やばい、と思ったことは案外大した事はない
入社して新卒で営業配属になった直後の出来事です。
初めての社内連絡書(当時は手書きでした)を作成し、試作品の手配をしました。先輩に習った通り、再確認をして間違いが無いと判断し、発行したつもりでした。
その後、試作課の担当の方から「何だこれは〜!これを作れというのか!!」とのお電話を頂きました。ちょっと書けないようなお言葉も頂戴しておりました。
理由は、発注した試作品の部品番号が間違っていだからでした。完全に私のミスでした。私は真っ青になり、課長に報告しました。
課長は、「あー、これな。これ、間違いやすいんだよなー」と。唖然としてる私を見て「これを見て間違って作る試作課なんていないから大丈夫だ、心配すんな」と。とてと頼もしかったです。
その課長が試作課の方に連絡してくれて、私には「連絡書、正しい部品番号に直して再発行して」で、終わりました。
この上司は、普段は物凄く怒る方なので正直びびってましたが、その時は怒られはしませんでした。
今になって分かるのは、新人があたふたしてパニックになっても、上司の経験やスキル、人脈などからすると大した事は無い、なんてことは沢山ある、と言う事です。
今でも部下から「大変です!」と言われる事がありますが、やはり殆どはそんな大変なことでは無く、対策も対応も可能なものが多いと思います。
ですので、もしみなさんもこれはヤバい、と思ったら、まず上司に相談してみてください。多分、あれ?と思うような感じで解決策について指示があると思います。
焦るよりも、まず相談です!
ゆるい小話でした。
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