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〈to'morrow music〉 NEW ARTISTS OF THE MONTH (August 2023)

来年も開催することだけが決まりました。うひょ〜!既に楽しみすぎる!!
皆さんも今からSXSWの予定立てましょう!オースティンは最高なとこ!第一弾で発表されたラインナップもここで紹介してきたアーティストも多くて最高!!

bby (London / UK)

イーストロンドンから誕生したニューカーマーバンド、bbyはインターネットで出会ったBenjy、Jessy、Tommy、Deon、Tomの5人で構成されたバンドだ。まだ2曲しかリリースされていないものの既に〈Leeds Festival〉やThe Strokesがヘッドラインの〈All Points East〉に出演しているなど期待度が高いことが伺える。現在リリースしている2曲はEasy LifeLaundry Day辺りのバンドを彷彿させるカラフルでキャッチーなインディーポップでHIP-HOPからThe Strokesまでに影響を受けていることが伝わってくるし、完全にまだまだ引き出しが多そうな感じもプンプンしている。確実に来年くらいには欧米の各メディアから注目されるバンドだと思います!

Duvet (Manchester / UK)

マンチェスターを拠点に活動中の5人組ポストパンク・バンド、Duvet。個人的に彼女たちと出会った「Girlcow」という曲はShame辺りのパワー溢れたパンキッシュなポストパンクと僕が大好きなカナダのFRIGS辺りのバンド鋭さをミックスしたサウンドを鳴らしていて超最高。どうやらキャリア初期の頃はドリームポップのような曲も演奏していたみたいだけど、今のパンキッシュな楽曲の方がヴォーカルとの相性も良い感じだ。もちろんこのタイプのバンドはイギリスにたくさんいるけど、その上でも飽きずに聞いていられる。

Etta Marcus (London / UK)

サウスロンドンを拠点に活動中の20歳のSSW、Etta Marcus。サウスロンドンを拠点に活動中のアーティストだけど、UKというよりかはアメリカのSSWに近いサウンドを鳴らしている。特にこの「Theatre」に関していうとオルタナ系統なヘヴィーなサウンドで初期のMitskiが好きな人には絶対に刺さるはずだし、アメリカーナの要素とかはあるわけではないけど、歌い方とかまでを含めるとLana Del Reyとかからも影響を受けているじゃないかと感じさせられる。

Farmer's Wife (Austin / USA)

元々はSludgeというバンドで活動していたメンバーによる新バンド、Farmer's Wife。デビューEPとしてリリースされた『There’s a Monster』という作品はオルタナ、インディー、ドリームポップなどを楽曲によって区別させた素晴らしいインディーロックを鳴らしていて、feeble little horseとか〈Saddle Creek〉辺りからリリースされているバンドが好きであればぜひチェックしてほしい音楽を鳴らしている。ファジーでローファイなギターサウンドを鳴らしている曲が一番ハマっているのだけど、00年代のエモやパンクとかからOur Girl辺りのオルタナにも通じる曲もあって良い!

Fat Dog (London / UK)

ロンドン代表のニューカマーとして、2024年は確実に爆発するであろうFat Dog。デビューシングル「King of the Slugs」を〈Domino〉からリリースしたサウスロンドンのポストパンク・バンド。既にYard ActShameといったバンドのサポートアクトを務めている。このデビューシングルはそれこそShameやViagra Boysのような熱さからHMLTDの壮大さまでを持ち合わせていることがわかる超キラーチューンであり、7分間の大曲でもある。本当にこの曲だけで完全に彼らのポテンシャルが図りきれないことを証明していますね。

Genie (Atlanta / USA)

アトランタを拠点に活動中のラッパー、Genie。幻想的な要素を持ちつつもキャラクティックスでもある声質を武器にトラップからドラムンベースなども混ぜ込んだHIP-HOPをアトランタで披露しているラッパーで、ハイパーポップやPinkPantheress以降のサウンドを取り込みつつも最終的には絶対にHIP-HOPに帰ってくる魂とポップセンスのバランスが抜群のアーティストだと思うし、Doja Catとかが好きな人にも刺さるアーティストだと思いますね。

Mad Honey (Oklahoma / USA)

アメリカはオクラホマを拠点に活動中のバンド、Mad Honey。彼らがリリースしたデビューアルバム『Satellite Aphrodite』はシューゲイズやドリームポップ、更には90sのオルタナ〜グランジからの影響も色濃く感じさせるのだけど、その中にSlow Pulpとか同様にインディーフォークやアメリカンミュージックから影響を感じさせるソングライティングや00年代のエモっぽさなども混ざっているのが本当に素晴らしい。非常にシンプルだけど、この手の音楽が好きな人には100% 刺さると思います。超最高!

Mali Velasquez (Nashville / USA)

ナッシュビルを拠点に活動中のSSW、Mali Velasquez。まず何よりもインディー・フォークシンガーとしての歌声が美しくて飛び抜けている。ナッシュビルというアメリカンな地域から出てきたのも頷ける部分もあるけど、それ以上に実験的でポップスにも届くような絶妙なアレンジが本当にたまらない。Big Theifのようなインディーフォークとしての実験性、Phoebe Brdigersのような美しいエモさ、そしてHolly Humberstoneのようなポップ性を持ち合わせている超新人。

oh caroline (Winnipeg / Canada)

元々はボストンに住んでいるWilliam BreeuwsmaとカナダはWinnipegに住んでいるLhasa Petikの2人で構成されたローファイ・フォーク・デュオとして活動していたoh carolineだったが、新メンバーとしてThomas Bråttvikを迎えて制作され、来年リリース予定のデビューアルバム『Monochrome』は彼らが持つフォークへのルーツを感じさせつつも、全体的にOh Wonderを彷彿させるようなドリーミーなエレクトロポップが超心地良い作品に仕上がっていて超最高。ポップだけどノスタルジックで浮遊感のあるサウンドが好きな人にオススメです。

Operelly (San Francisco / USA)

サンフランシスコを拠点に活動中のOlivia Roseによるプロジェクト、Operelly。2022年4月にリリースした「Encyclopedia」から未だに3曲とリリースペースは決して早くないものの、ローファイテイストのサウンドを武器にSoccer MommySnail Mailとかのファンにもオススメしたい最新曲「Cozy」からより実験的なアプローチがキマっている「My Bell Rings」など幅広く才能を感じさせるプロダクションをリリースしている。サンクラにアップしているSufjan Stevensのカヴァーも素敵なのでぜひ彼のファンの方はチェックしてみてほしいし、最新曲「Cozy」のデモverからも彼女の作曲センスが抜群なのが伝わってきます。

上記で紹介したアーティストを含めたマンスリープレイリスト〈TO'MORROW MONTHLY〉も公開してます!

僕が運営している洋楽専門のオンラインレコードショップ〈to'morrow records〉もチェックしてみてください!

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また主催イベント色々決まっています!!!

〈to'morrow vol.23〉 2023.11.19

5月に開催した桜台POOLでのイベントが楽しすぎたので、11月19日にやります!出演者はシューゲイズやドリームポップを軸にしつつも最新作ではよりポストロックやエモからの影響も感じさせるbutohes、個人的に今年観た日本のバンドのライブの中でもトップに素晴らしいギターロックを鳴らすHammer Head Shark、東京エモの救世主であり、活動範囲やシーン作りにも一役買っているTexas 3000、NITORDAYのギタリストのHiromi Yagiのソロ・プロジェクト、そしてAmerican Footballが好きな人にチェックしてほしいニューカーマー、pastoralが参加してくれます!

butohes

Hammer Head Shark

Texas 3000

Hiromi Yagi

〈to'morrow vol.24〉 2023.12.08

to'morrow vol.24ではサンフランシスコのHigh Sunnのツアーとして開催します!コチラではエイプリルブルー、Bearwear、Moon In June、RAYというドリームポップやシューゲイズが好きな人にオススメのラインナップでお届けします!

High Sunn

エイプリルブルー

Bearwear

Moon In June

RAY

どちらに公演も各種SNS
tomorrow_herose@yahoo.co.jp
にてご予約可能です!
お待ちしております!

ライブハウスでの飲み代になります! Cheers!!!