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ちっぽけな自分を認める。《自己肯定感を高める方法》

現実を直視して、自己肯定感を高める話


✔️ あなたは何者でもない


あなたは何者でもありません。
目を覚まして下さい。



藪から棒に、不躾な事を申してすみません。

しかし、我々人間は地球のちりあくたに過ぎず、
地球にとって、人間社会は巨大なホコリでしかありません。

あなたは、地球の隅に佇むホコリの一つです。



またもや、不躾な事を申してすみません。




あなたはゴミ人間だ、
と言いたい訳ではありません。


私がここで言いたいのは、

拡大解釈した自分自身を望遠鏡で覗き込むのは止めて、ちっぽけな自分を認めて行きましょう』という事です。


自分を拡大解釈している時に、見える現実は屈折しています。歪んだレンズ越しに見える世界は、たいへん理想的で幻惑的なモノですが、それは現実とかけ離れた世界でしかありません。

その歪んだ理想郷を目指して、人生を進めていくと、人は『絶望』という巨大な壁に行き当たります。




自らが生み出した『世界の主人公であるはずの自分』と『現実の自分』には大きな乖離があるので、それを認めずに、『こんなはずはない!』と現実世界の自分を否定し続けては、次の瞬間には、『心を病む』こと間違いなしです。




現実の自分を認めないあなたは、『裸の王様』状態です。



自分の現実を完全に無視し続ける事が可能なら、裸の王様でいても良いかとも思いますが、

たいていの人は、自分が裸である事に気が付きます。その時の絶望は羞恥の域を超え、あなたの精神を奈落へと突き落とすでしょう。




✔️ ポジティブなゴミ人間になろう


では、冒頭に戻ります。


あなたは何者でもありません。
目を覚まして下さい。


あなたは、地球の隅に佇むホコリの一つです。


これが人生をより良くする為の基本スタンスとなります。

ここで大事なのは、

『そうか、私はゴミ人間なんだ、、』とネガティブに捉えるのではなく、

『私はゴミ人間だけれど、ゴミなりに現実を推し進めていこう!』というポジティブな精神を持つ事です。



では、ここで一度、
自分を『ゴミ人間』と罵ってみて下さい。


どうでしょうか?
どんな気持ちになりましたか?


ここで辛い気持ちになったあなたは、前者のネガティブな考えに囚われている可能性が高いです。

対局に、何も違和感を感じず、心を強く保てたあなたは、自分自身を肯定できる心身の状態をもっており、ポジティブなマインドが既に身についていると言って良いでしょう。


ネガティブな考えになった人は、徐々に現実と向き合い、時々自分に『ゴミ人間』と言ってみて下さい。

すると、

次第に何を言われても動じない心が身についてきます。


✔️ ポジティブなゴミ人間の強さ


ちっぽけな自分を認めた上で、
ポジティブに人生を推し進めている人は強いです。


起点が、ちっぽけな自分(ゴミ人間)なので、
何も恐れるモノはなくなります。


人と上手く話せなくても、

ゴミ人間だから仕方ないな。次は話せる様に、頑張ろう!』と思えるし、


仕事が上手くいかなくても、

ゴミ人間だから仕方ないな。次はここを改善してミスしない様な心がけを行おう!』と思えます。


ポジティブなゴミ人間を続けていると、
次第に自己肯定感も養われてゆきます。



現実世界を許容し続ける事によって、
だんだん自分自身が好きになってくるんですよね。

私はこのやり方を続けた所、
年々自己肯定感が高まっているのを感じています。




✔️ 何者かになろうとした過去


では、ここで私自身の話をしていきます。

私も例によって、20代前半まで、『自分は何者かになれるだろう』という根拠のない自信を持っていました。


私が実力を発揮出来ていないのは、『社会不安障害』という精神的な病を患っているからであり、

本当の自分はこんなもんじゃないという、
幻想の中を生きてきました。


しかし、

社会に出ると、幻想は無惨に打ち砕かれました。

ただでさえ人付き合いが苦手なのに、
家具の営業職に就いた時の話です。

『何とかなるだろう。』という根拠のない考えをまたしても抱いてしまった私は、ここで自分自身に絶望する事となります。


営業の仕事は、お客さんとの折衝は勿論の事、家具設計図面作成、ご自宅での採寸、スケジュール管理、設計部への橋渡しなど、様々な業務がマルチタスク的に存在しました。

シングルタスクの申し子の私は、その膨大な業務量を前にして、早くも絶望し、自分は無力であるという現実に直面する事となりました。

そして、

逃げる様に勤務3ヶ月で会社を退職しました。




この時、私の自己肯定感は最低値を記録します。


しかし、

この経験が私を現実世界に引き戻してくれました。


そして、そこからは自分の性質を客観視しながら、人生を切り拓いてきました。

現在30歳を迎え、
自己肯定感は、日々最高値を記録し続けています。


それには、私が趣味で行っている創作活動も関係しておりますが、

基本的には自分自身はゴミ人間であり、ゴミはゴミなりに頑張っていこうじゃないかという考え方にシフトできた所が大きいです。




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現在は、より大きなゴミの塊になりたいと思い、
このnoteを初め、を描いたり、音楽を作ったりしております。

まだ、しょぼくれた成果しか残せておりませんが、日々地道に精進する事を心に決めて頑張っております。

いつか死んだ時に、『これデッカいゴミで処理するのが大変だよぉ』と葬儀場の方に言われる様な人間になりたいですね。

その為に、皆さんの力で私のnote、Twitter、YouTubeを盛り上げてくださると嬉しい限りです






最後までお読み頂きありがとうございました。



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おわりに、

自己肯定感がない人の原因と対策が記された良書を紹介します。

加藤諦三さんの『自信』という書籍です。

この本の中に、『自信のない人は、自分自身であることを拒否しつづけてきた人である。』と書かれています。本当の自分を包み隠して虚像を顔面に貼り付けて生活をしている人には、自信は与えられないという事です。この点は、今回の記事ともリンクしますね。やはり、現実を直視する事が自信を身につけるには、最重要事項である事が見えてきます。この書籍では、他にも自信が身に付かない原因が事細かに示されているので、是非読んでみて下さいね!



最後に、

全生命力を投じて、
エレクトロ音楽創りに専念しております。

この曲は、風の精霊がピアノを弾いている様を想像し創りました。

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