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#1-「正解」の前に、「最適解」からスタートする

取組だけを聞いて、見て、
活動だけを聞いて、見て、
「それがいいですよね」「そうすべきですよね」と評価して、それを自分の足元にも、今直ぐ持ち込もうとすることには慎重でありたい。

その取組は、
その活動は、
本来あるべき姿、これから目指すべき姿かもしれない。
ボクらが求めている「正解」かもしれない。

でも、
ずっと管理的な学級運営をされてきた学級や、不安定な状態の子どもたち多い学級で、今直ぐそうすることが「正解」なのか。
同じ学年に経験の浅い先生がいる時に、今直ぐそうすることが「正解」なのか。
「目に見える」学力に敏感な保護者たちが多い地域(学級)で、今直ぐそうすることが「正解」なのか。
自分の力量やキャラクターを考えても、今直ぐそうすることが「正解」なのか。

そもそも、
その取組や活動を「それがいいですよね」「そうすべきですよね」と思ったのは、なぜなのか。
誰にとって、「いい」「すべき」ことなのか。

「正解」の前に、子どもたちや学級、先生たち、そして、自分自身のことを踏まえた「最適解」からスタートすること。
そのために、「それがいいですよね」「そうすべきですよね」と思う時に立ち止まれる自分でいたい。

その時、誰にとっての「正解」なのかと、問い返すこと
そして、子どもたちの育ちは、自分の学級だけで完結しないからこそ、地域のことや、他の先生たちとの実践や思いに目を向けること


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