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「ふつう」について子どもたちと考えた道徳授業。

道徳の教科書の教材「コスモスの花」と、絵本「すきっていわなきゃだめ?」をコラボさせて授業をした。

授業が終わった後、自主学習で、この授業に関することを書いてきた子たちがいた。

中には数ページにわたって書いてくる子もいて、その子のノートを紹介した学級通信のボクのコメント。

他にもっと届けなければならない言葉があったと思うのだけれど、それが見つからない。まだまだだ。

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道徳「コスモスの花」から考えてくれたことだと思います。

「ふつう」って言葉、ムチセンも使ってしまう時があります。

でも、「ふつう」なんて、○○○さんがいうように、ないのだと思います。

ある人にとっては、「ふつう」でも、ある人にとっては、「ふつう」じゃないことがあります。いや、むしろそういう場合しかないのかもしれません。

そして、「ふつう」を押し出すことで、傷つく人もたくさんいます。LGBTQの方々や、障がいのある方もそうかもしれません。そして、6の3の中にも、「ふつう」と言われることで、苦しんだり、傷ついたりする人がいるかもしれません。

このことには、難しいことがたくさん横たわっています。でも、自分にとっては「ふつう」かもしれないけれど、他者にとっては「ふつう」ではないかもしれないという思いをもつことは、とても大切なことだと思っています。

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