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笑い、滴り、粧い、眠る、山の声を聞け


日本列島に春が訪れた。
四季がある嬉しさ。

山が笑っている。

微笑む山、くすくす笑いの山、笑顔の山、
機嫌良く笑う山、爆笑する山、楽しそう。

天然林、照葉樹林、落葉樹林、針葉樹林、混成林、
それぞれの表情が違う。下草もいろいろ。
自然の色彩は美しい。

しかし最近は苦笑いする山、泣き笑いする山、
震災や火災に遭って、また林道を通した結果、
山崩れを起こして、
「幸せでない山」も見かけるが。

とりわけ悲しいのは殺される山。
つまり山の中の太陽光発電パネル、
そして尾根沿いに風力発電の林立。
人目につかないところにいつのまにか。
年々大規模に。
一旦はじまると止められない。


どうして?
木々の声が聞こえないか?
日本の山も野も畑も田んぼも
封じられ、殺されている、と感じるのは
私だけだろうか。
地面の表面だけの問題ではない。
そこに住むたくさんの昆虫、地中の生物、
たくさんの野鳥や両生類、爬虫類、生態系そのものを殺している。


また神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、愛知、
奥深い山中のトンネル工事も行われている。
日本列島の背骨に穴をあけ、貫いて、
ほんとうに大丈夫?

神はいなくなり、貴重な水源は荒れて
便利やお金と引き換えに失う大切なものがあると私は思う。

私たちが祖先から残してもらったように
これからは私たちも子孫に自然を自然のまま残せる方法を考えよう。

山や川や海を傷めつけるのは
もう充分なのではないか。

※山の季語
山笑う(春)、山滴る(夏)
山粧う(秋)、山眠る(冬)

今日もすてきな一日をお過ごしください。
地球と宇宙にありがとうございます。

Have a nice time.
Take it easy❤️

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