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日本人の生きづらさの正体《常識を疑い生きる事のススメ》

『常識』に捉われない為の話し

■常識による洗脳

この世界は、
あたかも秩序に満ちた世界に見えます。



しかし、その一見すると秩序に満ちた世界の常識を守る事が本当に大切なのかと思えば、疑わしくも思えてきます。


なにせこの世の常識は、神が創りたもうたモノではなく、不完全な人間が不完全なりに作り上げた秩序であるからです。


確かに、ルールはある程度守るべきです。


しかし、そのルールすら不完全な人間が創り上げた概念に過ぎないという事を、頭の片隅に置いて世界を捉えながら生きると、心が軽くなり人生の自由度が増します。


例えばの話しですが、1960年まで日本で飲酒運転は認められていました。

たかだか60年前までは、車で居酒屋へ来て、酒をたらふく飲み、車で家へ帰る事が当たり前の世界線が存在したという事です。


それが現在においては、飲酒運転をしたら警察に捕まるかもしれないという危機感をもつ世界線に変わっています。


概念はこれほど簡単に180度転換します。


60年前は犯罪ではなく、
60年後には犯罪になりました。





ここから、法律が絶対的に
正しいとはいえない事が分かります。


もしかしたら、また60年後には、

『やっぱり飲酒運転はしても犯罪になりません!』という世界線がくるかもしれません。


それでも人々は、
その常識に合わせて考えを改めます。

それはもはや洗脳に近い類いのモノです。


そうです。

あなたは今、
現実世界の常識に洗脳されているのです。



■常識は人間のエゴイズム

遅刻をするのは、社会人として失格』というのは、現代の日本では常識的とされています。


しかし、遅刻する事がはたしてそれほど非難され得るべき事柄なのかといえば、疑問が残ります。


たとえ1時間遅刻したとしても、仕事さえ終えてしまえば問題はミジンもありません。

それなのに、形骸化した常識が人々を縛り上げて、居心地を悪くしている様にも感じます。


また、国によっては遅刻に厳しくない国も存在するので、遅刻する事が絶対的悪であるとは、全く言えません。


この様に、社会一般的に『常識』とされている事に、疑問を投げかけていく事で、自分自身の捉え方の枠組みを広げる事ができます。



我々はたまたま、この時代のフォーマットに押し込められているだけで、実際にそのフォーマットが正しいとは断言できないのです。




もっと大きな話しをすれば、戦時中には当然ながら『人殺し』が許容されます。


むしろ、たくさん人を殺した人が英雄として祭り上げられる事になります。


なぜこんな事が起きるかといえば、
常識のフォーマットが違うからです。


人は自国の利益の為ならフォーマットを書き換えて『人殺し』すら許容してしまうという事です。


こんな自分勝手にフォーマットを作る人間の常識が正しい訳がありません。



確かに、犯罪は犯してはいけませんが

しかし、常識的にモラルに反すると言われる事を、鵜呑みにして生きていると、息苦しくなって、人生を生きるのが嫌になってしまいます。



■常識に全てを委ねない生き方


もっと身近な話しで、
結婚出産について考えるとよく分かります。


お見合い結婚が当たり前だった時代の人たちは、結婚しないという選択をする人間が理解できません。



理解を示そうともしません。


結婚し出産する事が、幸せのテンプレートで
それをしない人を糾弾したがります。


結婚した人がしていない人に
幸せマウントを取ります。



しかし、そんなモノすら現代におけるフォーマット化された常識でしかないのです。


結婚したから何?俺はしないけどね。』という意見を堂々と述べつ幕無しに語りあげても、問題はありません。


もっと極端な話しをすれば、男と女が一対一で家庭を育むという概念も、所詮ちっぽけな人間が考えたルールに過ぎません。


今、LGBTQという考え方が浸透し始めましたが、
まだ日本では結婚できる段階に至っていません。



なぜでしょうか?
別に悪い事ではないはずです。


もっと言えば、一夫多妻とか一妻多夫とかのパターンがあっても別に問題はないと思います。


すべては人間が決めたマヤカシなのですから。


だとするならば、社会の常識に一切を委ねるのではなく、自分の中で自分だけのモラルを育み、現実を見ていくべきです。


ここで述べているのは
犯罪を助長するモノではありません。


社会一般的に言われる常識と呼ばれるモノに、一石を投じ、世界を見直してみると、人生が一気に生きやすいモノに変わるという事実を述べています。



■自分のコンパスを信じる


おそらく成功を収めている会社経営者なんかは、そのリミッターを外して、世界を広く捉えているから、大成功に至っていると思います。



彼らは、社会一般的におかしいとされる事も、自分自身の倫理観に反していなければ、やります。


価値観のコンパスを自分自身が
握っているのです。


そういう人は強いです。


社会の枠組みから外れたポイントからスナイパーライフルで狙撃してくるのですから、勝てる訳がありません。


そんな大成功を収める様な、超人的な思考力を養う事は難しいですが、皆さんには『常識を疑う』という目線をもってほしいと思っています。



日本人は同調圧力が強い国民性なので、
どうしても常識的に生きる事を強いられがちです。


しかし、そこにドリルで大穴を開けると、
人生は自由度を増します。



私自身、毎日ドリルで大穴を開ける努力を
日夜行なっている最中です。



常識から解き放たれる人が増えれば、自殺する人や精神を病む人も、少なくなるのではないかと思います。


日本の最大のガン細胞は、同調圧力によって、常識的に生きる事を強制される社会そのものだと思います。


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おわりに、

今まさに、現在進行形で変わろうとしている常識に一石を投じた書籍を紹介します!

一人で生きるが当たり前になる社会』荒川和久著

日本では、2040年に独身者が多数派になる世界が到来するそうです。我々は来るべき新時代に向けて、考え方をアップデートせねばなりません。そうなると、結婚していない事が当たり前になるので、結婚をしていない事に対する風当たりも小さくなるかもしれません。今後の夫婦の在り方、独身の捉え方の変化を先読みできる良書です。結婚を急かされてイラついてる人は読んでみてください。



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