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年中休業うつらうつら日記(2024年3月16日~3月22日)

24年3月16日

久々に何も予定のない週末。
たまには思いっきりゴロゴロしたいというのが共通意見で、せいうちくんが食料品の買い出しに行った以外はずっとソファでアニメを観ていた。

うちは宅配に頼って生きているので、送料無料のアマゾンプライム会員になるのは避けて通れない道で、もちろんついでにアマプラで映画やドラマを観ている。
実はこれで観られるものを観るだけで相当時間がつぶれることがわかった。
「葬送のフリーレン」とか「薬屋のひとりごと」とかわざわざデッキで録画したものを観ていたが、4K FireStick使ってアマプラで観た方がずっときれいじゃないか。
もちろんアニメを4Kでやっているとは限らないが、普通の録画の「15倍」で録画したものよりはずっとずっと美しい。

ただ、最新話はテレビ放映のあとになるようで、録画が詰まったらアマプラアニメも止まる。
「フリーレン」と「薬屋」はそれで現在週1の放送の日が来るのを楽しみにしている。
「呪術廻戦」は字幕つきにしたら劇的に観易くなって、もう呪具も領域展開も名前だけはよくわかる。
しかし相変わらず「領域展開」と「術式の開示」の意味はあんまりわかってない。
「自分の心の中のお部屋にご招待して、そこでは自分の術式が『必殺必中』になる」?
「術式を開示すると、より術式が強くなるか、わずかの呪力で使える」?
いずれにしても「縛り」の概念が一番わからない。
「術式の開示」も一緒の縛り?

とか言ってるうちに、原作の方の「呪術廻戦」はもう大詰めを迎えている。
26巻がもうじき出るので、そこで終わっても不思議はないぐらい盛り上がってる。
連載は今年中に終わる、コミックスはおよそ30巻ぐらい、という噂を聞いたが、ジャンプマンガとしてはコンパクトにまとめた方だろう。
うー、最終巻、楽しみ!

特にせいうちくんがアニメに目覚めてしまったようなので、当分アニメばかり観て過ごすかも。
「ゴールデンカムイ」も「機動戦士ガンダム 水星の女王」も観てみたいそ。
さきほど述べた理由でアマプラは止められないので、最近すっかりお見限りの「相棒」やってる「TELASA」は解約することにした。
観たいものをやっているサブスクを上手に使って、3つも3つも契約しっぱなし、ってのは禁じ手になった。
当分はアマプラで観られるものを観よう。
「ゴジラ-1.0」、早くサブスクに下りてこないかな。
300円ぐらいなら課金する。

晩ごはんは網代から取り寄せたイカの塩辛とサバのみりん干し。
ここにきゅうりとワカメの酢の物と味噌汁をどうしてもつけてしまうのがせいうちくんという生き物だ。
みりん干しは電話で注文した時、お店のおじさんからうるさいほど「焼き過ぎちゃためだよ。絶対に、焼き過ぎないでね!」と念を押されていたので、肉厚でジューシィな身がとても美味しかった。

ただ、塩辛はほぼ同じ味なんだが、我々の思い出の店はやはり近所だけど違う店らしく、みりん干しの味は記憶と違っていた。
名古屋のCちゃんにもひと瓶あげたので、酒とごはんをつまみに、豆腐にかけるやらごはんに乗せるやらノリで巻くやら、お友達と3人で食べ尽くしてしまったらしい。
「これまで食べた内で最高の塩辛!」って喜んでくれた。
うちも2人でひと瓶あけちゃったよ。
ごはんが進むねぇ。

24年3月17日

今日もゴロゴロ。
金曜定例ZOOM会で高らかに禁煙を宣言した私だが、1日しかもたなかった。
せいうちくんが笑いながら買いに行ってくれた。
仕事の責任が軽くなって、4月1日からは健康のために電車通勤を取り戻す(しかしテレワークも使うし、そもそもあんまり仕事はしない立場)はずの彼はずっと機嫌がいい。
「やっぱり、この5年間は大変だったね。その間に父親と家族信託契約を結び、特養に入れる手続きを手伝い、千駄木に1年間仮住まいして2年前にこっちに引っ越してきた。キミが具合悪くなるわけだよ。忙しすぎたね」としみじみ振り返っていた。
そうだ、息子の入籍と、1年後の沖縄での手作り結婚式もあったんだった。

そして今度は6月からワーキングホリデーでカナダに行く、と言う。
もう抽選も通って、あとはメインの手続きをすれば夫妻で行けるらしい。
2人とも4月から無職になるのでそこからワーホリの費用の足りない分と生活費を稼がなくちゃいけないから、大変だ。
今週末には下北沢のパフォーマンスパブで、「希望するお客さんを交えてのインプロコント教室」を開催する。
実はそれに申し込んである私だ。
カナダに行っちゃう前に、一緒にやってみたかったんだ。
こないだ会った時に「気負わなくていいんだよ。何か心配事は?」と優しく聞いてくれたので、
「目立とうとしないこと。あと、可能な限り回収不可能な方に話を持っていきたい欲求を抑えること」と答えたら、そういう手合いには慣れているのだろう、からからと笑って、
「意気込む必要はないよ。何をしても大丈夫だよ。今回が最後の機会でマスターピースを作ろう、とか思わないで、面白かったらまたやってみればいいんだから」と諭してくれた。

土曜日の下北沢かぁ、絶対に「珉亭」でラーチャン食べよう。
混んでて久しく行けてない喫茶店「パルファン」のマスターはお元気だろうか。
40年前私が住んでいたアパートは、1年ぐらい前にはまだ建っていたものの、貸借人をしぼっているのか住人が少なくなっていた。
そろそろ取り壊しかな。
40年前に、すでに築30年ぐらいは経っていたもんね。

下北沢はもう我々の青春の思い出の町ではなくなってしまった。
目をつぶっても歩けるほど慣れた道ばかりだったが、今では何がどこにあるか全然見当がつかない。
もちろん新しい店がどっと増え、行きつけの喫茶店も居酒屋も何軒も消えた。
「カフェ トロワ・シャンブル」が健在で、喫煙可なので息子も愛用している、なんて聞くと泣いちゃいそうだ。
週末が楽しみだね。

24年3月18日

今日は1日マンガを自炊して読んで過ごした。
コトヤマの「よふかしのうた」は19巻まで出ていたが、スキャンしている最中に完結巻となる第20巻が届いた。
これで「全20巻」と記載できる。

花田稜の「デビルズライン」は終わってると思ったから買ったのに、「Ⅱ 逆襲」が今現在動いている最中なのは困った。
連載マンガの新巻は生活の華だが、多すぎると、「生きてるうちに全部終わるだろうか」と心配になる。
よしながふみの「大奥」と野田サトルの「ゴールデンカムイ」が続いてるうちは「最終巻を読むまで死にませんように!」と珍しく祈っていた。

スキャンにもずいぶん慣れて、裁断した束をさばいていたら、指の感覚だけで「2ページくっついている」ところがわかるようになってしまった。
銀行員の「札勘」みたいだ。
もちろん「重なり検出」があるので2枚くっついていたらスキャナの方で止めてくれて、「再試行」をさせてくれるからいいっちゃいいんだが、しょっちゅう止まっても困るから、事前にわかって直しておく方がいいに決まってる。

画質も、色調整までRGBの配合でできる仕様だが、怖くて色はいじったことがない。
その代わり、画質はずいぶん試した。
「シャープ」だと線がくっきり出るかと思ったが、ややこしい薄墨のところは白く抜けてしまったりする。
「標準」を経て、もう機械に全部お任せする気になった「自動」を選び、それでなんとかなっている。
経年劣化で地が茶色くなってる場合でも、「自動」が一番穏当に処理してくれる気がする。
「シャープ」なんて選んだ日には、白い部分は白いが、茶色を全部上3分の1ぐらいに集めてしまうので、紙がまだらになってる。
なかなか加減が難しいい、自炊道10年目だ。

24年3月19日

大河ドラマの「光る君へ」もかなり話が進んできたので、そろそろ「源氏物語」を読んでおこうかと思う。
準備はしておいたのだが、与謝野晶子版、瀬戸内寂聴版、角田光代版、谷崎潤一郎版と、どれにしようか。
確実にかなりの時間を読書に取られるだろうとあれこれ考えていて、結局つかんだのは大和和紀の「あさきゆめみし」全13巻であった。

もちろん読みやすいことこの上ないが、描く方は大変だっただろうな。
十二単と直衣が絡み合っててなにがなんだかわからない。
やっぱり「朝チュン」では両名とも裸なのか。

読んでる限り、平安貴族ってのは女の噂ばかりしていて、どこどこに乙な姫君がいると言われれば顔も確かめずに歌を送り、感触良しとなったら夜這いをかける。
ここで初めて相手の顔を見て驚くこともある。(末摘花とか)
で、夜が明けて使用人たちがバタバタしだす前に姿を消しているのが粋な行為らしい。
昼寝しないともたないだろうなぁ。
妻がいてもあちこちの女性のところにマメに通い、これで財産や地位がなければ現代のしょーもないバンドマンみたいだ。
和歌のセンスや紙の選び方、もちろん字の美しさも必要となり、なかなか大変ではあるが。

しかし、こんなやり方で若い男にいきなり押し倒されたら、家族以外の男性の顔を観ることもまれな真相の姫君などは身も心も傷ついてしまうのではないだろうか。
そこで、若い男には熟年女性がみっちりとその道の手ほどきをし、その男性がある程度歳を重ねて経験を積んで若い女性をゆっくりリラックスさせる、という「世代差関係」を提唱したい。
実際はそのようにコトが動いていたのかもしれないなぁ、とか思う。

親戚同士の危ない関係や人脈のもつれを気にしながらも、光源氏は元気にあちこち通っている。
女性の方でも、身分ある人のいっときの慰めとなり、子供ができておいていかれてもあまり文句はないようだ。
原作(せめて現代語訳)にあたっていないので何とも言えないが、互いに恋愛からの肉体関係ゲット(女性側では3日続けて通ってもらえれば「結婚」)しか頭にないように見える。
ヒマなのかなぁ。

「ムラサキ」「レディ・ムラサキ」として海外でも高い評価を得ている文学作品の作者ではあるが、複雑なハーレクインロマンスのようにも思えて、なんだか「うーん」となっている。
きっと原作には個人個人の心の動きなどが、我々にはもはやわからない言葉で書いてあるのだろうな。
「今をときめく」みたいな使い方は、少なくとも「ときめきトゥナイト」のあたりで意味が変わっているのだろう。

この頃の大和和紀はうまいなぁ。
人物、特に女性のおでこの描き方が少しヘンだが。
また、ほぼ全員美人で髪型も同じなので、非常に見分けがつきにくいのが難点だ。
今回の大河で、どかんと売れたりしないだろうか。

読んで大感動したので、今度、瀬戸内寂聴版を読む予定。
頭の中将と光源氏の子孫が主人公となる続編の「宇治十帖」は後年他の人が描いたのではないかと言われているそうだが、確かに誰かが続きを書きたくなってもおかしくない。
これも、恋と宴に身を捧げる平安貴族の面目躍如な話であった。

人間関係と親戚関係がややこしく、しかもしょっちゅう昇進などで役職名が変わるとその役職で呼ばれるので、誰が誰だかわかりにくい。
念のため家系図を見ても、あちこちを結ぶ線が多すぎて複雑すぎて、ものの役に立たない。
つくづく恐ろしい大作である。

24年3月20日

週の真ん中に祝日があるのは皆にとって嬉しいことではないだろうか。
少なくとも私は嬉しい。せいうちくんも嬉しいそうだ。
何がいいって、翌日頑張って働けば、あとたった1日で週末がやってくるのだ。
余分な単発の休日なのであまり張り切らずに迎えてのんびり過ごすことができる。
今日も1日録画した番組とアマプラの「呪術廻戦」を観て過ごした。

今、PCの入れ替えを行っていて、それにともなって本のデータ整理をしているので一時Dropboxが使えなくなっている。
私はPCから直接有線でiPad Proに移しているので気がつかなかったが、息子から「お母さんのマンガの本棚が見られなくなったんだけど」と問い合わせがあった。
彼の大好きな石塚真一の「BLUE GIANT」シリーズの第3部「BLUE GIANT EXPLORAR」の最終巻と第4部「BLUE GIANT MOMENTUM」の第1巻が出たよ、Dropboxに入れといたよ、と連絡したあとだったので、読めなくなってて驚いたのだろう。
せいうちくんに聞いたら、今、HDDにコピーを取るより難しい作業をしているので、もうしばらく待って」と言われ、そのように伝えた。
20時間後ぐらいに見たらダウンロードできるようになったので、そう告げたらたいそう喜んでいた。
息子が読んでくれていると私も嬉しい。
彼の妻は「HANTER×HANTER」を最新巻まで読破したそうである。
私も頑張ろうっと。

さて、このへんからは「呪術廻戦」の本編ネタバレをいっぱいやるので、未読の人でネタバレされるのが嫌いな人は読まないでください。

私はいささかショックである。
「呪術廻戦」を最新26巻まで読むと、迫力ある戦闘シーンが多すぎて、作者の筆に勢いが乗りすぎ、表情などの細かい良さが吹っ飛んでしまうのだ。
有り体に言って「描き慣れて、下手になってる」かも。
話はもういつ終わっても不思議がないほど緊迫しているし。

アニメの方はふた回り目(字幕を付けてからは初めて)のシーズン2、五条悟と夏油傑の青い夏。
どっちかというと夏油の方が常識があってしっかりしてるので驚いた。
五条はまだ、単に自分の強さに慢心している失礼なあんちゃんである。
「星漿体」の文字もわかってひと安心なせいうちくんと、沖縄のシーンで、
「ちゅら海水族館、行った行った!あの、窓際咳にチャージ取る高いカフェ、「ブルーラグーンにも行った!朝早かったから、全然余裕で座れたね。そうそう、魚って、こういう風にタテに細い感じで泳ぐんだよねー」と大騒ぎ。
しかし東京に戻ってきていざ天元様との同化を直前に天内理子は…っていいところで今夜はおしまい。

伏黒パパの禪院甚璽は、ワルだけどカッコいい。
でゆーか、禪院家って全員飛び出したくなるようなヤな家だね。
跡取りと思われていたが伏黒恵にかっさらわれたボンボンの禪院直哉がまた、ヤな性格だ。
禪院真希と真希ママで殺したが、まさか死滅回遊の最中に怨霊となって再登場とは、なんつーか「京都のいけず」を煮詰めて練り固めたような男だ。

派手にネタバレしているが、素晴らしいストーリー運びでここまで来ている。
ただ、「死滅回遊」の存在意義はまだ今ひとつわからない。
「天元様との同化を前にした人類の地ならし」とされているが、うーん、よくわからん。

ちなみにまだまだ「死滅回遊」からは遠いところしか知らないせいうちくんは、やっと天元様の存在は知ったが見たことはない。
「後の方では、顔出したりするの?」
「いや、もういつものメンツと円陣組んで作戦会議したりしてるよ」
たぶんすごく大きいとかいう想像をしてたのだろう、とても驚いていた。
「…わりとカジュアルなんだね。どんな姿なの?」
「敵方には『親指野郎』って呼ばれてるよ。親指立ててみてごらん。根元から切り離して目を6つばかりつけて、人間ぐらいの大きさにしたら天元様だよ」
せいうちくん、想像が追いつかずに目を白黒。

早くせいうちくんも「呪術廻戦」読んでくれないかな。

24年3月21日

4月4日に「呪術廻戦」と「チェンソーマン」の両方の最新巻が出る。
現代少年マンガの両雄が並び立つ感じで、とても楽しみ。
こうやって滞りなく新巻が家に届くように、週に1度は「待っている新巻」のリストと首っ引きでいちいちAmazonさんにタイトル入力してみてるのだ。
昨夜もそれで10冊ぐらい引き当てた。
もちろん「あなたにおすすめ」の欄で見つけることもある。
問題は、やはりそのタイトル数が120ぐらいあることだろう。

こないだ桜井海の「おじさまと猫」をブックオフで見つけ、スマホのブックリストを呼び出して確認してみたら、あまり好みでなかったのか、3巻で途切れている。
もう7巻まで出ているのに。
しかも7巻以外は100均の棚にあった。
コンプ癖がむくむくと頭をもたげ、買ってしまった…

その時考えたんだが、新巻を律儀に買っていても、忘れっぽい私は自炊しておいてある程度の数溜まってから読むことが多い。
昔は最新巻が出るたびに1巻から読み返して備えていたが、それだと時間がいくらあっても足りないうえ、たとえば20巻モノだったら1巻は20回も読まれてしまうのだ。
大変な労力だ。

なので最近は3冊以上溜まってから読むようにしてるが、それでもやはり長編だと大筋から忘れてしまう。
「呪術廻戦」を5回読んでやっと意味が少しわかってきた、と友人に言ったら、
「そんなに難しいのか!それよりも、5回読む、その胆力がすごい!」と返ってきた。
読み返しと胆力に関係があるとは微塵も思わないが、つまり先へ進んだ分と古い分を頭の中で読み合わせてやっと話の全体像が見えてくるのだ。

だったら、1冊700円とかする新巻が出るたびに買うのではなく、たとえ50冊の大長編でも終わるのを待って全巻買いをした方が安上がりなのではないか?
過去のスキャンが気に入らな過ぎて「エロイカより愛をこめて」全巻を1万円ぐらいで買い直した時にしみじみとそう思った。
どうせ終わるまで話がさっぱり見えてこないか忘れるかのどちらかなんだから。

ただ、それまでの間、指をくわえて待っているのもなんだかとてもつまらない。
やはり「馬券を買わなければ、競馬は面白くない」のだろう。
世間が「面白い」と話題にしている旬の時に一緒に喜びに参加したい。
そうでない、ひっそりと好みの作品とはブックオフの片隅でそっと出会えればそれでよし。

24年3月22日

内視鏡検査の予診で、いきつけの内視鏡クリニックへ。
胃と腸と両方やってもらおうと思ってたのだが、去年やっていて腸はなんともなかったのと早い変化がない部位 なので不要だろうと言われた。
胃は、小さなポリープがあって、進行も早いから今年診ましょう、とのこと。
やった、下剤2リットル飲まないで済む。
ワーファリンとバイアスピリンという血液をサラサラにする薬をのんでいるので、もし胃のポリープが大きくなっていても切除したり検体を取ったりはできない。
その場合は入院を含めて相談することになる。
ちょっと面倒くさい。

こちらがあっさり終わったので、帰りに行列のできるパン屋さんでカツサンドとかコロッケロールとかジャム&マーガリンコッペパンとかいろいろ買い込んだ。
今日明日のごはんはこれで間に合ってしまいそう。
これでもヒレカツサンドとコロッケロールを1個ずつ消費したあとなのだが。

外出する日は珍しいので、ついつい予定をいっぱい入れてしまう。
逆に1週間ぐらい全然外に出ないことの方が多い。
明日、息子とインプロコントで共演することもあり、美容院に行っておこうと予約を入れてある。
染めて、短くして温かい季節に備えよう。

息子は山形に行くらしい。
妻と友人と3人で、演劇を見に行くようなのだが、詳細は不明。
そのためにGくんとうちで共同所有しているキャラバンを貸してほしいと前から頼まれていた。
昨日今日あたりはGくんが一人車中泊をしに行ってるようだが、息子とMessengerでつながってもらったので、明日の夕方には息子がGくん宅に車を取りに行く予定になっている。

ただ、明日って下北沢の彼らのパフォーマンスパブで息子が担当する日で、数名の参加希望者を募って一緒にインプロコントをやろう、という会になっている。
16時ごろ借りて下北沢まで運転してきて、20時に始まる舞台がハネるのが21時半としても、下北沢のパーキング料金は恐ろしく高いのに、大丈夫だろうか。
そのうえ、酒こそ飲まないだろうけどけっこうな寝不足で行くことになる。
息子妻は運転免許を持っていないので、もう1人の同行者が持っていて交代で運転するか、それこそ道の駅か高速のSAで寝ていってほしい。

先日、たまたま京都帰りの彼と車中泊になった時に山形行きの話を聞いて、
「じゃあ、布団とか寝袋とかこのまま置いておこうか。3人寝られるよ」と言ったら、
「いや、車には泊まらないと思う」との答えだった。
あれこれ心配要素の多いドライブだが、自分たちも若い頃はそんなもんだったし、今の30歳は昔の20歳ぐらいの感覚なのだろうと思う。

そして、明日のインプロライブには主宰の母たる私も一般参加で、出る。
申し込みフォームに「参加希望」と書いて送ったら、息子から「お母さん、出るの。いいねぇ!大丈夫?緊張してない?」と気遣われた。
小中高大演劇部で中高大フォーク少女をなめるな、と言いたくなったし、実際言った。
だが、本当は心配している。
自分が「場をリードしたがり」すぎではないか、その場で作る即興の話の流れを壊す方向へと向かいがちではないか、回収不可能なシチュエーションを投げかけてしまいはしないか、と。
気をつけて参加しよう。

昨日、息子の✕を見たら、ライブの宣伝とともに、母親が参加すると自分で書いていた。
「僕に愛を注ぎ込み、なんとか人として、他の人と協業して楽しいことをできるまでに育ててくれた実の愛する母親が公募で参加してくれることとなりました。 この日のためにコメディーを続けてきたのだと思います。 親子共演です」
コメントの「めっちゃ、奇跡の共演ですね!」と言ってくれる人に対して、「これが奇跡ではなく、日常になっていったら表現ももっとサイコーですね!」とお返事していた息子。

大学時代や卒業したての頃はライブに行くと怒っていたけど、今では必ず知らせてくれるし、感想を熱心に聞きたがる。
そしてついに宣伝にまで使うほど大人になってくれた。
そろそろ「マザコン」ではなく「親を大事に思ってる、ないしは親と仲がいい男」になってきたのではあるまいか。

思ってたよりずっと短くなったアタマで、明日、頑張ってきます!
息子にそっくりになったので、並んだだけで笑いがとれそうww
せいうちくん、録画よろしく!

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