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『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』2期1話を語る。

蕩です。スパスタ以来。推しは彼方ちゃんとせつ菜。

ついに「虹ヶ咲」の2期が始まったことに感動を覚えて号泣の嵐どころではありません。正直なところ、言ってしまえば"たった30分"にここまで感情を揺さぶられることがあっていいのか…いいんです。最高の塊の鎌足。

自分はラブライブにハマって間もないです。
それでも自分にとって心を揺さぶってくれる大切な作品になっていますし、こうやってスパスタ同様に毎話ブログを書こうなんて事を始めようとしています。

2期決定ありがとう。でも13人になるのは…って。
新キャラ登場やアプリ展開の都合で様々な不安を抱えている方も沢山いたと思いますけど、自分は何故か不思議と安心していたところがあったんですよね。

そんなテスト前日の得体の知れない自信のようなものを証明してくれたような気がした"1話"をお話します🌈

最後まで読んで頂けたら幸いです。
いや絶対に読んでくれ。頼む。抱き締めるから。
ということで、よろしくお願いします🌈

「新しいトキメキ」

絵コンテ:河村智之
演出:尾上皓紀, 河村智之
ダンスパート演出:ほりうちゆうや
脚本:田中仁

総作画監督:横田拓己, 冨岡寛, 山本亮友, 渡邊敬介
作画監督:市原圭子, 栗原裕明, 永山恵, 吉田和香子

©2022 プロジェクトラブライブ!
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

いや…何が始まったのか全然わからない幕開け(笑)
まさか第2回スクールアイドルフェスティバルの告知映像から入るとは思っていなかったのですが、1期OPのスーツ姿を取り入れているのが個人的には結構好きです。

後ろで「虹色Passions!」が流れてるのもあって、1期OPのセルフメタパロディ的になってるのが地味な小ネタというか面白い仕掛けかつ"皆が気づく"ってところも、インパクトが強い最初に持ってくるにはピッタリです。

スマホを見ると🫣🫣🫣ってなるような人間にされてしまったのは自分以外にもたくさんいますよね、ここにもう一つのスマホが重なってい…ないです安心です。

1期の着信音は歩夢ソロ曲の「夢への一歩」が設定されていましたが、2期は歩夢ソロ曲の「開花宣言」に変わっているのも何か良いと言いますか、「活動も進んで楽曲が増えたのかなあ」なんて想像が膨らんでしまうのもまた魅力的な仕掛けな気がしますね。最高でした。

学生証も1期の円盤特典として付いてきたやつと同じデザインになっていて、それが作品中に登場するっていうのもファンとしては嬉しい気持ちになったカット。

小ネタの嵐が続きます。これ読んでて楽しいのか🫠
あとの小ネタ集は他の方にお任せします(笑)

侑ちゃんの部屋の壁に飾ってある写真は虹ヶ咲の3rdライブのジャケットになっているんですよね。このライブはアニメ準拠だったことも含めて「スクールアイドルフェスティバル」が成功したこと、その世界線がちゃんと繋がっていることを教えてくれるので、助かります。

と…思うじゃないですか。自分が浅はかでした(笑)
同好会メンバーの並びはアニメのスクールアイドルフェスティバルと実際の3rdライブで同じですが、アニメの方の背景はスクールアイドルフェスティバルの舞台になっていて、3rdライブジャケットの背景は現実のステージと同じ舞台とか、アニガサキのスタッフ陣怖い🫠

世界線が繋がってるどころか、融合してますね。
アニメと現実の世界線が混ざって1つになるのやばい。

「会いたかったわ〜!!!!!!」

さてさて、そろそろ本題に入ります。
ついに新キャラである"ランジュ(鐘嵐珠)"が登場するシーンがやってきましたね…って、勢い余って隣の侑ちゃんに抱きついてたら大惨事になっている未来しか見えない展開になっていましたが、これだけでランジュは"周りが見えないくらい好きなものに夢中になる"みたいな性格が伺える芝居になっていたのが良かったです。

この後にランジュは同好会のミスを払拭するよう、いやきっと"自分の実力を見せつけるよう"に校内で圧倒的なライブパフォーマンスを唐突に始めますよね。

やっぱりそうゆう「我が強い…でも実力は本物」みたいな部分に説得力を持たせる、違和感なく展開することを考えてみると、こうゆう奔放な面を最初から大胆に提示していくスタイルはとても噛み合っていた気がします。

「かすみちゃんに"任せて"、チラシ配りに行こうか」

こんな些細なセリフに芝居挟むのやばくないですか。

最終的にランジュは「誰かに支えられなきゃ…」という台詞を吐き出しますよね、だから歩夢が「任せて」なんて他人に躊躇なく頼ろうとする発言に対して疑問を抱くような表情変化を見せてくるあたり、細かすぎる。

どんな部活に入っててもいいし、入ってなくてもいい。
ニジガクの生徒じゃなくたっていい。
いろんな人達が「好き」を伝え合えればいいなって。

私はスクールアイドルから夢をもらったんだ。
だから今は、夢をくれたみんなを応援したくて、
同好会にいるんだ。
(侑ちゃん)

私も同好会の皆も侑ちゃんやたくさんのファンに
支えてもらっているから、
スクールアイドルでいられるの。
(歩夢)

でも。一言一句そう。本当にこれ。これが虹ヶ咲🌈
スクールアイドルフェスティバルは気持ちがあれば誰だって参加出来るものなんですよね。

「いやいや…気持ちだけで出来るなら苦労しない」って思う方もたくさんいると思いますし、スクールアイドルになる事だけを考えたら、実際はその通りです。

ただ、"スクールアイドル"じゃなくてもいいんです。
もちろんスクールアイドルとして参加するのが何よりも夢を叶えていそうに見えますが、実際は侑ちゃんを含めた裏側のスタッフとして参加するのもアリ、それ以外にも単純に「好き」だから応援するためにお客さんとして参加するのもアリなので、"気持ちだけで参加"はできる。

実際に私はラブライブを観てて「自分も同じステージに立って輝きたい」とは思いませんけど、ライブに参加して素敵な空間を作る一部になりたいくらいの夢を見ることは全然ありますし、チケットが当たって参加できた時には「くぅぅぅ…!!!」って気持ちになりました(笑)

そうやって演者と裏方とファンがそれぞれに夢を見て支え合っているからこそスクールアイドルフェスティバルは成り立っているものであり、だからこそ、歩夢の「支えてもらっているから」は嘘偽りない言葉に変わる。

同好会メンバーは1期でこの事実を証明しているから説得力が段違いなんですよね。だからこのままの場合はランジュの発言が弱くなってしまうので、考え方の対決関係は成立しなさそうなのですが……。

皆をここに。釘付けにすればいいんでしょ?

虹ヶ咲は"画面を超えて繋ぐ関係性"がある。
そういう風に紹介ツイで書いたんですけど…。

この娘。いきなり飛び越えてきちゃった。
同好会だけじゃなくて、私たちにも言ってますよね(笑)

自分なら口が滑っても言える気がしません。
こんな台詞は自分に対して相当な自信がない限り言える日は来ないですし、ハードルを上げることで評価が厳しくなってしまうから避けたいところなのに、この言葉をわざわざ吐き出して披露するパフォーマンスとは…。

あまりにも絶対的なパフォーマンスに唖然。
言葉を失うくらい最高でした。実力で君臨する姿。
最強の好敵手を証明してる。魅了の化身の誕生。

上側の画像では"腰"などを基準に身体をしならせることで印象づけられる曲線美から"妖艶さ"を連想することができますよね。一方で、下側の画像は"肘や指先"までピンと伸ばしているメリハリの良さから"気品"を感じられるのではないでしょうか。この振り幅がたまらん。

これはとても個人的なお話です。
同好会とは"考え方"の違いで対決関係を生む展開に踏み出そうとしていますが、やっぱり単純に「〇〇だろ」と言い争いをするだけでは物足りないというか、それなら成功を1期で獲得した同好会の圧勝です。

ただ、"こうゆう曲調や振り付けをしている同好会メンバーはいない"って事からも"同好会との違い"を見せつけることに重ねて、それが圧倒的で皆を魅了することができるパフォーマンスである事実から「この魅せ方を持っての言い分なら間違いとは言い切れない」っていう"自信と自身の存在"を提示できたこと。これが強すぎる。

そして。もうダメ押しのカメラワーク。震撼。
「私だけを魅なさい」「視界には私だけで十分」と言わんばかりに"画面のほとんどを掌握して全周囲からランジュという存在を魅てもらう"っていう、そういう欲望の塊を魅せつけるようなカメラワークに見えませんか…?

物語における伏線を利用したり、意味が含まれる道具を用いる演出もキラキラで輝いていて実力の内にあるのは間違いないんですけど、ランジュの言い分は「誰にも支えられずに私だけで成立させる」的なことなので、画面いっぱいの"私だけ(=ランジュだけ)"で成立してしまうパフォーマンスを成し遂げたことで結果的に、ランジュの考え方も"嘘偽りなく魅せる(ランジュにおいての話)"。

やっぱり最後には同好会の考え方の素晴らしさに気づくような展開があるとしても、お約束的に作中の登場人物だけが「こんなにすごい実力を…」って認めるだけの上辺チックなノリにするのではなく、画面を超えて私たちも頷かせてしまう証明をしたことで、今回の物語の大事な要素に関わる"対決関係"を堅く建築する第一歩へ。

私は誰よりも皆を、
夢中にさせるスクールアイドルになりたい。

アイドルがファンに夢を与えるのは素晴らしいことよ。

でも…与えるだけでいい。
誰かに支えられなきゃ、
パフォーマンスもできないアイドルなんて情けないわ。


スクールアイドルフェスティバル出場には
鐘嵐珠、個人として申し込んでおく。

もう一度聞くわ、侑。
あなたはどうして同好会にいるの?

圧倒的なパフォーマンスで魅了した後の言葉たち。
ランジュは"誰よりも皆を夢中にさせるスクールアイドルになりたい"って夢を持っていて、実際に初見の周囲を惹きつける実力を備えているから実現可能なものに聞こえてきますし、そうゆう夢を持っていること自体は否定をするどころか、本当に素敵なことで大好きです。

だからランジュを否定する気は欠片もなくて。
でも。彼女は矛盾を抱えていると思ってて。

彼女は1期のアイドルとファンがそれぞれに"夢を与えたスクールアイドルフェスティバル"に憧れて、私もあの場所でパフォーマンスをしたい気持ちになった時点で、それはもう"ファンがアイドルに夢をもらっている"ことを肯定しているというか、演者と観客が相互に夢を与え合っている"夢の空間"に憧れたと同意なんですよね。

だからこそ、物語が進んでいくうえで彼女がこの事実に気づいた時が成長する瞬間で、その時に彼女が真っ直ぐに見据えている"誰よりも皆を夢中にさせる"って夢を叶えることができるんじゃないかなって。何となく。

一方で。侑ちゃんへの問いかけが突き刺さる。
スクールアイドルにトキメキを感じてもスクールアイドルにはならず、存在を応援することで"自分もまた新しい夢を見つける(=音楽科の道)"のは素敵な話でした。

ただ、侑ちゃんは歩夢との会話で音楽科におけるテスト関係で赤点を取ってたり、夢に対して全力疾走できている状態では全然ない現状を話してましたよね。

同好会を通して見つけた"夢"を追いかけることが蔑ろになっているだけでなく、むしろ同好会に在籍して夢に向かって駆け抜けることができていないとしたら、それは侑ちゃんの夢にとって"同好会がデメリット"になる。

背景も現状も知らないランジュが言う破壊力。
彼女はトキメキを感じてわざわざスクールアイドルをやるために来て、実際に夢を叶えるよう初めてのパフォーマンスで周囲を魅了できるほど努力していて、そんな彼女の見透かしたような「どうして同好会にいるの?」という言葉は内角低めのストレート。脚本が強すぎる。

ここで普通に幕引きだと思いました。
次回へのフックには十分すぎる言葉なので(笑)

確かに。ランジュちゃんはすごいよ。
ライブでも言葉でも、
あんなに堂々と自分を表現できて。

でも。
やりたい事をやりたいって気持ちだったら
私だって負けてないつもり。


今はまだ全然だけどね。
私だって私のやり方で、
この同好会で夢を叶えたいって思ってる。

はあ〜〜〜。侑ちゃん。最高すぎる。表情が良い。
まだ1話ですからね。全然困っていいんですよ。
だから展開的にはランジュの言葉で終わりにするか、ランジュの鋭利な言葉が図星で悩むような表情を浮かべて終わりにするのが定番な気がするじゃないですか。

高咲侑。ほんとに。ほんとに最強すぎる。
全く困ったような表情を浮かべることもなく、自分の気持ちが揺らいで適当な言葉が見つからない様子も一切見せることなく、ただ真っ直ぐにランジュを見つめて彼女の素晴らしさを肯定した後に、「私だって負けてない」と宣言できるのが侑ちゃんの信頼。1期の積み重ね。

"侑ちゃん(=ファン,あなたちゃん)"の面もあるので。
もちろん個人的にはランジュの言い分や夢が全て間違っているなんて思っていませんが、やっぱり侑ちゃんを含めた同好会のやり方が私には合っていて素敵なモノと言える自信があるからこそ、侑ちゃんが私の気持ちを代弁してくれる姿が清々しかったです。本当にたまらん。

絶対に同好会と音楽科の両立を叶えてくれる。
でも、侑ちゃんは音楽科に関して赤点を取る等の奮わない結果は事実なので、「今はまだ全然だけどね」って言葉の通りに、これから侑ちゃん自身が自信を持って「私だって負けてない」理由を話せるようになるまでの成長を見届けられたら、幸せですね。

その時はきっと。侑ちゃんの成長を見たらきっと。
同好会メンバーもこれまで以上に。
ランジュだって今よりもずっと輝くかもしれません。

どうでしょうか。この1話の完璧な対決関係の建築。
ランジュの"圧倒的な実力で周囲に夢を届けることこそがスクールアイドルの頂点として輝ける道"という偏り気味な考えは持ちつつ、洗練されたエンターテイナー。

一方で、侑ちゃんの"アイドルとファンが支え合うことで全員が輝くことが出来て夢を見ることができる"という笑顔に満ち溢れた、トキメキを満開にさせる姿勢。

対決しているのに、嫌な気持ちは全く湧きません。
どっちの言い分も理解を示せるところはあって、既に互いの言い分の中に説得力がある部分もあるんですよね。

ただ、まだ説得力が不足しているところ。
さらに広い視野で幸せを広げられるところもある。

虹ヶ咲が踏み出した新しい第一歩。夢への一歩。
トキメキが止まらなくて嬉しい限りです。
これから一緒に歩んで、笑顔が増えたら最高だね🌈

ライブ演出の考察

まだ続くのかって思いますよね。すみません。
自分でもここまで長くなる予想はしてませんでした。

ランジュのライブ空間において"鳥籠""水槽"が多く使われていたと思うのですが、基本的に動物園や水族館の中にいる生物に向かってお客さんが干渉することは出来ないことに対し、お客さんは動物園や水族館の生物を眺めて夢を鑑賞するっていうのは全然ある話ですよね。

これはランジュの理想と一緒です。
彼女は鳥籠や水槽の中で愚直にエンターテイナーとして夢を与え続けるだけの存在でありたい、観客から夢を与えてもらうような干渉なんて必要ないといった理想を表現しているとしたら、納得のいく演出に見えます。

一方で、着飾っているものの表情が見えない同年代か大人たちの横を通り過ぎて薙ぎ払う状況や芝居から、彼女が生きてきたであろう取り繕った過去背景を汲み取ってみることで、「こんな場所から抜け出したい」ような意思表示にも受け取れる気がするかなって。

そう考えてみると、彼女が理想として掲げるスクールアイドル理論としては"鳥籠"や"水槽"の中で観客には干渉されることのない"孤城のエンターテイナー"になるような気概を感じられる反面、彼女の見てきた世界はとても狭くて偏った可能性があるので、"精神的な部分が閉じ込められている"と解釈することもできます。

サビ前で鳥籠から水が溢れ出して、ランジュが「ここから始めるわ」と言っているように髪を搔き上げてサビが始まるのは圧倒的でした。これはもう完全敗北です。

ここまでの解釈を含めると、"水(=窒息,閉塞感)"からはスクールアイドルというトキメキのおかげで抜け出すことは出来たものの、"鳥籠の扉や鍵が開いてない(=誰からも干渉されずに夢は与えるだけの理想)"という思考から抜け出すことは出来ていないってことかも。

正解かどうかは物語が進んでいくうえで理解を深めることができれば構わないのですが、現時点で解釈する分にはきっと"絶対に理想を叶える"といった前向きで熱い始まりを予感させる一方で、彼女はどこか偏った思考から広い視点を認められない後向きな面も背負っているような現状というか、2つの想いが混じってそうですね。

最後はバーチャルアクアリウム(?)の頂点へ。
「孤城から見渡す景色」という歌詞も含めて、鑑賞される側の頂点に干渉されることのない孤独な状態で君臨するような締め方をしていました。いや。かっこいい。

あくまで妄想なので。実際はどうか謎ですけど。
そういった実力主義が凝り固まった理想を如何に精神的な面から柔らかく広いものに切り替え、孤城ではなく周りの"沢山の人に囲まれたお城"に居座る姿も見たい。

皆さんの感想や考察も聞かせてください。
ぜひぜひ、お話しましょう🏰

スクスタ関係の小話

アニメ勢だから。アプリの話はいらない。
そう考えてる方は、ここを飛ばして全然大丈夫です。

でもアニメを楽しむうえで大事な話もあるので。
ランジュは「スクスタ」というアプリで新キャラとして登場したのですが、これがもう大暴れしていて、同好会とは別に"スクールアイドル部"を勝手に設立から同好会メンバーを下に見るような発言と行動の嵐でした。

だから炎上っていうか賛否両論の"否"の声が相当大きくなっていたんですよね。私たちが大好きな虹ヶ咲の形を壊されていく感覚。ランジュが勝手に大暴れしているだけならまだマシですが、同好会メンバーの中にも影響されてランジュ側に付く者も現れて、あの温かい輪が切れていく様子は本当に読んでて苦しかったんですよね。

でも、ランジュの全てが悪いわけじゃなくて。
同好会に対する"好敵手"としての存在意義やポテンシャルは確実に備えていて、スクールアイドルをやる気はあるものの同好会とは方針が違うって存在がいるのは当然なことであって、そこに"実力"を持った彼女が証明していこうといった設定自体は素晴らしかったんです。

アプリは構成と過程を間違えてしまったんです。
同好会に対して嫌がらせだったり、ランジュにヘイトを集めるだけ集めて、最終的には大団円で仲良しみたいな甘い算段が露呈した展開を選択したのが致命的でした。

はあ…本当にアニガサキは全てを理解している。
1期でもアニガサキは"否定しない"ことが皆の前提にある中で物語を展開していたように、2期もスクスタ設定の根幹における"同好会と方針は違うもののスクールアイドルをやりたい気持ちは十分"であったり、"それを実力で証明していく気概"の要素は否定していません。

炎上したからと言って、オリジナルであるスクスタ世界線で登場した"ランジュのキャラクター性"を全て変えてしまうことは"否定"に繋がるのですが、こうやってスクスタ内でも認められるべき部分だけを綺麗に残していくスタッフ陣の方向性の妙に感謝するしかありません。

成長したら、自然と仲間もできるようになるよね。
「部活」と「同好会」で元のメンバー達を馬鹿にして分裂させるような汚点はお掃除して、ランジュが好敵手として最も輝くであろう「個人」と「同好会」の対決関係に仕向けてくれたのが完璧でした。ありがとうございました。

個人的に好きなところ

2期でも中須が大活躍してるの最高です(笑)
無駄に…って言ったら失礼ですが、全振りの作画でお笑い芸人をやってもらうポジションは和みますね。

今日も推しが可愛い。可愛いがすぎる。
中川さん褒められたせいかにこにこしちゃって、メガネのフレームも"赤色"に変えたら副会長にバレるわ!!!

しず子と侑ちゃんがアニメで初めて喋った😇
1期で直接会話してなかったのだけが微妙に心残りな部分もありましたけど、侑先輩呼びであっさり回収。

栞子も初登場ですね。感情がイマイチ読めない…。
これから彼女の加入にどうやって盛り上げていくのかが特に謎に感じてしまいますが、「コンセントレイト」みたいな楽曲を披露してくれたら、個人的には嬉しい。

ミアも初登場でした。全然喋らなかったけど(笑)
はんぺんと遭遇してるあたり、この時点で璃奈ちゃんとの関係を匂わせている気がして仕方ないですね。

「高校生の今しかできないから」って台詞。好き。
対決関係にはなりましたけど、こうやって大切なことが根幹にあって駆け出しているなら安心できそう。

ランジュ。とっっってもかわいい笑顔です。
このまま素敵な展開に向かってほしいところ。

めばちさんのEDイラスト最高すぎて困った。
1期より好きな絵です、今日も推しが可愛いです。

「NEO SKY, NEO MAP!」は"傘"だったけど。
今回は「夢がここからはじまるよ」のバトンを繋いで始まった2期の物語、「"夢"が僕らの"太陽"さ」はずるい。

総括

本当に最後です。長くなってめっっちゃすまん。
まだ始まったばかりなので予想外の展開になる可能性は全然あると思いますけど、とりあえず期待に胸を膨らませた"1話"はこれ以上ない仕上がりだったと思います。

ブログなので好きな事を言いますが、スクールアイドルフェスティバルが「アイドルと裏方と観客」の存在によって成り立っていることに重ねて、自分の記事も「ラブライブと自分と読んでくれる皆さん」の関係で続けていられることが何より嬉しいです。いつも感謝です。

以前にスパスタの毎話記事も書いてます。
気になってくれた方はぜひ、こちらからどうぞ💫

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
自分はランジュより洗練されてなくて、皆さんの反応があると素直に嬉しい気持ちになるので、リプ欄やコメント欄でお話したいっす。些細な夢を叶えてくれ🌈

拡散の方もお願いします。noteの♡も励む。
これから毎週土曜日楽しみ。毎話更新も頑張ります。
では、次回は"2話"でお会いしましょう🌈

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