多肉植物をインテリアに!初心者におすすめの多肉植物も紹介
「多肉植物」という名前を聞くだけでは種類が多くてピンとこないかもしれせんが、オシャレなカフェやホームセンターなどで誰でも一度は見たことがあるはず。
多肉植物は可愛い見た目と手入れのしやすさからインテリアに取り入れる人も多く、近年人気が増しているんですよ。
この記事では多肉植物の魅力やインテリアにぴったりの多肉植物、お手入れ法について見ていきたいと思います。
おすすめの飾り方についても紹介しているので、気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
多肉植物とは
多肉植物とは、簡単にいうと葉・茎・根に水分を蓄えている植物の総称。
お客様と接していると「食虫植物」とごっちゃになっている方もいらっしゃいますね。虫は基本的に食べません!笑
主に砂漠や海岸などの乾燥地帯に生育し、過酷な環境のなかで成長しています。
外見は丸っこかったり細長かったり花みたいな形だったり、一見同じ植物とは思えないほど多種多様。
色も緑、赤、紫、黄色など鮮やかなものが多く、見ている人を楽しませてくれます。
多肉植物がインテリアにおすすめの理由
可愛らしい見た目で、そばに置いておくだけで毎日が明るくなりそうな多肉植物。
実はインテリアに取り入れるのにぴったりなんです。
お世話が簡単
多肉植物は乾燥に強いため水やりの回数は少なくてすみます。
そのうえお手入れの手間がかからない育てやすさが大きな魅力の1つ。
多肉植物はこんな方にピッタリなんです。
ズボラだけど植物を育ててみたい
初心者だから失敗したくない
ぜひ、ご自身にぴったりの多肉植物を探してみてください。
インテリアとして置くことで「空間がワンランクアップ」
デスクの片隅や窓べりに多肉植物が1つあるだけで、一気にオシャレに見えます。
サイズ的に小さい品種が多いので、ごちゃごちゃさせたくないミニマリスト思考の方や、軽い気持ちで取り入れたい方にもおすすめ。
小さいながらも存在感は抜群なので、自分だけのオリジナルインテリアとして楽しむこともできます。
癒し効果がある
緑の自然があふれる場所にいると、なぜか心が穏やかにリラックスした気分になりませんか?
実は植物を見ることで脳はリラックス状態になるといわれており、ストレスの軽減や緊張緩和などに一役買ってくれる点も嬉しいですね。
そのほか「やる気や集中力がアップしたり、仕事の作業効率アップも期待できたりする」という研究報告もあるんです。
国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が運営する電子ジャーナルプラットフォームである「科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE)」の研究によると、植物はストレス緩和効果があることが分かっています。
参照::https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/32/1/32_1_247/_pdf/-char/ja
以下のような報告、効果も確認されているのでぜひ参考にしてみてください。
風水効果がある
多肉植物には実は風水の効果もあり、全体としては金運・恋愛運アップの運気があると言われています。
ほかにも葉の形状によってさまざまな効果が期待でき、以下の効果が期待されています。
丸い葉を持つ多肉植物は悪い気を穏やかにする
尖った葉を持つ多肉植物は邪気を払う
葉が上に伸びる多肉植物は運気を上昇させる
デスク周りやインテリアにおススメの多肉植物4選
多肉植物は種類豊富でそれぞれ魅力があるため、選ぼうとすると目移りしてしまうのではないでしょうか。
初心者でも育てやすく、かつデスク周りに置いたりインテリアとしての役割を果たしてくれたりする品種を選ぶと満足度も上がります。
エケベリア属
エケベリアは多肉植物を代表する品種で、もっともメジャーな多肉植物と言ってよいでしょう。
ロゼット型と呼ばれるバラのように美しい見た目をしていていて、秋に紅葉する種類や花をつける種類もあります。
紅葉種は全体的に赤みがかった色になり、葉先もピンク色や赤などに染まってとてもきれいですよ。
花をつける品種もあるのでお気に入りを見つけてみてください。
ハオルチア属
ハオルチアはなんと約500種類以上あるといわれていて、葉が硬く尖った「硬葉系」と、柔らかく透き通った「軟葉系」の二つに大きく分けられます。
硬葉系はザラザラとした葉やごつごつした手触りの葉をしている一方、軟葉系はぷっくりとした見た目でツルツルしています。
多肉植物のなかでも強光を好まないので、室内で育てやすいといえるでしょう。
グラプトペタルム属
グラプトペタルムは多肉植物のなかでも特に丈夫で強いといわれています。花のような可愛い見た目に反し、暑さ・寒さ、強い日光にも負けません。
グラプトペタルムは星形の花を咲かせることがあるので、お世話の励みになりそうですよね。
セダム
セダムは丈夫でプニプニした見た目が可愛らしいことで人気のある多肉植物です。
暑さに強いだけでなく、冬も霜や凍結がなければ屋外での越冬も可能。
イエロー系の品種もあるため、寄せ植えした時ときのアクセントにもなりそうです。
おすすめの飾り方
多肉植物は育てるだけではなく、いろいろなアレンジをして飾れる点も人気の理由の1つ。
SNS映えするようなオシャレな飾り付けにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
寄せ植え
小さな多肉植物をいくつも植えると何ともいえない可愛らしさがあります。
さまざまな形や色が集まると、まるで一つのおとぎ話の世界のように見えるでしょう。眺めているだけで癒されるだけでなく、個々の成長を楽しむこともできます。
おひとり様植え
寄せ植えだと同じ鉢の中に水のいる、いらない、成長の遅い、早いなどがあり、買った時のままの姿を維持することが難しくなります。
そこでおススメなのが「おひとり様植」です。一種に一球入魂。植物の個性と鉢を合わせることでその植物の魅力を引き出し、愛着も深まります。
1種類だけちょこんとしたものを複数並べるのもよいですし、数種類を取り入れてコレクションのような気分で作るのも面白そうですね。
水やりのときは一度、水をあげた後に余分な水を出してあげてください。
リース
可愛らしい多肉植物がリース飾りになると空間がより明るくなります。立体的に飾れるのは多肉植物ならでは。
置いて飾っても、もちろん壁にかけて飾っても素敵です。
ハンドメイド通販等でも沢山売られていますが、ホームセンターで売っている材料で自作もできるので興味ある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
お手入れ方法
気に入って取り入れた多肉植物なので、元気に育ってほしいですよね。
正しいお手入れ方法を知っておくことで、末永く愛着を持って育てられます。
水やり
多肉植物は乾燥地帯に自生しているので、水やりは他の植物に比べてかなり控えめで大丈夫。土が乾いたら「鉢の1/3を目安に」しっかりと水をあげてください。
土の底まで水を通すことで、根っこの伸びを促進させ、水分と栄養を十分に吸収できる状態をつくり出せます。
夏の気温の高い時期は、夕方や夜の涼しくなってきた時間帯に水をあげてください。これは、朝昼に水やりをすると、その水が土内で温まって蒸れてしまうことを防ぐためです。
逆に寒い時期には暖かい日中に水やりをし、その後は風通しのよい場所で乾燥させましょう。
早朝や夜間の寒い時間帯に水やりをすると、水がなかなか乾かずに根腐れを起こす可能性があります。
鉢の植え替え
多肉植物の根っこを良い状態にしておくために、定期的な植え替えをしましょう。目安としては1年から2年に一度、成長の様子を見ながら行ってください。
市販の多肉植物専用の土や鉢は、ホームセンターなどで売られている物を使用すれば問題ありません。
新しい鉢は大きすぎず、小さすぎないサイズを選びましょう。
植え替え後は、根っこが安定する1週間から10日後に水やりをします。
置き場所
ハオルチアなどの特定の種類を除き、ほとんどの多肉植物が日光を好むので、真夏の日差しが強烈なときでなければ、日光が当たる場所に置いてあげるう良いでしょう。
室内のインテリアなどとして育てている場合も、時々は日光が当たり風通しがよい場所に置いてあげましょう。
通気性が悪いと、根腐れやカビが発生してしまう可能性があるので注意してください。
まとめ:多肉植物をインテリアに取り入れてみよう
多肉植物は可愛らしくて個性的な形のものが多く、インテリアとして無造作に置いておくだけでもオシャレ上級者感が出せます。
「ディスプレイ感覚で楽しめる多肉植物」をインテリアとして取り入れて、空間を素敵に変身させてみませんか?
植物を飾ってみたいけれど枯れてしまうのが心配な方も、お世話が大変そうで二の足を踏んでいる方もぜひ多肉植物を検討してみてください。
今やあちこちで手軽に入手でき、初心者でも育てるのが難しくないときたら試さない手はありませんよね!
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