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新レンジャー紹介(小笠原地区母島)

こんにちは!
2024年4月より母島レンジャーに赴任した成田桃子(なりたももこ)です。

小笠原に来て、まだ1カ月ほどですが、小笠原はどこを見ても自然に囲まれており、毎日自然の素晴らしさを体感しています。

乳房山東ルート巡視中

自然保護に携わる仕事は今回が初めてで、日々たくさんの方々から学ばせていただいています。
都レンジャーとして働き始めて、自然という壮大なものは島民や観光客の方々含め、たくさんの方々のご協力があってこそ、守られているのだと感じています。

ここ最近は、母島にしかない植物を日常の生活や巡視中に見て「これは、ハハジマハナガサノキ!」などと名前を言える植物の数が増え、ワクワクしています。また一方で、人が持ち込んだ種を今度は生態系を守るために外来種として駆除するというのは、複雑な気持ちになることもあります。

ムニンシュスラン。お花は12月ごろに開花するようなので楽しみです。

私が写真を見返して、うっとりしてしまうイチオシの植物はムニンシュスランです。シュス(繻子)は絹織物のサテンのことで、葉がサテン生地のように美しいことから名付けられています。

小笠原の美しい自然が守られ続け、皆さまにも安心して自然公園をご利用いただけることが私たち都レンジャーの願いです。私も早く一人前のレンジャーとして貢献できるように努めます!どうぞよろしくお願いします。
母島で私を見かけた際はぜひ声かけてくださいね。