見出し画像

#186 中2娘から母の日にもらった『ありがとう』

母の日だからって
特に何かをする訳ではない我が家。

私の母は必ず《何かちょうだい!オーラ》を
全面的に出してくるので
父と母の行事や誕生日には『〇〇しなければ』と

お尻を叩かれている気持ちになるのが
私は嫌で…あえて行事に関係ない時に

私がありがとうを伝えたい時に気持ちや
プレゼントをするようになってた。

だから我が子にも義務的に強制的に
《ありがとう》を言わなければいけない!!

何かプレゼントをあげなければいけない!!と
ならないように

何もしないでほしい!!家族が元気で笑顔なら
それで◎と伝えてしまう。

本来…こんな言葉もいらないのこもしれないけど
私は何もしてほしくないんです。

きっとこの感情の中に私の心の闇なるものが
かくれているような気がするんだけど
長くなるので今日はそこには触れません。
私はこんな自分の謎解きが大好きなんです。

話を戻すと…

今年も4月の下旬からどこへ行っても母の日の
文字が目について目に余る情報に目を背けたくなるへんな私がいるんたけど今年もいつもと変わらず私は母にプレゼントを渡す。

そのすぐ後に母は私に『次は父の日だね』と
忘れないようにと必ず念を押す。

モヤモヤっとした感覚が残る中…

今日も1日が終わろうとする時間。

『おやすみ』と言いながら
私は娘2人と手と手を合わせる事が
当たり前の習慣になっている事に気づく。

いつものように手と手を合わせたその瞬間に

いつもはツンツン、プンプンしている思春期の
上の子から『お母さん!いつもありがとう』と

全く予想もしなかった言葉が
私の耳に届いて、それが心に伝わって
私の心は強く揺さぶられ泣きそうになる。

私は物よりも言葉が何より嬉しいんだな…と。

強く感じた夜でした。

《人の心が動く言葉》

この力強さと強烈な幸せ間に浸りながら

私は母の日の夜ぐっすり眠るのでした。

それでは今日も心穏やかに

ポジティブでありますように。

#創作大賞2024
#エッセイ部門

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?