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海堂尊「ナイチンゲールの沈黙」
海堂尊「ナイチンゲールの沈黙」読了。
「チーム・バチスタの栄光」の続編。
ちなみに、このシリーズは2024年現在全30作あるらしく、私は最初に29番目の「コロナ黙示録」を読んで、1作目から読み直しているようです。
シリーズ完走の道は長い…!でも、面白いから嬉しい!
今作は、前作の主人公の田口先生も出てくるのですが、歌の上手い看護師の浜田小夜の目線で進んでいくのも面白いです。
小夜が「アヴ
海堂尊「チーム・バチスタの栄光」
海堂尊「チーム・バチスタの栄光」読了。
昔、ドラマ化や映画化もされていましたね。
「コロナ漂流録…」を前回読んで、面白かったので別の作品も読むことにしました。
著者は、医師で作家。
凄腕の外科医が担当する心臓手術で術死が相次ぎ、成功の手応えがあるにも関わらず患者が亡くなることに違和感を覚えた担当の外科医の要望により、大学病院の出世コースからは外れている外科手術とは距離を置いていた主人公に内
「堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法」
堤未果著「堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法」読了。
「ショック・ドクトリン」とは?
この手の話は、下手をすると「陰謀論」になるのですが、そのあたりのバランスが「ジャーナリスト」と「YouTuber」の違いかも。
著者の堤未果さんが「ショック・ドクトリン」に興味を持ったのは、9.11をツインタワーに隣接する世界金融センタービルで経験して、その後のアメリカの変容(
日銀がマイナス金利政策を解除
「日銀がマイナス金利政策を解除」のニュース。
経済ニュースには疎いのですが、「異次元の金融緩和」は故安倍晋三が進めた「アベノミクス」を代表する施策で、明石順平著「アベノミクスによろしく」を読んでいたので馴染みがある。
著者の明石さんは本業は労働事件に強い弁護士ですが、当時話題だったけど中身がよく分からなかった「アベノミクス」を分かりやすく解説してくれた。
アベノミクスは、「市場にお金を流して
「100分de名著 ナオミ・クライン ショック・ドクトリン 「惨事」を狙うのは誰か」堤未果
堤未果「100分de名著 ナオミ・クライン ショック・ドクトリン 「惨事」を狙うのは誰か」読了。
国際ジャーナリストの堤未果さんが、ナオミ・クライン著「ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く」を紹介する本。
日々のニュースを追っているだけでは、見えてこないものがある。
「ショック・ドクトリン」の生みの親のアメリカの経済学者ミルトン・フリードマンを信奉するシカゴ学派の弟子たちは、