見出し画像

特殊清掃の世界【おしごと漫画】

最近読んだ漫画が面白かったので紹介します。

【不浄を拭うひと】

山田正人、39歳。彼が脱サラしてはじめたのは、孤独死などの変死体があった屋内外などの原状回復をサポートする「特殊清掃」の仕事だった。彼は、さまざまな状態で死を迎えた人びとの「生活の跡」を消しながら、故人の生前のくらしに思いをはせる……。電子書店で大人気の話題作、待望のコミックス第1巻!

amazon

あらすじは引用の通りです。
が、亡くなった方のお部屋だけではなく、所謂「ゴミ屋敷」のお掃除をするお話もあります。

基本はポップで楽しく?描かれているので、気分が落ち込むことなく読むことができます。

グロいシーンは可愛いものに置き換えて描いてくれているので、とても読みやすいです。

いろんなケースが出てきますが、本当に様々な人がいるんですね。知的好奇心をかなり刺激される内容です。

絶対に自分には出来ない仕事だと思うので、余計かもしれません。

今まで、ぼんや〜り「こういうお仕事って存在するんだろうな」とは思っていましたが、この漫画で細かなことまで初めて知ることができました。

そしてこういった仕事をしてくれる方達がいて、救われる方たちもたくさんいて、もしかしたら自分も将来なんらかの形で助けていただく日が来るかもしれない。
それに自分が毎日気持ちよく暮らせているのも陰で働いてくださっているからなんだ、と思いました。

内容的に誰にでもできる仕事ではないし、体力も気力も必要なきつい仕事だと思います。

本当に尊敬します。

あらためていいますが、本当にポップに描かれているので、この内容にしてはだい〜ぶ読みやすいと思います。

おすすめです。

ちなみに自分はKindle unlimitedの読み放題で読みました。3巻まで読めますよ。

以前登録したことがあっても、人によっては2ヶ月99円のキャンペーン対象だったりするようなので、確認してみてください。

あとがき

暗い気持ちではなく死を見たとき、死のことを思うとき、逆に「生きたい」という気持ちが強くなるのを感じます。

終活を極度に嫌がる人がいますが、自分の最期に備えておくのは死に近づくことではありません。

人生を楽しみ尽くすために終活をするのかなと考えています。

ただ、心底メンタル落ち込んでいる時にやるべきことじゃないのは確かなので、元気な時に考えておくことが大事なのかなと思いました。

最期のために準備しておくことは、生きることを大事にすることだと自分は考えています。

いつも側に居てくれる大切なひとのためにも。

この記事が参加している募集

わたしの本棚

今こそ読みたい神マンガ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?