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晴れの日に傘を売る仕事とは?

保険の営業という仕事は、「晴れの日に傘を売る仕事」だと言われています。それは生命保険が、「今は不要だけれども、何かあったときにきっと必要になるものである」といったことから来ています。
誰にでもいつか訪れるお別れのとき。その将来に備える最適な傘をご用意することが、私の仕事です。

○○様にとって、大切な人生やご家族のことをお話しいただくのは、勇気のいることかもしれません。私はお客様との信頼関係を第一に考え、無理にご提案することはありません。生命保険のプロとして勉強を重ね、ライフプラン全体に対して最良のアドバイスをすることを心掛けています。

私は、「必要とされるときにそばにいる存在」を目指しています。○○様にとって必要なときに、必要なお話をさせていただき、ご家族を支えるお手伝いをすること。それが担当者としてのあり方だと私は考えています。

とは言え先日もお会いする前に電話でこう言われました。
今は大丈夫ですと…
まさに今は晴れの状況です。
晴れから曇りになり、そして小雨になります。
最低限ここまでの状況ならまだ傘を売る事も出来るかも知れません。
でもまだ大丈夫と思っているでしょう。

そして大雨となりやがて台風となり雷が鳴る時が来てはじめてどうしたら良いのかと考えるのではないかと思います。

その時に傘を売る事は出来ません。

晴れの日に傘を売る仕事。
いつかは必ず誰にも訪れる最後の日。
その時に安心出来る傘をさしてあげたい。

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