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各政党を200字以内で解説する(2024.5)

以前作成のものから、図の変更、日本保守党・日本維新の会について更新しました。

まず、各政党の位置を図示しました。アメリカ2大政党、中国共産党で左右の位置も表示しています。

解説文は、私自身がこういう説明を受けたいという観点で作成し、また、無理やり200字まで膨らませていません。

自由民主党

政権担当を第一義とし、政治思想的には保守からリベラルまで幅広い議員によって構成されている。元々は中道右派政党とみなされていたが、岸田政権(2021年~)による反伝統的・リベラル的な政策により保守岩盤層の離反を招き、支持率を大きく落としている。米国との同盟関係を基盤としているが、媚中の議員も多い。1999年以降野党時代を除き選挙対策のため公明党と連立政権を継続しており、政策運営の足枷となっている。

立憲民主党

自由民主党への批判票を集めて、2009~2012年に政権を担当した民主党からの系譜がある(民主党後継の民進党以降の離合集散の結果、現在の形)。当時のことは、「悪夢の民主党政権」として国民の記憶に刻まれている。支持基盤を固めるために左翼的政策に傾斜し、日本共産党と選挙協力に及んだことで「立憲共産党」と揶揄され、また支持基盤の1つとされてきた連合からも距離を置かれることになった。

国民民主党

「悪夢の民主党政権」の後2016年に後継の民進党が分裂し、国民民主党が結党された。当初は野党共闘のために、立憲民主党等と似た主張をしていたが、左傾化が進む立憲民主党と距離を取り、中道政党となる。ガソリン税のトリガー条項の凍結解除実現のため、自由民主党への接近も見られたが、岸田政権によるはしご外しにより再び距離を取ることになった。憲法改正には賛成の方針。

日本保守党

岸田政権の反伝統的政策に危機感を抱き、2023年保守系政党として結党。岩盤保守層を取り込みXフォロワー数で自由民主党を抜いて1位(2024年1月)、党員数も既に6万人を超えて5位(2024年3月)。街頭演説の度に大勢がつめかけ、大阪梅田では集まり過ぎて途中で警察により中止要請が出たほどである。東京15区衆院補選ではマスコミがほとんど触れない中、既存政党と同等の得票となった。

参政党

2020年に結党された保守政党。支持層や政策では日本保守党と被るが、ターゲットは現役層・子育て層に寄っていて、政策では反グローバル志向が強めとされる。

日本維新の会

大阪を基盤にした地方政治での実績を礎に、2012年に大阪維新の会として国政に進出する。大阪周辺で特に強い。今後は公明党との選挙調整はやめる方向。支出削減的方針を採ることが多い。憲法改正に賛成の方針であることもあり、右派政党とみなされることもあるが、親中派議員も目立つ。大阪万博の費用増大などが党勢に逆風。衆議院解散総選挙で自公が過半数割れとなった場合には、自民党と連立の可能性が高い。

公明党

宗教団体創価学会を基盤とした国政政党で、1999年以降(自由民主党の野党時代を除き)連立政権を担っている。政府が旧統一教会の解散命令を東京地裁に請求した後も、連立は解消されていない。山口代表は、訪中してはその後中国に不利な政策に反対の立場を取る一方、習近平氏には大勢の面前で無視される扱いを受けた。

れいわ新撰組

一部から熱烈な支持を獲得しており、党首山本太郎による福島の風評被害推進や能登地震直後の現地訪問など一般的には眉をひそめられるような言動に対しても、一定の支持を維持している。新北朝鮮寄りの立場を取ったり、川口市の不法滞在者のサポートを行ったりしているという指摘がある。

日本共産党

省略

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