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教える時は相手を否定しない

こんにちは、ゆるいこばなしさんです。

以前、「議論は肯定から入る」というお話をさせて頂いていますが、今回は似た内容で、教える時や部下を育てる時に私が意識している事をお話致します。

教える、教育する、というのは部下に対してだけでは無く、若いうちにも後輩への指導や仕事の引き継ぎなど、皆さんもご経験があると思います。

ある程度経験のある人に対して教える時、また全く知識が無い人に教える時がありますが、説明していてイライラしてしまう事もあります。

そんな時には、相手を否定をしない事を心掛けています。そんな事当たり前過ぎて、、、と思われると思いますが、なかなか出来ない自分が居たりします。

教育の目的は、相手に理解してもらう事ですので、その目的を達成するために何をすれば良いのかを考えなければなりません。(説明時の小話は、過去投稿にもあり少し重複しますが、ご了承ください)

相手の立場に立つと、教えてもらう感謝がある中で、早く覚えたい、わかったと思うところは自分の意見も言いたい、質問したい、、、など沢山言いたい事が出てきます。その時に間違った理解や意見、質問が出てくるのは当然です。

それを、良かれと思って「理解が違うよ、間違っているよ」と言ってしまうと、相手は萎縮したり、聞きにくくなってしまいます。

そういう時に私は、「良い考えだと思うけど、こう考えてみたら、こっちが良いって事もあったりしないかな?」というような言い方をする事を意識して話をしています。

特に後輩や部下への教育は、その一言があるだけで受け止め方も変わってきます。同時に相手に考えさせるためには、相手の質問を活かした返答をする事で、より理解が深まる事も期待出来ます。

引き継ぎは、引き継ぎした後に前任者と同じレベルで業務を開始出来る事が理想です。前任者は良かったけど、後任は、、、と言われるのは、引き継いだ人(前任者)の責任と私は思っています。
ですので、上手く教える事は自分のためでもあると考えています。

相手に早く理解してもらい、こちらも気持ちよく教えるために、少しだけ意識してみてもらえると良いと思います。

ゆるいこばなしでした。


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