いちゃいましょう。

あと入院していると『何もしてない感』にかられるため、手芸など何か出来上がるもの・没頭できるものもお勧めです。

色々寂しいよ入院生活

給食の提供時間が平素と違う場合、食欲がある方は空腹で震えることになります。
持ち込みの許可がいただけるようなら軽いつまめる物があるとしのげますが、運動量も格段に減っているためとりすぎには注意が必要です。
人によっては『味が薄くてつらい』という方もいます。許可があればですが、ご飯のお供があると入院生活が潤います。
入院中は楽しみが少ないので、私はカフェインレスの飲み物をあれこれ楽しんでいます。ポットがあればいい香りのお茶でリラックスできますよ。
ちなみに安静度制限で座れない人はストロー付きのペットボトルキャップとペットボトル飲料が必須です。
くれぐれも食べ物関連は許可をもらうことを忘れずに。生物はダメです。

病衣だと薄いし寒い、何より『ザ・入院中』という外観で気持ちも下がる...
そんなときは靴下やカーディガンなど気分が上がる物を用意するのがおすすめ
自前のパジャマの場合でも、気分が上がる物だとテンションも上がります。
なおスリッパを用意する場合は必ず踵がある物を選びましょう。結構すってんころりんしちゃいますからね。

自分でも目覚めやすい方だとは思いますが病院だとびっくりするぐらい熟睡できません。看護師さんの見回りや同室者の気配に目覚めることも...
もし枕が変わると寝れない人は枕を忘れずに。睡眠大事です。私も抱き枕持参中です。

地味にダメージがきたよ

入院中、あとからじんわり困った案件がいくつかあります。

①点滴ルートが地味に困る
ルートをひっかけそうと気になり、睡眠が浅くなり困りました。地味に点滴の刺入部も痛いし、夜中点滴がなくても寝返りでぶつかると痛い。そしてシャワーの時にカバーをしてもだいたい濡れます。

②安静度制限で便秘に苦しむ
普段と違う食事に動かない生活。こうなると便秘一直線なわけです。
水に溶ける食物繊維や硬水とるとか、腹部マッサージとかありますが、早めに相談が大事です。お薬もありますからね...!

③洗い物を頼むのが大変
箸やコップは持参という病院もありますが、これを体調次第ではいちいち自分で洗うのも大変だったりします。自力でできない人はお願いしたり使い捨てがいいかもしれません。
そして私が1番困ったのがコインランドリーや洗濯コーナーが今の病棟にはないこと!レンタルでお願いしようにも下着は使い捨てのカサカサしたやつとなると...悩ましいです。
お見舞いが頻回にお願いできない人は予備の下着やタオルは必須だと思います。現在手洗いとお見舞いのタイミングでなんとかしているのでこれは地味にストレス。

なお、コロナ禍で出産した私ですがコロナ禍ゆえに見舞いが頼めず出産翌日から必死でコインランドリーに洗濯物を運んで死んでいました。これはこれで辛い。

入院のお見舞いで嬉しかったもの

私が贈って喜ばれた物、もらって嬉しかった物を紹介しますと...
・Amazonギフトカード
・Kindle端末
・デカフェの飲み物
・個包装のお菓子
・常温で置けるゼリー
・めぐリズム
・着圧ソックス
・残された家族への労いのビールなど
・残された家族への栄養ドリンク
・楽しく聴けるラジオ番組のリスト

でした。
他におすすめがありましたら教えてくださいね。

体をしっかり休められるように、いろんなアイテムを駆使しよう

どうでしょうか?長期入院すると色々弊害が起こるなぁと思っています。
物で解決できるのならばぜひ導入を検討してみてくださいね。
どなたかの参考になれば幸いです。

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