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敵対的サンプル(Adversarial Examples)攻撃/モデル反射攻撃/適応的選択文書攻撃攻撃/DRDoS攻撃【情報処理安全確保支援士試験/情報セキュリティマネジメント試験】

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動画解説


敵対的サンプル(Adversarial Examples)攻撃

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まず、アドバーセリーアル・イグザァンプルズ 攻撃について説明します。
直訳すると敵対的サンプル攻撃ですが、これだけでは意味が分からないですよね
例えば、この画像は人の目から見ても、AIから見てもおにぎりと判定されます。
しかし、一定の規則に従ったノイズなどを加えることで 人の目にはおにぎりのままに見えるにもかかわらず
AIには別のものに変化させることができます。
このように、AIの画像認識において、認識させる画像の中に人間には知覚できないノイズや微小な変化を含めることによってAIアルゴリズムの特性を悪用し、判定結果を誤らせる攻撃を Adversarial Examples(アドバーセリーアル・イグザァンプルズ) 攻撃 といいます。


モデル反射(Model Inversion)攻撃


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つぎにモデル インバージョン攻撃について説明します。
別名 学習モデル反転攻撃といいAIの学習モデルの入出力を利用してプライバシーを暴露する 攻撃です。
画像情報の入力があって、過去の訓練情報のデータセットを利用して、これがおにぎりであることを出力します。
Model Inversion攻撃はこの訓練情報を窃取する攻撃になります。

適応的選択文書(Adaptively Chosen Message)

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つぎにAdaptively Chosen Message攻撃 アダプティブリー・チョォゥズン・メッセージ 攻撃について説明します。
その前にデジタル署名について簡単に復習します。
署名対象メッセージがあって、真の署名者自身この場合ならミライの秘密鍵で署名します。
そしてミライの公開鍵を使って署名を検証し、真正性と完全性の確認を行います。

Adaptively Chosen Message攻撃 アダプティブリー・チョォゥズン・メッセージ 攻撃は
署名偽造者が任意に選んだ文書に対して真の署名者に署名させた後に,
そこで得た情報を用いて第3の文書の署名を偽造する攻撃になります。

攻撃DRDoS(Distributed Redlection Denial of Service)攻撃

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最後に、Distributed Redlection Denial of Service攻撃
ディィストゥリィビュゥートゥ. ・ディナイアル・オブ・サービス 攻撃について説明します
略称を、DRDoS攻撃といって送信元IPを攻撃対象のアドレスに偽装したパケットを大量に送信し、その応答を攻撃対象のコンピュータに送り付けて
ダウンさせようとする攻撃で
DNSリフレクション攻撃、NTPリフレクション攻撃などの総称になります。

今話した攻撃手法は
情報処理安全確保支援士試験 令和3年秋 午前2問1 から抜粋したものになります。
今回の動画解説は以上になります。最後までご視聴ありがとうございました。




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