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野グソ家政婦探偵 由美子


第一話『野グソ家政婦探偵 由美子』


刑事キミジマ「うーん、今回は難事件だ・・・」


刑事久瀬「迷宮入りしそうだ・・・」


(「ジャンジャンジャン!…ドゥラァンタタ、ターンタ~ン♪ティリリリッティ♪リッティリ♪♪」みたいなBGM)


後ろの方で恐る恐る手が上がる 由美子「あの~~………わたし、‘‘トガっちゃった‘‘んですけどォ…?」


キミジマ「由美子!まーたお前は‘‘トガってた‘‘のか!?何を見た!???」


由美子「犯人が被害者の石橋さんを殺している所を偶然…私すぐ後ろで」


キミジマ「‘‘トガってた‘‘のか!?」


由美子「ハイ…」


キミジマ「’’ブツ‘‘は残ってるか!?」


由美子「もちろんです…」


キミジマ「でかした!おい、久瀬!!行くぞ!!」


久瀬「???は、はい!!」


ブ~~ン(パトカー)


久瀬「あの…‘‘トガってる‘‘ってなんですか??」


キミジマ「なんだお前知らないのか!?あの人は由美子さんって言って普段は家政婦をしている。由美子さんは年に何百回も野グソをしている。しかも御年86歳。86歳にもなると皮と骨だけになってうんこスタイルになるとおしりの先端の骨が突き出ておしりが凄く‘‘尖る‘‘んだ。『老人のお尻は野グソの時に凄く尖る』、よく覚えておけ。そして由美子さんの凄い所はそれだけじゃない。野グソをしている時に何か事件性のあるものに出くわしてしまうんだ。それで毎回重要なものを目撃した時は捜査に協力してもらっているんだよ。」


久瀬「それを‘‘トガってる‘‘って自分で言ってるんですか!??」


キミジマ「そうだ。いや、違う、‘‘野グソの時何かを見たこと‘‘を‘‘トガる‘‘と言っているんだ。」


~この後私達は現場に着き由美子さんの野グソを回収して鑑識に回した。しかし、うんこの捻り出し時間を計測する必要も無かった。うんこには小型カメラが仕掛けてあったのだ。由美子さんはあまりに事件を目撃するため、2年前から毎回食事の時に小型カメラも一緒に丸飲みし、野グソの時に出して周囲を自動的に記録していたのだ。そのカメラを見てみると犯行現場がバッチリ映っていた。その後自分の糞に足を滑らせて後ろに転んで後頭部を石に強打して2時間気絶している由美子も映っていた。ありがとう由美子、警察は今回もまた由美子のトガりに救われたのであった。~



第二話『トジこめるんじゃなく、トガらせて。』


キミジマ「う~ん、今回は完全犯罪だ・・・・」


久瀬「解決の糸口がまるでない・・・」


キミジマ「なにせ‘‘密室殺人‘‘だ。しかも容疑者すら上がっていない…」


久瀬「ちくしょう・・・・」


(「ジャンジャンジャン!…ドゥラァンタタ、ターンタ~ン♪ティリリリッティ♪リッティリ♪♪」みたいなBGM)


後ろの方で恐る恐る手が上がる 由美子「あの~~…………わたし、‘‘トガっちゃった‘‘んですけどォ…?」


久瀬「えッ!?!?!?!???」


キミジマ「由美子!!!!!!今なんて言った!?!??!???」


由美子「あられもなくトガっちゃって…」


キミジマ「密室でか!?」


由美子「はいぃ…密室の中犯人が被害者の尾長さんを刺している所を部屋の隅で…」


キミジマ「‘‘トガってた‘‘のか!?」


由美子「ハイ…」


久瀬「止めろよ。なんで部屋で野グソしてるんだよ。」


キミジマ「という事はブツはこの部屋の隅に…あった!!!!!!!!!!!!!!!‘‘ババア似合わずのでいだら糞‘‘だ!!!!!(ババアに似つかわしくない大きなお糞の事)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でかしたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


~由美子さんの野グソを回収して鑑識に回し糞の中の小型カメラを見てみると犯行現場がバッチリ映っていた。うんこのデカさに気持ちが押されてひり出してる途中で笑っちゃってる由美子の「うっ?そでしょ…?笑」という声も入っていた。ありがとう由美子、警察は今回もまた由美子のトガりに救われたのであった。~



第三話『トガりは二度ある。』


キミジマ「おい!大変だ!!由美子が捕まった!!」


久瀬「えッ!?なんでですか!?!?」


キミジマ「被害者を刺したナイフに由美子の糞がべっとりついてたらしい!!成田署で捕まってる!!行くぞ!」


久瀬「なんで俺たちが!?」


キミジマ「由美子が俺たちを呼んでいるらしい!」


~成田署~


キミジマ「おい由美子!どういう事だ!?お前やったのか!?」


取調室で恐る恐る手を上げる 由美子「あの~~…………わたし、‘‘トガっちゃった‘‘んですけどォ…?」


久瀬「えっ!?!?!????????」


キミジマ「どういう事だ!?!?」


~俺たちは犯行現場に行った。犯行現場の南に数歩進んだ所にピカピカの糞があった。そこに小型カメラがあり見てみると、犯人が由美子の糞をナイフに塗りたくっている姿が記録されていた。つまり由美子はA地点で野グソをし、数歩歩いたあとB地点でも野グソをしたのだ。犯人はまさか二度も野グソをするまいとA地点で由美子が野グソをしたあとに野グソを回収して凶器に細工をしたのだ。それを由美子はB地点で野グソをしながら見ていたのだ。こんな事オレ達しか信じないから黙っていたそうだ。もちろん犯人は捕まった。ありがとう由美子、警察は今回もまた由美子のトガりに救われたのであった。~



第四話『トガった心理戦』


キミジマ「絶対犯人はこの容疑者なんだがあと証拠が出ない!!」


久瀬「この容疑者の大学の教授、一枚も二枚も上手だ・・・・」


後ろの方で恐る恐る手が上がる 由美子「あの~~…………わたし、‘‘トガっちゃった‘‘んですけどォ…?」


キミジマ「由美子!!殺人現場でか!?」


由美子「はい…」


キミジマ「‘‘でか‘‘したぞ!!!おい久瀬!由美子!現場へ行くぞ!!」


由美子「あっ!いえ!女糞(めぐそ)はそんなに‘‘デカ‘‘くなかったです!」


久瀬「返しきもちわりーな」


~現場に着く三人~


容疑者 美崎順子「あら。こんなところで刑事さん。」


キミジマ「美崎順子さん!!アッ!!糞が無い!!!」


容疑者 美崎順子「糞?なんのことかしら?」


久瀬「こいつ俺たちより早く由美子さんの糞を・・・
でもなぜわかったんだ・・・?・・・・!?先輩!!背中!!!!!!!!」


キミジマ「ん?これは・・盗聴器!!クソが!!!」


容疑者 美崎順子「クソクソクソクソ野蛮な人達ですわね。その糞の事も盗聴器の事も知りませんわ。私は帰り道にここに寄っただけですので。」


久瀬「クッ・・・・」


由美子「そうですか。。じゃあ私はこれで。」


久瀬「えっ!?」


キミジマ「帰るのか!?」


由美子「ええ。私はこれ以上役に立ちそうに無さそうですので。帰りに○○町2-13ー1付近でトガってから帰ろうかと。あそこ良いスポットなんですよね。」


容疑者 美崎順子「な!?!?あなた!!!わたしの家の近くで野グソしたら承知しないわよ!!!??????」


キミジマ&久瀬「!?!??????」


容疑者 美崎順子「ハッ」


由美子「あれ?おかしいですね。私は‘‘トガる‘‘としか言ってません。あなたとは今初めて話したのによく野グソの事だとわかりましたね?順子さん」


容疑者 美崎順子「ァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


由美子「それに、‘‘野グソ‘‘じゃありません。(尻を出して尻のトガりを美崎順子に向かって指みたいに指して)

‘‘トガり‘‘です。」


容疑者 美崎順子「アァァアァ嗚呼ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



~由美子は心理戦で勝った。順子が盗った由美子のうんこの中の小型カメラには順子が被害者を殺害している所が映っていた。由美子の頭は最高糞と同様にキレが良かった。野グソをする者は頭も回る。まるで巻きグソの時の糞の動きのように。ありがとう由美子、警察は今回もまた由美子のトガりに救われたのであった。~



第五話『立ちションじじい探偵 こうせつ』


キミジマ「絶対殺人と勘が言っているが自殺という証拠しか出てこない・・・・」


久瀬「親御さんになんて言えばいいか・・・自分・・悔しいっす・・・」


後ろの方で恐る恐る手が上がる 由美子「あの~~………わたし、‘‘トガっちゃった‘‘んですけどォ…?」


キミジマ「由美子!!!!‘‘でか‘‘したぞ!!!!!」


由美子「あ!いえ!デカくありません!女糞(めぐそ)は‘‘まあまあ‘‘でした!」


久瀬「何度聞いてもきもちわりー返しだな」


キミジマ「久瀬!!由美子!!行くぞ!!!」


~現場~


(僕らは小型カメラを見たが上を向いてしまっていたのか空しか映っていない。時々ハエがレンズに止まるだけだ。)


キミジマ「そんな…」


久瀬「こんな力の抜ける事は無い…」


キミジマ「しかも近所の餓鬼にイタズラで糞をバーナーで焼かれている!!!!これじゃ時間も調べられない!!証拠にならない!!!!!!!!!!!ちくしょうめ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


由美子「すみません…」


???「ガーーーーーーーーーッハッハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


キミジマ「誰だ!?!?!????!?」


????「オイラ、どうやら、‘‘トリチガっちまってらァ‘‘!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


キミジマ「誰だ!?!??????」


由美子「こうせつ!!!!!!!!!!!!!!!!」


キミジマ「こうせつ!!??!!???????」


久瀬「南以外でこうせつって居ないだろ」


由美子「この人毎年2000回以上も立ちションしてるんです。しかも私のように事件の重要な場面にも出くわす事も多いみたいで…。
残尿が凄く気が遠くなるほど長い事から‘‘永遠‘‘と‘‘取り違ってしまう‘‘っていう事で、立ちション中に事件を目撃することを‘‘トリチガう‘‘って言ってるみたいです…」


久瀬「誰が誰を語ってるんだよ」


キミジマ「ということは、こうせつさん!!あなたも!?!?」


こうせつ「ああ。俺は水分を飲む度にカプセル状の小型ナノカメラを飲んでいるからね。あるよ。あの辺だったかな。」


キミジマ「この‘‘立ちション禁止‘‘の看板の所か!?」


こうせつ「ああ。そこでやった。」


久瀬「逮捕だろこいつ。」


~俺たちは小型カプセルカメラの映像を見た。犯人が被害者を殺害した後自殺にみせかける一部始終が記録されていた。残尿終わりのじじいのうめき声と犯行現場を介して真正面に由美子が野グソをしてカメラと目が合っている映像も残っていた。由美子は軽くLemonを口ずさみながら野グソをしていた。こうせつに「貸し1だからな!」とちょっかいを出され、「勝手に言ってなさい。」とクールに帰る由美子であった。~



第六話『トガらずとも。』


~野グソとかじゃなくて普通に道を歩いていたらアリバイの時間にウロウロしていた犯人を目撃した由美子が出頭してきて証言をし、その情報が元で犯人が逮捕された。キミジマと久瀬は非番で後からそういう事があったと聞かされた。久瀬は「へえ。」と思ったという。そういう事もあるのだ。ありがとう由美子、警察は今回もまた由美子に救われたのであった。~



第七話『トガった恋。』


キミジマ「大変だ!!!由美子が誘拐された!!!!!!!!!!!」


久瀬「犯人の居所が全くわからない!!どうしたらいいんだ!!!!」


こうせつ「オイラ、どうやら、‘‘トリチガっちまってらァ‘‘!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


キミジマ「こうせつ!!!!!!!!!!!」


久瀬「犯人の居る場所をトリチガえれるか!?」


こうせつ「(大きな地図を前に)ここと…こことここでトリチガった。急行してカメラを回収し周辺の防犯カメラと照らし合わせればきっと追えるはずだ。」


キミジマ&久瀬「でかした!!!!!!!!!!」


~一方現場では~


犯人「クソ!!!!!!!!警察がやけにこいつの事を大事にしてると思って身代金目的で誘拐したが誰も払わねえ!!!」


恐る恐る手が上がる 由美子「あの~~………わたし、‘‘トガっちゃった‘‘んですけどォ…?」


犯人「あ!?!?」


由美子「わたしあなたたちに誘拐される前にトガってたんです…。それで誘拐されて…」


犯人「何が言いたい!!!」


由美子「まだ‘‘トガってる‘‘って事です…」


犯人「トガってるってなんだ!何を…ハッ!!!」


後ろを見る犯人の車から長細い糞が飛び出していてそれが道中を這うようにしてここまでの道に置かれていた。


犯人「て、てめえ!!!!!糞を目印にして!!!!!!!こうなったら殺すしかねえ!!!!!!!!!!」


キミジマ「手をあげろォ!!!!!!!!!!!!!」


犯人「クソ!!!!!!!!!」


久瀬「大丈夫ですか由美子さん!」


由美子「どうしてここが…」


キミジマ「そこのじじいのトリチガいを頼りに追って来たら糞が道なりに現れたからもしやと思って追ってきたんだ。こうせつのおかげだよ。」


由美子「こうせつさん…」


こうせつ「トガってばっかのおてんばさんのことをさ…ほっておけねえってだけヨ…頬ポリポリ…」


(見つめ合う由美子とこうせつ)


キミジマ「(それを何か嫉妬のような目で見つめるキミジマ)」


久瀬「先輩??うそですよね…??」



第八話『揺れ動くトガり』


キミジマ「今日のサッカーワールドカップで爆破予告だ・・・・」


久瀬「まだ犯人からの謎解きは解けてない・・!くそッ!!」


キミジマ「焦るな久瀬!とりあえずスタジアムに行って観客を守るんだ!!!」


後ろの方で恐る恐る手を上げる由美子「あの~~…………わたし、‘‘トガっちゃった‘‘んですけどォ…?」


キミジマ「由美子!!!まさかスタジアムでトガってたのか!?」


由美子「ハイ…犯人が目の前で爆弾を設置してました…」


キミジマ「‘‘でか‘‘したぞ!!!」


由美子「あ!いえ!女糞(めぐそ)は下痢でした!デカいとか小さいとかじゃなく‘‘流動‘‘でした!」


久瀬「ここ最近で一番きもちわりー返しだな」


キミジマ「行くぞ!!久瀬!!由美子!!」


~俺たちはスタジアムの席の下にあった由美子の糞を回収し、そこにあった小型カメラの映像から爆弾の場所を特定し、回収、しかし犯人に言われた爆弾の数には一つ足りず警察は必死に探した~


久瀬「流るる葉の理に…流るる葉…ナハ……那覇!!!????そうか!!!!犯人はスタジアムを日本列島に見立てて爆弾を置いたんだ!!!!つまり最後の一個は那覇の位置、おそらく…ココだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


(あらわになるタイマー式の爆弾)


キミジマ「あった・・・・・・」


久瀬「でも先輩もう時間がありません!!!!!早く出ましょう!!!!!!」


キミジマ「ダメだ!!!!まだ観客が残っている!!!俺が外す!!!お前たちは出ろ!!!」


由美子&久瀬「キミジマさん・・・!!!!」


キミジマ「行け!!!!!!!!!!」


(観客を先導しながら外へ避難する久瀬と由美子)


キミジマ「線は二つ、‘‘黄色‘‘か‘‘茶色‘‘・・・ヘッ、珍しい二択だな。。どちらか正解を切れば止まるってやつか・・・・チッ…(ポケットから次のサッカーの試合のチケットを出す)せっかく由美子を誘おうと思ってたのによ…これじゃさよならも言えずに消えちまうかもしれねえ。そんな事になったら久瀬に俺が由美子さん誘うのをビビッて‘‘トガって‘‘消えたみたいに見えちまうな…。フッ。さて、どっちが明日へのチケットなんだ…?」


外へ出た久瀬「(無線)先輩!!!!!!今からでも出てください!!!!!!先輩!!!!!!!!」


由美子「キミジマさん!!」


ピッ

ピッ

ピッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(体を丸まらせる久瀬と由美子、爆発が起きない)


久瀬「先輩!?!?先輩!!!!!!!!!!!!!!」


由美子「キミジマさん!!」


キミジマ「ヘッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(仰向けになりながら)どうやらサッカーの神様は、‘‘スパイクと同じくらいトガったモノを好きな奴‘‘が好きらしい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


久瀬「わかりにくい!!わかりにくいっすよ!!!!!!!!!泣」


~合流した三人~


由美子「キミジマさん、どっちの色を切ったんですか・・・?」


キミジマ「え?ま、まあそれはいいだろっ 照」


久瀬「は?なんでですか??」


キミジマ「うるせえんだよ!!!次の事件が待ってるぞ!!!ったく…」


~後で由美子さんが居なくなったあとに聞いたら先輩は『黄色』と答えた。なぜかと聞くと『黄色はバナナの色で、バナナは食物繊維が沢山入っててお腹にいいから、由美子さんに食べて貰って沢山野グソをして欲しいから黄色にした。茶色は糞の色で、糞を切って由美子さんの糞を途切れさせたくなかったんだ。』と先輩は答えた。聞かなければ良かった。なんだこいつら。とりあえず今回もありがとう由美子。~


(草むらでトガる由美子)


由美子「(夜空見上げながら)いやね・・・女糞(めぐそ)の出が悪いわ・・・・・・キミジマさん・・・・・こうせつさん・・・・・・・・・・私の恋のルーレットのトガッた矢がグルグルと回ってる、、、一体どっちに止まるの・・・???
いえ・・・・・そうじゃないわ・・・・・・・・
わたしは一体、‘‘どっちに止まって欲しいノ‘‘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」



第九話『不思議の国のトガス』


キミジマ「ぷはァーーー!うまかったなあ!豚の骨を全部割って尖らせてから出汁をとる‘‘トゲトゲ豚骨ラーメン‘‘!!!」


由美子「ええ。美味しかったわ。」


キミジマ「そうだ。ほら。これ、プレゼント。」


由美子「パトカーのキーホルダー?」


キミジマ「ほら、パトカーも角が丸いだろ?手錠も丸いし銃の弾丸も意外と丸い。いつでもトガってるお前には頼りないよな。ハハ。
でもいつでも駆けつけるよ俺。トガッたお前にはこんな腹まで丸っこい俺の世話にはならないかもしれないけど、お前に何かあったら俺が絶対助ける。これはその証(あかし)だ。」


由美子「キミジマさん…」



~その夜、由美子は姿を消した。~


~現場には由美子の糞とテントがあり、その小型カメラを見た所、いつものように殺人現場を目撃している由美子が映っていた。しかしここからがいつもと違った。犯人が被害者を殴ろうとしていたそのとき由美子に気づいて、即座に‘‘テントを張った‘‘。由美子には一つ弱点があった。テントを張られると、現場が見えない。由美子は殺人現場を目撃するためにテントに入り、テントの中でトガろうとした。しかしそれこそが犯人の罠だった。犯人の目的は被害者ではなく由美子であった。由美子の前でテントを張れば中に入ってトガずにはいられないことを犯人は知っていた。犯人はテントの中でさらにひとまわり小さいテントを張った。由美子はまだ現場を目撃していない。追わずにはいられない。さらに小さくなったテントに入って隅っこでトガろうとした。しかし中には入るとすでに今居るテントよりさらに小さいテントが張られていた。由美子は罠だと思いつつも入る他選択肢が無かった。それを繰り返していくうちに、テントがミクロを超え、この世から消えてしまった。~


キミジマ「由美子ーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


久瀬「こんなことが・・・・」


~うなだれる2人、犯人の罠にかかり被害者と共に消えてしまった由美子。現場をいくら探そうとそこには居ない。小さいからとかでは無かった。クッキリとこの世から違うどこかへ消えてしまったようだった。そう、それはまるで不思議の国のアリスのように。~



最終話『月に花、尻に骨。』


キミジマ「由美子ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


久瀬「どうすればいいんだ・・・」


こうせつ「どうやら、‘‘オシマイ‘‘と‘‘トリチガ‘‘ってるんじゃないかお前ら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」


久瀬「こうせつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でもお前に何が出来る・・・・!!」


こうせつ「由美子は何かお前らのモノを持っているか?それがあれば俺のトリチガいで追える。」


久瀬「流せるポケットティッシュはあげたことはある。もう野グソするなって。」


こうせつ「それじゃダメだ。もっと想いがこもってるもんじゃないと思念が追えない。」


キミジマ「・・・・・ある・・・。キーホルダーだ。今も持っているかはわからないが。でもどうやってトリチガうんだ?」


こうせつ「まずお前にそのキーホルダーを思い浮かべてもらう。お前のおでこと俺のおでこをつけお前の思念から出た糸を手繰り寄せながらお前に向かって立ちションをする。一つ注意がある。俺は立ちションするときに‘‘ガリレオの福山雅治みたいに何かを閃いて地面に何か書くフリ‘‘と‘‘米津玄師の感電のPVの最初の動き‘‘と‘‘ニカルフィの動き‘‘を5秒ごとに繰り返す癖があるからそれに合わせてお前も上下左右追ってきてくれ。特にニカルフィの時の俺はやばい、予測出来ない。めちゃくちゃ笑うし。米津の感電の時も笑うけどニカルフィの俺はもっとやばい。雲の上であひゃひゃひゃひゃひゃ!!!って笑ったりもする。たまにだが、‘‘GTOの鬼塚が生徒の家の壁をハンマーで壊す時の動き‘‘もする。おでこが外れると思念の糸が追えなくなるからおでこが外れないようにしっかり追ってきてくれ。手繰れたら『チンピピ三千世界』と言うから、お前はその後テントを張るんだ。俺がお前を追ってそのテントに入る。それからはこれを繰り返すことで由美子と同じ空間に辿り着けるはずだ。」


久瀬「なんで残尿が多いだけの立ちションじじいがそんなことできるのかはこの際置いておいて、途中の癖はお前がやらなきゃいいだけの話しだろ。」


キミジマ「やってくれ・・・・」


久瀬「先輩!!」


キミジマ「俺の尻はまだ尖っちゃいない。俺がトガらせれるのはこの刑事魂だけだ。少しでも希望があるなら試すのが刑事だ。」


久瀬「先輩・・・」


~こうせつはキミジマとおでこをピッタリとつけ立ちションを始めた。ションベンがキミジマのスーツにかかってびちびちと音を立てている。真剣な表情でキーホルダーを思い浮かべるキミジマ。こうせつはやがて‘‘ガリレオの福山みたいに何かを閃いて地面に何か書くフリ‘‘をしたと思ったら急に立ち上がって‘‘米津玄師の感電のPVの最初の動き‘‘をした、笑ったり後ろに走ったりズンズンという動きやカクカクした動きをしたりした、そのあとの‘‘ニカルフィの動き‘‘が凄まじかった。上下左右全ての方向に動きまくっていた。え~~~~~!!????とか言って自分が立ちションしている事に驚いて目が飛び出していた。それにとにかくあひゃひゃひゃひゃひゃ!!!と笑っていた。手をおでこに当てて大股開きであひゃひゃひゃひゃひゃ!!!と笑っていた。おでことおでこをぴったりとくっつけなければいけないのでキミジマはおでこに持っていってる手を必死に振り払っておでこを擦り寄せていた。普通に上空にジャンプして雲の上に消えて雲だけ見えてる上空であひゃひゃひゃひゃひゃ!!!と笑い声が聞こえてる時間があった。それでもキミジマは必死に喰らいついていった。おでこを離さぬよう持ち前の刑事魂でこうせつニカルフィの服を掴んで上空までついていった。こうせつニカルフィは「すっげ~~~~~~~~~~~~ッ!!⤴⤴⤴」と言っていた。その後、地面に降りた後急に「チンピピ三千世界」とこうせつが言った。久瀬は「チンピピ三千世界」って言ったらなんだったっけ?と一瞬思ったが思念の糸が手繰れたという事を思い出した。キミジマがすぐさまテントを張り、そこからは久瀬は小さくなっていくテントをしかと目撃するしかなかった。~


~ある空間~


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォオ・・・・・・・・


由美子「はあ!はあ!はあ!あなたは誰なの!?」


チェンジング白山「私は・・・・・・・・・私はチェンジング白山・・・・・・・・・・・。カンニング竹山の正当クローン人間。でも性別は女。博士に女に変えられたわ。クローン人間は表に出ていけない。自由なんてない。この通り、見た目はカンニング竹山。外を歩けばすぐに騒ぎになってしまうわ。でも一度、たったの一度外出を許されたの。産まれて初めてこの目で外を見たわ。夜空と花がすごく綺麗だった。その時よ、あなたが野グソをしていた。すぐそこで。下痢だった。『ウ~~~~…夜空で腹が冷えるデござル…』と唸っていた。私のたった一度の外出の感動をあなたは奪った。その後私を作った組織が壊滅、私は世に放たれた。でも表に出る事は出来ない。あなたみたいに自由に生きれない。あなたが憎い。私もあなたみたいにトガりたかった!!だからあなたと一緒に消えるの!!!!!!!!!!!!!!!!そしたら最初からあなたもわたしもこの世に居なかったみたいになるでしょ!!!!!!!!!!!!
そんな世界に変える、それが私の名前の理由よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


由美子「間違った方向にトガってしまったのね・・・、でもその人は関係ないはずよ。元の世界に返してあげなさい。」


ぐったりと気絶している被害者


チェンジング白山「うるさい!!!!!!!!!!!!うるさい!!!!!!!!!!うるさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!うるさああああああああああい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ナイフを振り下ろす)」

パンパンパン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


銃弾がチェンジング白山の手に当たる。


チェンジング白山「ッッッッツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


キミジマ「由美子!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


こうせつ「‘‘助けなんて来ない‘‘と、‘‘トリチガ‘‘ってないか!?!??!??!?!??!??!??!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


由美子「キミジマさん!!!!!!!!!!!!!!こうせつ!!!!!!!!!!!!」


キミジマ「言ったろ?何があっても絶対助けに行くって。」


由美子「うんッ!!!うんッ!!!泣」


こうせつ「(2人の顔を見て)…どうやら完敗みてえだな。。
オイラおチンポおじゃま虫ってこった。
へへっ、コレばっかりはトリチガってねえってわかるぜ。。」


チェンジング白山「くう・・・・私はタダ・・・・タダ自由に生きたかったダケ・・・・・・・・」


由美子「・・・・・・ねえ聞いて?トガるのも楽しい事ばかりじゃない。皮と骨だけになってホントのジブンが剥き出しになる。それでお尻がトガる。全てが剥き出しになる。心も身体も剥き出しでトガるの。恐いわ。とっても恐い。ダメなんじゃないかって。いつかトガってる途中に世界からポーン!と弾き飛ばされるんじゃないかって不安で押しつぶされそうになる。通学中の学生も驚かれるし、警察にも止められる。でもやるの。世界がこうしろと言ってるんじゃなくてワタシがやりたいから。自由を掴むのも勇気がいるのよ。あなたは間違った方向に勇気を出しただけ。」


チェンジング白山「うううぅウゥウゥウウうううう・・・・・・・・・・・・・・!」



~こうして被害者を含めた5人は元の世界に戻ってきた。チェンジング白山は殺人未遂で逮捕された。世界にチェンジング白山の存在が明らかになって、カンニング竹山もその瞬間チェンジング白山の存在を知った。その後カンニング竹山は記者会見を開き、カメラに向かって「おいチェンジング!!!お前変わったやつだな!!!!!!!変わったやつは、サンミュージックへ、来い!!!!!!!!!!!!!!」と叫んだという。チェンジング白山はその時初めて世界が変わった事を感じたという。
キミジマと由美子は結婚した。プロポーズの言葉は「あなたのトガりに刺さらせて下さい」だった。よくわからなかったが由美子はOKした。由美子はその後トガりに磨きをつけようと、トガった棒を操る仕事、オーケストラの指揮者になったり、エベレストに登って山頂でトガったり、アメリカの自由の女神の頭のトガった帽子の上でトガったりした。~








【三か月後】





キミジマ「被害者の死亡推定時刻に被害者が監視カメラに映っているだと!?!?」



久瀬「クソ!!!!!!!!!一つ進んだら一つ重大なアリバイが立ちはだかる!!!!!どうしたらいいんだ!!!!!!!!!

クッ・・・こんな時由美子さんが居たら・・・・・」



キミジマ「今は無理だ。恐らく北極の氷の中でトガる事に挑戦すると言って・・・・・・」




「あの~~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




後ろの方で恐る恐る手が上がる





これだ







俺たちの丸まった背中はこれを待っているのだ。







しょうこりもなく、情けないけれど、この一言を待ってしまっているのだ。






「またわたし、、、‘‘トガっちゃった‘‘んですけどォ…?」

















~完~













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