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くだらない悩みなどない。《悩みと向き合う事で人生は花開く》

悩みが自分向き合うきっかけになる話



悩みを軽視しない


あなたが『死にたい』と思い詰めるほど悩んでいる事が、他人から見れば『全然大した事じゃない』という認識のズレは往々にして発生します。



特に無責任で雑な性格の人は、『大丈夫大丈夫!』と気休めにもならない言葉を投げかけてくる事があります。



その時、そんな他人と一緒になって、根本的解決が果たされない内に、自分までもがその悩みに蓋をしてしまうのは、極めて危険です。

『悩み』に意味がない訳がないからです。



それは、あなたに緊急事態を知らせるメッセージなのです。





怪我をすると、私たち人間はそれを痛みとして受診し、病院にかかるなどして処置を施そうとします。



『悩み』は、心が怪我をしている状態です。



怪我をして、血をだらだらと流しながら、地下鉄に乗り、会社に出勤したり、友達と遊んだりする人はいません。


なまじ『悩み』は怪我の様に、外から確認できる物ではないので、それが実現可能となってしまう為、心を怪我したまま放置して、社会生活を通常通り突入してしまう人がいます。


しかし、それは極めて危険な行為で、放置したままにしておくと、合併症的にを発症したりして、心の状態はどんどん悪くなっていきます。


だから、何につけても自分だけは自分の良い理解者でいなければなりません。


他人の言葉に惑わされない事が重要です。



悩みにアプローチする


一つ例を挙げて説明しましょう。

例えば、『会社で特大のオナラをしてしまい、それが原因で私は人から嫌われているのではないか』と悩んでいるとします。


客観的にみれば、それはむしろ面白いだけであって、それによってその人を嫌いになる事はないと断言できますが、それを経験した本人にとっては死活問題です。



そんな一見するとくだらない悩みでも、人によっては大きな悩みとなる。

それに対し、無理に蓋して覆い隠してしまうと、残りの人生に尾を引きます。


その人は、過去にオナラをした時、『臭い』と皆に言われたトラウマをもっているかもしれませんし、強迫神経症的傾向があって、不安感が強いのかもしれません。






人間は一人として同じ個性をもってはいません。

だから、Aさんがそれを悩みと捉えなかったとしても、Bさんにはそれが大きな悩みとして立ち塞がる事も往々にしてあるのです。



くだらない悩みもその人のアイデンティティに根差した重要なヒントであり、そこから自分の根本にたどり着く事もあり得るので、バカにしないでください。


周囲の人たちは、『オナラをしても問題ない』というけれど、私にとっては『そのオナラは死活問題だ。』と認めてあげてください。

その上で、何故自分がそれに悩んでいるのか、
とことん突き詰めていきましょう。


悩みにアプローチする事で初めて、
『悩み』はポジティブな影響を持つのです。



学生時代の悩み


私は学生時代、ずっと人間関係の事で悩みあぐねていました。


ふいに沸き上がる対人恐怖感情をなんとか抑えつける事はできまいか、と頭がかち割れるほど悩んで悩んで悩み抜いておりました。



私には長らく、相談相手が一人もおらず、
一人きりでその悩みと対峙していました。


友人や親は、相談できるほど信頼に足る人物ではなく、それこそ相談しても『そんなに悩む事ではないよ。』と一蹴される事が目に見えていました。


そんな折、大学生になって
初めてすべてを話せる彼女ができました。


彼女は、二十歳という若さながら、自らの精神に芯があり、極めて自律的な心を有していました。



私は、次第に彼女に心を許していきましたが、それでも悩みを打ち明けるには、長い時間を要しました。



ある日、勇気を出して、半ば自暴自棄になりながら打ち明けました。

その時の私はたいへんに卑屈だったので、人間関係の悩みを話した後に、『くだらない事を言ってしまってごめんね。』と付け足しました。

すると、

彼女は『あなたが悩んでる事に、くだらない悩みなんてないよ。』と言ってくれました。



この言葉は、私の心の隙間に澱みなく染み入り、
一気に心が満たされる感覚を感じました。


そしてその時、

くだらない悩みなんてない事を知りました。




くだらない悩みなんてない


あなたもこの言葉を心の内に仕舞い込んで、
悩みと正面から対峙してみてください。



自分自身と向き合うと、
ようやく心が解放される事が実感できるでしょう。







最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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おわりに、

他人の悩みを通して、自分の悩みを振り返る事のできる良書を紹介します。

岡田斗司夫さんの『オタクの息子に悩んでます』という書籍です。

筆者である岡田斗司夫さんは、長年に渡りお悩み相談に乗っています。そんな岡田斗司夫さんが、的を得たお悩み解決をする際、どういう思考回路で問題を紐解いていくのかが知れる本です。複数の問題が絡み合い相談者すら理解できていない悩みの本質を、実際にあったお悩み相談に照らし合わせ、見い出していきます。そのメソッドが余す事なく記されています。他人の問題を解決するだけでなく、自分の悩みへアプローチする際の参考にもなる書籍です。



最後に、

mimic wood owls』という名で、
エレクトロ音楽創り
に専念しております。

今回は、戦場に咲く一輪の美しい花を想像し創った曲をアップします。

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