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農業と福祉の連携「農福連携」による就農支援



障がい者と共に生きる世界を創造し、新たな共通価値の元
お互いを高め合いながら、豊かで幸せに生きていく関係を追求


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(16)

<株式会社ポタジェ>
 ハーブの生産・販売を行う会社で、**ハーブ農園PAYSAN(ペザン)**というブランド名で知られている。代表者は澤邉友彦さんで、1987年石川県生まれ、会社は石川県河北郡津幡町字湖東に所在。資本金は100万円で、創業は2017年・設立は2001年。ハーブのほかにも、フリーズドライ食品の製造・販売も行っており、農水産業や簡便食の事業者と連携して商品開発を行っている。

ハーブ農園PAYSAN(ペザン)


代表の澤邉さんは、名古屋商科大学在学中のバックパッカーの経験から農業の道へ進もうと思い、卒業後、農業法人、そして”ハーブ農園PAYSAN-ペザン-”で農場担当として勤め、2017年に株式会社ポタジェを設立して、前経営者より-ハーブ農園PAYSAN-ペザン-を引き継ぎ、障害者や高齢者などが農業に参加できる農福連携に取り組んでいる。

ハーブ農園PAYSAN(ペザン)

創業前年に福祉事業所が”ハーブ農園PAYSAN”に出会い、生産・収穫だけでない農業に対する深い意味が、障がい者就労という農福連携で想いが一致した。はじめた当初は自分の好きな草しかとらないし、覚えるのが遅いこともあり大変だったが、覚えてくると作業は早く、“0.何グラム”といった計量も1回でこなすなど自分たちにはない能力があるんだと感じさせられたと言います。

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★農業と福祉を融合した取り組み「農福連携」によって、障がい者の社会参画をサポートすることを目的とした農園は、障がい者の就業の場であると同時に、障がい者と共に生きる世界を創造するうえで、新たな共通価値を生み出し、お互いを高め合い、より豊かで幸せに生きていく関係を追求する場となっている。
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農業と福祉を融合した取り組み「農福連携」によって、障がい者の社会参画をサポートすることを目的とした農園は、障がい者の就業の場であると同時に、障がい者と共に生きる世界を創造するうえで、新たな共通価値を生み出し、お互いを高め合い、より豊かで幸せに生きていく関係を追求する場となっている。

以前のレポ ”1/4の奇跡” の記事で科学的な言及があったように、「障害を持つ人の存在がなければ、今の自分もないという事実」を考える時、「障害」はその人の ”からだや心” にある「機能の障害」と ”社会につくられているバリア” の両方でつくり出されているものであるけれど、社会にあるバリアを取り除くのは ”我々を含む社会の責任” で、「農福連携」は ”心のバリアフリー” を実現するための就労に関する「障害の社会モデル」なのだと感じました。
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・・・澤邉友彦さん ”社会の責任を担ってくれて” ありがとう!
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社ポタジェ コーポレートサイト
https://www.potagerfd.co.jp/
◎ハーブ農園ペザン
https://paysan.co.jp/
◎農福連携に取り組むハーブ園代表をリサーチせよ(創業直後の想い)
https://www.tfm.co.jp/smile/reports/ishikawa/20171130/
◎こころのバリアフリーについて(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/udsuisin/program.html


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