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自衛官の育児制度 めちゃくちゃ休暇の多い自衛隊

ハイ皆さんこんにちは。今回は自衛官の福利厚生について話していきます。
福利厚生って何って方も多いと思いますが、自衛官になったら貰える休暇やお得な制度のことです。元自衛官の私が自衛官の休暇の実態や、育児に関する制度について話していきますので、自衛官を目指す方や、これから転職を考えている方の参考になれば幸いです。


自衛官の休暇について

では初めに自衛官の休日についてお話します。自衛官は月に2日間の有給休暇をもらえます。しかも休暇がたまれば30日分の休暇は次の年も引き継げます。
そのほかに、年末年始休暇の6日間、夏休みの3日間も貰えます。
私は自衛官の時は、年末年始は毎年14連休(12月24日から1月6日まで)もらい、実家に帰ったり旅行に行ったりしていました。
そのほかに、結婚したら5日間、冠婚葬祭の場合も3日間の有給休暇がもらえます。また、仕事中も1日に2時間以内でランニングやプールに行くことができます。休みが多く、仕事中も運動ができるのが自衛官のメリットです。

育児や子育ての時の福利厚生

自衛隊では、平成27年1月から、男女すべての隊員の育児と仕事の両立して活躍できる改革を行っています。ここではその中でも育児に関する両立支援制度についてお話していきます。

育児に関する両立支援制度は

  • Child Care7(男の産休)

  • フレックスタイム制

  • 育児休業

  • 産前産後の特別休暇

などがあります。

育児参加のための特別休暇とChild  Care7

この制度は、妻の産前産後期間中に男性隊員のみが取得できる有給休暇です。妻の出産の際の有給休暇2日と、育児参加のための有給休暇の5日間の合わせで7日間の有給休暇を取得することができます。

フレックスタイム制

この制度は、自分で自由に出勤、退勤時間を決めて、働ける制度です。自衛官の1日の勤務時間は7時間45分です。この勤務時間を自分で設定して、子供の保育園の送迎や子育て、育児の時間に使うことができます。

育児休業

この制度は、出産後子供が3歳になるまでお仕事をお休みすることができる制度です。この期間中は育児休業手当金を受け取ることもできて、子育てをしながらお金を受け取ることができます。
最近になってやっと、男性隊員も積極的に育児に参加できるように、上司や同僚が積極的にサポートしてくれるようになりました。

産前産後の特別休暇

この制度は女性のみが取得できる制度で、出産予定日前に42日間の有給休暇を取得することができます。また、出産後も56日間の有給休暇を取得でき、合計で90日間取得できます。


今回は自衛官の休暇と福利厚生についてお話ししました。
これを読んで自衛隊に少しでも興味をもってくれたら嬉しく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。ではまた次回お会いしましょう!


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