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時々、技術コンサルタントをしている「tonto」です。名前は子供時代のニックネームから…

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時々、技術コンサルタントをしている「tonto」です。名前は子供時代のニックネームから付けました。今までに経験や体験したノウハウ等を中心に記事にしていこうと思ってます。

マガジン

  • 実践的な技術、知識を楽しむ

    新しい体験ができるようにまとめまてあります。一般的な技術書籍等とは違った側面で書いてあるので楽しんでもらえれば幸いです。

  • EXCELで金融(FX,stock)取引を楽しむ

    リーマンショック以来、外国為替や株式から少し距離を置いて口座をそのままにしていたのですが、ここ数年が外国為替は「ローリスク、ローリターン」、株式は「優待+高配当の長期運用」方針で復活し、エクセルを使って「楽しむ運用」で安定してきました。ここでは趣味としていろいろ試していますので参考にしてください。

  • 制度をフル活用して節約を楽しむ

    世の中には知らない行政サービスや制度が一杯あります。困ったときは積極的に使って少しでも有効活用して節約したいものです。自分自身や周りで関わった経験や体験をまとめてみました。知らないより知っていた方が人生が楽しくなると思います。

最近の記事

LTspiceで複利効果や計算を体験してみる

こんな記事を読んでくれる人がいるかはわかりませんが、世の中、NISAで資産運用が盛り上がっていますが、LTspiceを使って何か体験できないかと思い実験してみました(笑) 72の法則そこで、エクセル等を使えば簡単に計算できますが、LTspiceで複利計算をし、複利計算で良く使われる「72の法則」もLTspice上で再現してみたいと思います。 この法則は 「金利のパーセントで72を割ると複利で運用したときに”倍”になる大体の時期が分かる」 複利計算とは金利をRとすると(1

    • 騙されてはいけない投資信託の本当の運用コスト

      今までは「交付目論見書」の運用管理費等で年間の投資信託の維持コストを比較していましたが、2024年4月から信託報酬以外に発生する監査費用なども含めた総経費率を目論見書(以前は運用報告書のみ)にも記述するようにルールが変わりました。 信託報酬の比較現状、投資信託の運用コストは比較サイトなどでは目論見書に書かれている実質信託報酬等で比較しています。例えば 投資信託のコスト計算は複雑でよくわからないので、私も信託報酬ベースのコストで今までは比較していました。 総経費率の比較運

      • 年金計画は「非課税限度額」を意識しないと大損するかも

        国民年金は満額で年間81.6万円に対して厚生年金の平均年間年金額は  男子 196.7万円  女子 125.9万円 男女格差がこんなにあるのは残念ですが、今回、この問題は無視して夫婦で年金生活をする場合の一番有利な「住民税非課税世帯」になる条件を考えてみます。 夫婦の収入が年金だけとして「厚生年金+国民年金」「厚生年金+厚生年金」「国民年金+国民年金」の3パターンを基準に計算してみます。 住民税非課税世帯の条件住民税の非課税限度額は3地区に分類されます。 この3地区は

        • 元本割れしない「国債」、今時は定期預金より優秀

          国債の金利もいつの間にか上昇傾向。変動10年国債の金利は2024年4月3日になんと「0.5%」になりました。 国債や定期預金は投資には向かないですが、ほぼリスクゼロの金融商品?としては優秀です。これらのリスクは 国債の場合 国が財政破綻で影響がありますが、取扱い機関の倒産の影響は受けないし、国が破綻するときは金融機関も破綻してると思います。 定期預金の場合 金融機関が倒産した時に1000万円までは影響なし 国債は「元本割れ無し」、定期預金は「元本保証」と表現されますが

        LTspiceで複利効果や計算を体験してみる

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        • 実践的な技術、知識を楽しむ
          12本
        • EXCELで金融(FX,stock)取引を楽しむ
          12本
        • 制度をフル活用して節約を楽しむ
          8本

        記事

          マイナンバーカードは現状、何に使えるのか?

          ポイントにつられて、私もマイナンバーカードを作りました。しかし、マイナンバーカードは殆んど日の目を見ない状態です。理由は「メリットがない」「現状、代替方法がある」等で無くても困らない。 最初に発行されたマナンバーカードが2016年で、そろそろ更新タイミングが迫り、新マイナンバーカードが話題になってきています。新旧カードの違いは、現段階ですが ①マイナンバーカードの名称が変わる ②電子証明書の更新期間を5年→10年に変更 ③暗証番号を4種類→2種類に変更 ④表示(和暦→西暦

          マイナンバーカードは現状、何に使えるのか?

          新NISAのクレカ積立と合わせたクレジットカード「ポイント」の年間取得計画

          今年から新NISAが始まり、それに合わせて信託のクレカ積立の最大月額積立額が5万円→10万円にアップしました。 このクレカ積立を積極的に利用して、年間どれくらいのポイントが貯められるか調べてみました。なぜクレカ積立に注目するするかと言うと、一般にポイントを貯めるには消費をしないといけませんがNISAのクレカ積立は投資であり、安定志向のインデックスファンドの投資信託ならほぼマイナスになることはない。 安定志向の投資信託で年利が4%としても少なくとも1年目の年利は4%+1%(

          新NISAのクレカ積立と合わせたクレジットカード「ポイント」の年間取得計画

          投資信託をクレカ積立(ドルコスト平均)した場合のポイントを各証券会社で比較計算してみた

          新NISAが始まって投資信託をクレジットカードで経由で積立ができる、いわゆるクレカ積立のメリットをいろいろ調べてみました。メリットとしては ①証券口座に紐づけた銀行口座とは別にクレジットカードの紐づけ口座からでも投資ができる。 ②カード決済なのでクレカ積立をするとポイントが供与される。 今回はこのポイントについてエクセルを使って正確に計算したみました。このポイント計算は証券会社によって微妙に条件が違うのでどの証券会社がお得なのかも検証してみました。 今回の検証では、保

          投資信託をクレカ積立(ドルコスト平均)した場合のポイントを各証券会社で比較計算してみた

          ドルコスト平均方の有効性をsine関数を利用して評価してみる

          新NISAの影響もあるのか日経平均も4万円を超える勢いです。そこで投資効率を上げるために有名な「ドルコスト平均」投資がどれくらい有効かを具体的にシミュレーションしてみました。 投資信託を前提に基準価格を1万円(1円=1口)として5年間(12回分データ/年)で以下の条件で購入した場合の基準価格の値で比較してみます。 購入のタイミング  ①最初に1回で全部購入  ②年1回購入(5回購入)  ③月1回購入(60回購入) 購入金額の決め方  ④口数を決めて購入(購入時で金額が変

          ドルコスト平均方の有効性をsine関数を利用して評価してみる

          LTspiceでデジタル変調の同期処理を体験

          デジタル伝送ではデジタルデータをデジタル変調波として送信し、その波形を受信して復調します。復調するために最初にする一番大切な処理が「同期」処理です。 この同期処理をLTspice上で体験しながら動作原理の基礎を体験してみましょう。実際にはハードウェア的な処理よりソフトウェア的に処理した方がシンプルになることが多いと思います。しかし、実際に動作がタイミングチャートなどでイメージできた方が理解しやすくなるので、ここではLTspiceの機能を使ってソフトウェア動作も含めた形で再現

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          年金世代になると交通費は大変

          会社員時代は通勤定期券、外出時の交通費等があるので、余り交通費は気になりませんが、いざ会社を辞めると、自宅からどこへ行くにも交通費が発生し、思った以上に負担が重くのしかかります。 メインが車だと関係ないと思うでしょうが、車の維持費が負担になったり、将来的には年齢的に免許返納するかもしれない。そうなった場合、生活には公共交通網が重要になってきます。 年齢的に車を手放した時、近場を散策するには公共交通機関を主に利用することになります。 地方自治体ではある年齢以上になると公共

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          車庫入れで気になるオーバーハング振出量や内輪差は「ピタゴラスの定理」に支配されている

          家の前の道路幅は1台しか通行できない狭さででした。車庫幅が2台分あったため、セダンタイプの車をバックで駐車するときには余り気にしないで今まで駐車していました。 そのため数年間余り、駐車技術が向上していません。しかし隣にもう1台、車が追加される状態になりました。 駐車技術は直ぐには向上しませんが、取りあえず、バックで駐車する時に自分の車がどの程度、オーバーハングで振れるか、駐車場から出るときに注意する内輪差はどれくらいあるかなどを正確に知りたくなりました。 簡易的な計算式

          車庫入れで気になるオーバーハング振出量や内輪差は「ピタゴラスの定理」に支配されている

          LTspiceでSパラメータの基礎を体験(スミスチャート編)

          LTspiceなどのSPICE系アナログ回路シミュレータの基本は回路動作を再現し、結果を(測定器に置き換えれば)オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、電圧計、電流計のように表示します。 しかし、周波数が高くなると回路動作自体を再現することが難しくなり、普通はSパラメータを利用してシミュレーションを行います。測定器で言えばネットワークアナライザに相当します。 内部動作を回路的にシミュレーションしないSパラメータは、ある意味、入出力特性しか扱わないIBISモデルに近いかもし

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          LTspiceでIBISモデルを扱う(RampとWaveform)

          IBISモデルとは部品の入出力特性だけモデル化してSPICEの過渡解析だけを行うようなシミュレーションモデルです。そのため、一般的にはIBISデータとSPICEデータは互換性がありません。 しかし、IBISモデルはSPICEモデルに比べてシミュレーション時間が短縮できるため基板設計などに於いては有効な解析ツールになっています。 因みに「IBIS」とはInput/Output Buffer Information Specificationの頭文字から作った単語です。 I

          LTspiceでIBISモデルを扱う(RampとWaveform)

          LTspiceでデジタル・アナログ混在回路設計を体験(デジタルPLL編)

          SPICE系のアナログ回路シミュレータでデジタル回路も実用的に動作させることが可能です。デジタル系ができればデジタル・アナログ混在回路のシミュレーションもできます。 LTspiceでデジタル系を扱う方法は2通りあります。一つは74HCシリーズなどの汎用ロジックICのライブラリを使う方法と、もう一つはLTspiceに内蔵されている専用ロジックの基本素子を使う方法です。 ここでは簡単に使える内蔵されているロジック素子を使ってデジタルPLL回路をデジタル・アナログ混在のCMOS

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          ChatGPTなどのAI検索が比較できる「poe.com」を試してみる

          最近、「ChatGPT」で話題になっている会話型のAI検索、マイクロソフトは「新しいBing」で対応しようとしています。色々と発表されているが、どんなものか試してみました。 ここで紹介する「poe.com」は電話番号か、メールアドレスだけで簡単に登録できて直ぐに使える便利サイトです。 私は取りあえず、gmailで新しいメールアドレスを作って登録してみました。登録すると6桁数字の認証コードが送られてくるのでWEB画面に入力するだけで使えます。 使える種類はSage、GPT

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          FFT分析ツールとしてLTspiceがどこまで有効かをエクセルと比較してみました

          色々なデータ解析でFFT処理をエクセルで行っていましたがLTspiceにあるFFTでどこまでできるか比較してみました。 今回はデータとして以下の式で生成した300ポイント分のデータ     sin(2π*N/7)+0.5*sin(2π*N/7.3)+0.25*sin(2π*N/33) 但し  0 <= N <= 299 エクセルでこのデータの最初から「0~255」分だけをFFT分析ツールで処理してみましょう。エクセルではデータ数を必ず「2」

          FFT分析ツールとしてLTspiceがどこまで有効かをエクセルと比較してみました