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記事一覧

5月20日 Splatoonサイドオーダーにもう飽きちゃった。サイドオーダーに必要なモノってなんだったんだろう?

 ……一ヶ月もやらないうちに飽きちゃった。  『Splatoon』がローグライト型ゲームになる! と聞いた時、「ああ、それは面白そう」と率直に思った。オンライン対戦型ゲームとして発表された『Splatoon』だが、その以前にシューティングゲームとして面白い。毎回、チュートリアルとしてストーリーモード(ヒーローモード)が付いてくるのだが、これが毎回面白い。最初の頃、ヒーローモードだけで何度も周回していたことがあるくらい。この1人用モードを、何度も繰り返し遊べるローグライト型ゲ

5月7日 任天堂が公式に次世代機の存在を明らかに! これまでのリーク情報まとめと、これからのゲーム機について

 ついに来た! やっと来た! 任天堂が公式にNintendo Switch後継機について言及した!  いや、ハードメーカーなんだから、作っているのは当たり前。ハード制作部門にとっては、一つ前のゲーム機が出た直後から、次のゲーム機についての目標作りが始まるわけだから。(私の見立てでは、2年くらい前にはすでに完成していて、ソフト制作も始まっていただろう……と見ている)  でも、公式に情報が出たというのは大きい。発表は今期中。では発売はいつだろうか? 「今期中」というのは来年3月ま

4月25日 勝者不在のVR界隈に希望はあるのか?

 まず1本目の記事を紹介。Apple vision proが売れてない……という話。  初年度出荷台数を70万~80万台を見込んでいたが、どうやら40万~45万台まで減らした……という話。  もともとソニー製マイクロOLEDが年間90万台しか生産できず、それを左右1つずつ必要だから年間45万台までしか作れない……という話ではなかったかな。ということは40万台も出荷する、というのは妥当な数字じゃないかな。本気で80万台も売るつもりだったのか……。  ついでにソニーPSVRもあま

4月18日 脳内イメージには「解像度」がある。人によってこの解像度の鮮明さには差がある……という話。

 また新しい言葉が出てくるなぁ……「アファンタジア」ですって。  記事にはまあいろいろ書いてますけれど……。  ちょっと内容に異議がある。異議というか、「アファンタジア」なんて新しい言葉は必要ないかな。  私がかねてから考えていることは、人間の思考力には限界がある……ということ。  前にもお話ししたよね、これ。  人間の脳には「脳内RAM」あるいは「脳内メモリ」というものがあって、もしも人間がコンピューターであると仮定した場合、1分間の視覚情報、音声情報をデータ保存しよ

4月16日 クリエイターに直接お金を振り込む仕組みがあったらいいんじゃない?

「買ったゲームに追加でお金払えるチップシステムはどうか」と、Blizzardの元社長が提案し議論白熱。いいゲームへのお礼を開発者に贈る提案の実現可否 - AUTOMATON (automaton-media.com)  ……と、いう議論がアメリカであったそうな。  詳しい話は元記事を読んでね。  これね……pixivのBOOTHにすでにある仕組みなのよ。購入後、作品が気に入ったらさらにお金を出せる……という仕組みがあって、私のところにも数年前、とある漫画の購入者がさらに1

4月4日 ディズニーが暗黒期を迎えている理由は? それは「有能なプロデューサー」がいないから

「過剰コンプラ」で消えゆくディズニーアニメの魔法 過去の栄光を取り戻せるか?  最近のディズニーアニメって、「時代の空気」を読んだつもりが、「観客の空気」を読めてない感じになってるよね……。  今回の記事では、「過剰なコンプライアンス意識の結果、作品がつまらなくなった」という趣旨だが、しかし大事な要件が忘れられている。それはディズニー創設以来つきまとう、とある“宿命”にまつわるお話しだ。それは才能あるプロデューサーがいなくなると暗黒期を迎える……という宿命だ。  ディズ

4月4日 『マトリックス』の第5作目が作られるそうです。その話を聞いて思ったこと……。

 マトリックスの5作目が制作決定!!  ただし、ラナ&リリー・ウォシャウスキーは制作から外れる。「制作総指揮」に名前を入れるそうだが、これはたぶん、名義だけを置いて制作に参加しないやつだ。ウォシャウスキー姉妹は制作には触れないのだろう。 (名前を置いておくだけで、権限は発生するので、変なモノを作らせないくらいの抑止力にはなる)  最初の『マトリックス』の頃を思い出そう――。  あの頃のウォシャウスキー“兄弟”は凄かった。その前作である『バウンド』からすでにキレッキレだった

3月23日 気になるテクノロジー ChatGPTを組み込んだヒューマノイドロボットと、脳にチップを埋め込んでゲームを遊ぶ未来。

 今回は気になったテクノロジーを2本紹介。  「ChatGPT」で知られるOpenAIのパートナー企業である、Figureが開発したヒューマノイドロボット。最初にゴーグル部分に「OpenAI」と表記が出ることからわかるように、ChatGPTの技術が応用されている。  動画の内容を見ると、ロボットに話しかけると、ただ返事をするだけではなく、話しかけられた内容に応じて行動で返す……ということまでやっている。 なにか食べ物をくれ→リンゴを渡す。 今の行動の理由を説明しながら、ゴ

3月19日 未来の社会では、人間は自尊心を維持できるか?

 私は去年末から今年初めまでの2ヶ月間、創作の活動資金が枯渇してしまったために、工場で働いていた。この工場は世界的にもよく知られていた企業なので、かなりお給料がよく、短期間のバイトだが、そこそこお金を稼げることができた。本当はもっと資金が必要で、もともとのプランではあと何ヶ月か工場バイトを務める予定だったのだが……わずか2ヶ月で気持ちが折れてしまった。  というのも、仕事内容があまりにも単調作業すぎるから。務めている7時間、えんえん単純作業。私はこうした単純作業の繰り返しに耐

3月12日 手首に巻いた振動で、触感を与える技術。次世代ゲーム機にも搭載される?

 これは面白い技術。手首に巻いたフィルムが振動を起こし、手に何かを持っている感触などを再現する技術……だそうだ。自分が触れたものの感触を相手に伝えることもできるそうだ。  こちらの動画も紹介しておこう。  2年前に発表された動画。手首に巻いたセンサーで、手の動きを感知する……という技術。VRでは手の動きでウインドウを開いたり選択したりするけど、従来の仕組みだと肝心の手の動きを正確に読み取ってくれない。そこで手首に巻いたリストバンドで手の動き、指の動きを読み取る。結構正確に

2月1日 「猥褻」という考え方を捨てて性文化について考える。

 日付がおかしくなっているけど気にせずに。この日の前日、『裸はいつから恥ずかしくなったのか』『夜這いの民俗学』という2つの読書感想文を書き終えて、その2つのブログでも書き切れていないことをここで補完しようと……そうやって立ち上げた記事である。  前回のお話しはこちら。  さて、どこから考えるべきか。  隙を生じさせぬ二段構え……ネットのスラングにこういう言葉があるが(今でのあるのかな?)、まさにそれ。私たちは知らない間に「性」に対する意識を変えさせられていた。  一度目は

2月25日 ベーシックインカムを導入しても怠け者は生まれない。

 ……ですって。  記事には、実はベーシックインカムは最近急に出てきた議論ではなく、これまでに何度も議論され、しかも実験もされていた……という。  ……知らなかった。  1969年のアメリカで、あるいはコロナ禍のアメリカで、2017年にフィンランドで、2016年にケニアで……意外といろんなところでベーシックインカムの実験ってやっていたんだなぁ。  「ベーシックインカムなんぞ導入すると、人々は怠けて働くなる」という批判はよく聞くが、どの地域での実験でも、労働の意欲に変化が起きる

2月14日 人間の脳はドアをくぐった瞬間にリセットされる――『ドアウェイ効果』

 あーあるある😅  「そうだ、あれやっておこう」って思って部屋に入った瞬間、記憶が飛ぶ。あれって【ドアウェイ効果】って名前があったんだ。  ここから私の個人的な経験の話をするんだけど、どうやら人間は「意識」が切り替わった瞬間、脳内にインプットしていた内容をリセットする……という習性があるんじゃないか、という説を考えている。  例えば、ものすごく集中して物事を考えていたけど、その集中が一瞬途切れたら「はて? なにについて考えてたっけ?」ってなる。そういう「意識の切り替え」を環

2月5日 コナミがアニメスタジオを作るそうです。その話を聞いて思ったこと。

 えー…コナミが独自にアニメーション会社を作りました……という話です。  私がアニメーターだった頃の話、コナミは業界の全アニメーターの「リスト」を作っていた……という話を聞いたことがある。私の先輩はそのリストを直接見て、自分の名前もあった……と話していた。  ……私の名前もあったのだろうか?  この話も十数年前の話になるから、今もリストがあるのかどうかわからない。とにかくも、コナミは実は意外とアニメ業界を見ていた、ということがわかるエピソードだ。  今回の話は、「表」の面