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ボランティア活動から学ぶ、リーダーシップ

普段庭園ガイドをしている、Virginia Robinson Gardensの年に1度のファンドレイジングを兼ねた、アニュアル・ガーデンツアー。

スタッフに聞くと、7ヶ月前から準備を始め、昨日無事開催に至ったとのこと。

アニュアル・ガーデンツアーの日は、Virginia Robinson Gardensのイベントに加え、毎年3件ほど、近隣の自宅・庭園を特別公開しているとのこと。

アニュアル・ガーデンツアーの参加者の方々が、自分のお庭で出来ることを、何か1つでも見学した自宅、庭園から持ち帰って欲しいという趣旨で特別公開の依頼を持ち主の方にしている模様。

私は、昨年11月にガイドデビューしたばかりなので、初めてのアニュアル・ガーデンツアーで右も左も、一体何が行われるのかもほぼ分からない状態で当日を迎えたけれど、約20年程庭園ガイドを務めるベテランガイドの先輩に色々と教えて貰い、アニュアルガーデンツアーも楽しむことが出来た。

最盛期は、700人程のゲストが集っていたとの話もスタッフより聞いたのだが、コロナを経て少々こじんまりしていたここ数年に比べると、今回はまずますの参加者とのこと。

私は午前中は、特別公開の庭園で、ルート案内のボランティアをしていたので、アニュアル・ガーデンツアーに参加したのは途中からだったこともあり、最大どの位の賑わいだったかは分からないが、いつも庭園ガイドをしているVirginia Robinson Gardensでは、植物の販売、ランチやカクテル、デザートの提供、メインのお家はフローリストさんによる部屋ごとに異なるコンセプトでの装飾、お花の販売、帽子コンテスト、そしてテニスコートではオークションにバザーと、参加者の方々以外にも、ベンダーさんやケータリング、バレットパーキングのスタッフ、ボランティアガイドなど、物凄い数の人がこのイベントの実現に関わっていることは、容易に想像できる。

ベテランの先輩ガイドからは、私は毎年、庭園のツアーに来るゲストには、「ピーチファズとココナッツケーキが最高なのよ〜!」と言って、アニュアル・ガーデンツアーのPRをしてるの(笑)と冗談っぽく教えてくれた。

こんなにも多くの関係者と連携するのは容易じゃない…(汗)
ある意味、仕事よりもよっぽど大変そうだ。

何せ、Virginia Robinson Gardensは、6.2エーカー(サッカーグラウンド1個が1エーカーだとGoogle先生は言っていた。とすると、サッカーグラウンド6個以上のサイズ!)の庭園兼歴史的建造物。

維持・管理には相当な費用がかかるので、非営利の財団があり、財団の方々主催で年中、会員限定のイベント、庭園での講座(ヨガやウェルビーイング講座、水彩画クラスなど)が開かれているのだが、その中でも一際力を入れてオーガナイズされるのが、この年に1度のアニュアル・ガーデンツアー。

今年は、「スプリング・ラプソディー」というテーマで開催。

そんなイベントの総仕切りをしている財団のトップとは、どんな方なのだろう?
どんな経緯で代表を務めることになったのだろう?
どんな想いでこの庭園を守っているのかな?と疑問は尽きないのだが、
颯爽としていて、ユーモアもあり、サバサバとして、判断のスピードも速い、とても気持ちの良い、カッコイイ女性だった。

イベント当日までの準備、当日のゲスト対応などで疲れたであろうに、朝の8時過ぎには、午前中の数時間ボランティアをしただけの私たちガイドにまで、御礼のメールを下さる心配り。

結構、アニュアル・ガーデンツアーの日に特別公開して頂く自宅・庭園との交渉もハードだと聞く。

なかなか誰でも務まる役割ではなさそうだな、ということだけは、ボランティア初参加の「私」でも察知できる。

同時に、彼女の人となりから感じたのは、どのような役割、仕事であったとしても、自分の態度次第で学べることの質、量も大きく変わるのだろうなということ。

財団のトップという立場でなかったとしても、きっと彼女なら、アニュアル・ガーデンツアーの準備段階、そして当日発揮されたリーダーシップを遺憾無く発揮していただろうな、と感じるのだ。

日々の全ての経験を学びに変えて、精進あるのみ〜!

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