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カナダのバレンタインデー事情

こんにちは。トップランナーマーケティングのきぬこです。私は今、カナダに住んでおり、初めてバレンタインデーを海外で過ごしました。海外と日本ではバレンタインデーの文化がかなり違うという話は、前から聞いたことがあったのですが、ここまで違うとは思わなかったので、カナダのバレンタインデーの様子をレポートします。

小学校でのバレンタインデー

娘は日本だと小学校1年生なのですが、カナダではgrade2に該当します。クラスはgrade3の子も一緒で、全部で20名程度。バレンタインデーの1週間前くらいに学校からお手紙が配られました。中身は以下の通りです。

・もうすぐバレンタインデーですね!
・小学校のルールでは、全員に配るか誰にも配らないかのどちらか
・配る物はお菓子でもそうでなくてもOK
・お菓子の場合は、個包装されていてピーナッツフリーのもの
・お菓子以外だと文房具などが人気
・クラス全員の名前を書いておくので準備するならしてね
・事務員さんや体育の先生など学校でお世話になっていて渡したいと思う人がいれば、名前を書いておくので準備してね

まず、日本の保育園ではトラブルのもとになるため、バレンタインデーでも一切のお菓子やプレゼントの持ち込みは禁止されていたので、ウェルカムモードなことに驚きました。

また、やるなら全員に配るというルールやピーナッツフリーのお菓子というも素敵だと思いました。周りの子はもらっているのに、自分だけもらえなかったらたしかに悲しいですもんね。アレルギーの子にとっては死活問題ですし。

さらに、先生方の名前までご丁寧に全部書いてあることにも驚きました。日本の小学校だとまずありえないような‥。(日本の今の小学校のバレンタイン事情はどうなんでしょう?持ち込み自体はOKですか?)

娘は「別に好きな子いないし~」と、あんまり乗り気ではありませんでしたが、初めてのことで周りの子がほとんど用意してたら浮いてしまうと思い、こちらでも大人気なハイチュウと蒟蒻ゼリーをアジア系スーパーで買ってきました。

バレンタインデーの準備

お菓子以外にも渡す用の小袋と小さなメッセージカードをカナダ版100均とも言われるダララマで購入しました。ダララマは、物価の高いカナダでも比較的リーズナブルに色々なものを購入できるので便利です。(全部が1ドルというわけではないですが)

当日の朝、案の定全然起きる気配のない娘の代わりにせっせと小袋にハイチュウ2個と蒟蒻ゼリーをつめ、誰からか分かるように袋に娘の名前を書きました。

クラスメイトからのバレンタインデーギフト

実際、クラスの子のほとんど(ほぼ全員)が何かしらのプレゼントを用意していたので、娘の分も用意しておいて本当に良かったなと思いました。
クラスの子からいただいたのは、
・エアロ
・キットカット
・棒付きキャンディー
・メモ帳
・シール
・ペン
などなど。お手紙はある子もない子もいました。

男性から女性へが主流

一方、大人の方はと言うと、男性から女性へプレゼントを渡すのが主流だそうです。そしてお返しをするホワイトデー的なものはないそう。日本だとホワイトデーもそうですし、自分用のご褒美チョコや職場チョコ、友チョコなど、色んな種類がありますよね。改めて日本のバレンタインって面白いな~と思いました。

プレゼントはスーパーに行くとバレンタイン向けの色んなものが売っていますが(とても大きなクマのぬいぐるみやチョコレートなど)、バラを渡す人が多いようで、たしかに当日小学校のお迎えに行ったら何人かバラを持っている人を見かけました。
他にもディナーを男性がふるまったり、2人で外食に出かける人が多いそうです。私も夫にバラの花束をサプライズで渡されました。

皆さんはバレンタインデー、どのように過ごされましたか?またカナダで面白いと思ったことを発信しますのでお楽しみに!


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