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慎重もほどほどに…

ドル建て一時払に興味を示した50代男性。
早期退職である程度まとまった退職金が入ると言う事で相談に乗る。
昨年末の話しである。
1月に当面使わないであろう金額をドル建て保険の一時払で設計を依頼される。
為替レートの変動はわからないが仮に○年後に解約したらこうですよと設計書を見せながら説明。
考えたいと保留。
そして今のこの円安。積立利率は○%。
仮に1,200万一時払すると10年後の解約返戻金はドルでは確定している内容。
今の為替レートであれば1900万くらいにはなる。
仮に10年後、為替レートがこうなれば+80,000円になりますとリスクも説明。今は円安だから迷っていると…
円高になれば積立利率は一般的には今より下がるという事も説明するが…

決断出来ないらしい。
あとは○○さんのご判断ですが半年近く考えて普通預金に入れっぱなしであればとりあえず定期預金にしておいたほうが良いですよと
話をする。

おそらく色々自分で調べはじめてしまうタイプのようなので、他の情報は与え過ぎてしまうとますます決められなくなるだろう。

逆に何もせず考えて何十年も普通預金に入れておく事のほうがよっぽどリスクあるのだけど…

色々な人が相談に来ますが、慎重になり過ぎてもあまり良い事はないですね。

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