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20代初めてのキャリアアップ転職成功ガイド【職務経歴書の作成①編】

こんにちはTomoya no Hondanaです。

市場価値の向上・スキルアップを狙う20代初めてのキャリアアップ転職を成功させるためのステップの7つ目として、

【職務経歴書の作成①編】について解説していきます。

(20代初めてのキャリアアップ転職成功ガイド全体像)
⭐️【やりたいことの見つけ方編】
①人生の目的を設定する
②仕事の目的、やりたいことを見つける
【企業分析編】
③各業界の構造、動向、仕事の理解
④転職の軸の設定
⑤志望企業の設定(仮)
【転職書類準備編】
⑥業務の棚卸し
⑦職務経歴書の作成1 ☜ココ
  職務経歴書の作成2
  職務経歴書の作成3
⑧市場状況の確認(転職エージェント)
【転職開始編】
⑨応募企業の確定
⑩面接対策
⑪内定

※概要については以下の記事をご覧ください


※前ステップ⑥業務の棚卸し編については以下の記事をご覧ください


前回の業務の棚卸し編からは応募企業に対して自分を売り込む書類を作るための準備について解説しています。

今回のステップでは企業に出す形で、実際に読まれる内容としての書類作成について項目ごとに丁寧に解説していきます。

どうすれば応募企業から魅力的な人材で「ぜひ会いたい」と思ってもらえるのかという視点で自身の職務経歴書を例に挙げながら書いていくので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

職務経歴書を作り始める前に、、、

職務経歴書を作り始める前に1つポイントとして挙げておくことは、最初から特定のフォーマット(転職サイトやエージェントに指定されたもの)に合わせる形で作成しないことです。

まずはよく項目として挙げられる部分を洗い出し、文字数を気にしすぎずにまとめていくことをお勧めします。

つまり自分の型となるような職務経歴書を自分自身で作成してみるのです。

その型を基本として応募サイトのフォーマットに落とし込んでいくことを意識してみてください。

型をメモしておく保存先としては、WordやGoogleドキュメントなどのクラウド上のフォルダをお勧めします。

転職サイトやエージェントの指定のフォーマットに落とし込む際のコピーも簡単ですし、クラウド上なので、スマホなどの端末からも日々確認ができることがメリットとしてあります。


ここからは、前回の業務棚卸しを元に、書くべき項目について例を挙げながら、他の求職者と差をつける要素も含めて丁寧に解説していきます。

1.学歴欄

Tomoya no Hondanaの学歴欄例

学歴欄に関しては①西暦 ②月 ③学校名 ④卒業年度を記載(大学は入学年度も)を準備していれば問題ありません。

自分自身の学歴の卒業年度まで毎回調べるのは案外手間がかかる作業なので、このように型を作っておくと楽です。

事実を記載するだけですので学歴欄の解説は特にありません。
1つ注意するとすれば、大学で何年か留学や留年等を経験した方は大学の在学年数が通常とは異なるので、その部分を面接でつっこまれる可能性はあります。
説明できる準備をすることに越したことはありせん。

2.職歴欄

Tomoya no Hondanaの職歴欄例

実は職歴欄でも、他の求職者と差をつけることができる部分があります。それはちょっとした「職務説明」を加えることです。

よくある内容としては、時系列順に会社名と役職名のみを記載しがちですが、会社の資本金、従業員数、営業の概要(得意先と新規開拓の割合)、職務の説明を少し加えることで、応募者の会社や仕事内容、経験が非常にイメージしやすくなります。

イメージできるようになれば、企業とのマッチ度も含めて「もっとこの部分を聞いてみたい」など企業側としても関心は高まるでしょう。

加えて、下記の例でも挙げているように「分科会」や「能力開発推進者」など面接時に聞いてみたくなるようなネタを書いておくことも非常に重要です。

実際に面接でも必ずと言って良いほどネタの部分は質問されましたし、関心を作ることができた部分だと感じています。

相手を知った上でこのような些細と思うかもしれない部分も丁寧に仕込むことが重要です。

長い期間従事していなくてもプロジェクトととして一定期間参加したことなど、アピールできる部分があれば「役割の名称」と「簡単な概要」を書きましょう。

3、自己紹介欄

自己紹介欄に関しても、自分を企業に売り込む上では非常に大切なポイントです。

これまでの業界や会社の分析ステップを踏まえた上で、自分のこれまでの経験からどのようなネタを仕込むのか、話を聞きたいと思ってもらえるのかという視点で丁寧に型を作っていきましょう。

・免許資格

Tomoya no Hondanaの免許資格欄例

免許・資格欄も自分を企業に売り込む上で武器になる要素の1つとしては挙げられます。
しかし、資格を持っていないから応募を諦めるのは非常に勿体無いことです。

では、資格を持っていない中でも自分をアピールする方法の1つとしてお勧めするのが、現在進行形で資格を勉強中ですとアピールする方法です。

「今は必要とされる資格がないけれど、勉強中で何月までには取得できるよう努力しています」という宣言を書類上でするのです。

もちろん、言ったからには取得する必要がありますし、それくらいの志望度を持った企業に応募していると思うので入社意欲はどんな形でも見せる必要があります。

資格要件を満たしていなくても内定を勝ち取った事例はあります。諦めずにできることをしましょう。

・得意な学科

Tomoya no Hondana の得意な学科欄例

企業の応募フォーマットには「得意な学科」の記入を求められる場合もあります。

このような、誰でも定型文で終わってしまいそうな項目でも、工夫によって自分をアピールすることは可能です。

僕の例をあげると、国語と自分自身の趣味である「読書」や「ブログ」を組み合わせることで、サラッと文章の表現力、文章力をアピールしてみました。

本質的にアピールしたい部分としては営業職希望なので「お客様に刺さる提案書を作れる自分」を売り込んでいます。

自分のどの部分を売り込みたいのかという視点で得意な学科を選んでみることをオススメします。

・スポーツ

Tomoya no Hondanaのスポーツ欄例

スポーツ欄は学生時代の自分をアピールするために大きく役立つ部分です。

キャリアアップ転職となると面接において中心になることは学生時代ではなく、前職の経験の話です。

しかし、書類選考上では求職者のキャラクターや学生時代の過ごし方もしっかりと選考の要素と関わりがあります。

特にスポーツ欄がある場合は求職者の体力や根性、協調性などを図る上でも参考とする部分の一つです。

もし、学生時代に打ち込んだスポーツがあれば結果や継続年数を踏まえた上で記載することをオススメします。

企業の採用担当の方やエージェントに話を聞いても、やはり体力や精神の強さ、チームワークなどは応募者をみる上で非常に重要な要素で、その参考として「スポーツ歴」は見るとおっしゃっています。

絶好のアピールポイントとして逃さないように意識してください。

・趣味

Tomoya no Hondanaの趣味欄例

僕がキャリアアップ転職の経験を踏まえて、職務経歴書の職務経歴、実績欄と並んで非常に重要だと感じたのは「趣味欄」です。

なぜ趣味欄が大切なのか、それは
最も縛りがなく自分自身をアピールできる項目」だからです。

趣味はプライベートな生活の部分なので基本的には縛りがありません。
尚且つ応募書類には必ずと言って良いほど趣味項目は存在します。

企業側は普段この求職者がどのような生活を送っているのか、仕事で活躍してくれそうな部分はあるのか、社風とマッチするのかなど様々な情報をこの「趣味欄」から読み取ります。

ここでネタを仕込んだり、アピールしない手はありません。

僕の場合で言うと
①「年間100冊以上の読書」で自己学習意欲をアピール
②「ブログ」でビジネスへの適応力をアピール
③「筋トレ」で体力や根性をアピール
④「旅行」でアクティブなキャラクターアピール

とフルに趣味欄を活用しました。

そして、もちろん面接の際にも聞かれて、入社後も「読書と筋トレマン」といじられたり、おすすめの本を社内で紹介したりしています笑

以上を踏まえて、趣味欄は「最も縛られず自分をアピールできる項目」であるという認識を持って挑んでください。

加えて、数字などを用いて具体性を持たせることも忘れずに意識してみてください。

それぞれの項目で自分の強みやキャラクターをアピールする

ここまで読んでいただいたように、職務経歴書のそれぞれの項目で自分の特徴をアピールできる部分は数多くあります。

ポイントとしてはそれぞれの項目で自分の強みとなる部分を小出しで出していくのです。

僕の場合であれば
①「職歴欄」で会社の情報、気になるような通常業務以外の職務経歴を仕込み
②「免許・資格欄」で学習意欲、入社意欲をアピール
③「得意な学科欄」で営業の提案書などに使える表現力、文書力をアピール
④「スポーツ欄」で体力や根性、チームスポーツ経験で協調性をアピール
⑤「趣味欄」で前向きでビジネスに適したキャラクター性をアピール

を意識して型を作成しました。

さらにここまでの項目は職務経歴書の前段部分、メインとなる「キャリアサマリー」や「前職の職務内容」、「実績」の項目を含んでいません。

前段部分でもアピールできる部分がたくさんあり、他の求職者と差をつけれる要素が沢山あるということを分かってもらえれば嬉しいです。

次回の職務経歴書②ではメインとなる「キャリアサマリー」「職務内容」「実績」欄の書き方について解説していきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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