「SNS-少女たちの10日間-」を観て

週2で更新したいと言ったそばから無理でした。

昨日、「SNS-少女たちの10日間-」を渋谷で観ました。12歳の少女に扮した3人の20歳ぐらいの女優が、SNSでエロ丸出しのアプローチをしてくる2000人超のロリコン犯罪者男を10日間相手するというチェコのドキュメンタリー映画です。

映画の内容が内容なので、レビューサイトでも「リアルさがえぐい」「後味が最悪」「胸糞悪い」の感想が多く、まさにそうだと思います。自分にも娘がいたらその感想がかなり強かっただろうな。

それ以外はあんまりハマんない、普通の映画でした。作中のBGM、なんていうんでしょう知識がなくてすみません、とりあえずそれが少ないパターンなんだけどかなり印象的な場面でのみ厳選して使われていて、そういう演出の仕方がよかったです。終始Skypeの着信音がテーマのように使われるんですが、最終的にそれが女の子たちのコーラスになってエンドロール、という構成には結構ゾクッとしました。少女たちの心に陰を落とすこの音楽で客側にも恐怖心を与える、というのは見事です。

あと中盤で若い男が出てきて、そいつだけ性的な目的ではなくただ話したいだけだったって言って女の子もスタッフも感動で泣くシーンがあって、「いい人もいるのね」みたいになるんですが、そんなご都合主義ある?????そこだけめっちゃフェイクっぽくて嫌だったなー。

渋谷のヒューマントラストで観たんですけど、出たすぐのところに東横線の乗り場があってよかったです。本当に映画を観るためだけに渋谷に行って、帰った日。一応観る前に渋谷の新しいイケベ楽器に行ったんですけど、あそこつまんねえなー。中古楽器屋もっと増えないかな。新品の楽器みんなおもんなく見えてしまう。性格がねじれ曲っています。

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