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コロナの諸々の制限が解除された今、身近な人がコロナにかかってどうしたか

はじめに

3日坊主で日記を書いてみたところ、いまいちしっくりこなかったので更新できていなかった。

どちらかというと、しっかりテーマを持って厚く書く方が良いと思ったので、今回は最近あった「身近な人がコロナになってどうしたか」について書きたいと思う。


感染者数は増えているし、濃厚接触者になってどうしよう、と思ってしまう私のような人もいると思う。
私自身、自分で早めに知っておけたらよかったなと感じた、諸々の感染対策の情報や、手段、また気をつけることなどを自分の実体験をベースに明記しておこうと思う。
なお、あくまで自分の場合であって、絶対的な対策ではないと思うので、その点はご留意をいただきたい。

結果的には、幸いにして自分がコロナにかかることはなく、同居人のコロナも完治した。
とはいえ、後遺症などの心配はあるし、今回記載の通り対策やら何やらが色々と大変なので、かからないに越したことはない。

同居人がコロナになった

コロナの感染者数の波が落ち着き、諸々の制限が解除され、コロナも5類に移行し日常を取り戻しつつある今。コロナの感染者は拡大しているという。

私は幸いにして、流行している時期に感染することはなかった。
しかし、じわじわと感染者数が増えている中、ついに私、、の同居人がコロナにかかってしまった。

まずは感染していないかのチェック! でもどこで?

無料PCR検査に行こうと思ったら

取り急ぎ、同居人の看病をしつつ、職場に少なくとも1週間はリモートで勤務する旨を連絡。
同居人はコロナの感染が発覚する直前まで出張をしていたため、感染後の私と同居人の接触期間は長くはないと思われた。
とはいえ、変に動き回って万一撒き散らすのはまずい。

しかも、なんだか自分の喉が痛くなってきている?

これはまずいかも。
と、まずは自分がかかってないかのチェックをしたいと考えた。

かつてコロナが流行していた時のように、google mapを開き、「無料PCR検査」で検索する。
あれ。あれだけ都内には密集していた検査場が、見つからない。
色々調べてみると、内閣官房公式のコロナ対策サイトにこんな文字が。

※一般検査事業は、令和5年5月7日をもって終了しました。

https://corona.go.jp/free_inspection/

なんとなく街中でも、以前はよく目についていた無料検査場が最近はないなーと思っていたのだけど、コロナの収束・5類への移行に伴い、検査事業が終了していたようだ。

こりゃ困った。

どこで検査できる?

google mapなどで検索すると、一応PCR検査を実施している病院はチラホラとあった。ただ、受診の前提は基本「発熱などの症状があること」。
濃厚接触者ではありつつも、現在は接触者自身に外出制限もないということもあり、あまり濃厚接触者が積極的に受診するような感じではなさそうだった。喉は痛いが、発熱はしていない状態。

どうしようかと悩み色々ネットで調べてみたところ、どうやらコロナの抗原検査キットが薬局で一般販売している模様。厚生労働省のサイトでも取り扱いの薬局のマップがあり、しめたとばかりにマスクや消毒など可能な限りの対策を行なった上で、薬局へダッシュ!

恐る恐る検査したものの。。
陰性だった。

ちなみに、その後3日経過しても喉が治らずだるさもあったので、念の為と病院でも発熱外来扱いで検査をしてもらった。
が、やっぱり陰性だった。
喉の痛み、紛らわしいなぁ。

ただ、病院の先生に聞いたところ、こんなこともわかった。

  • 陽性反応が出るほどウイルスが体内に回るのは、コロナ感染者と接触してから2日経過程度必要。感染したからといって、すぐには反応しない。

  • 一度陰性になっても、発熱したらすぐにまた病院に来るべし。

また、抗原検査キットは偽陰性(陽性なのに陰性と出ること)もどうも多そう。
やはり検査結果は参考にのみしておき、自分にその可能性がある場合にはできるだけ自宅療養や感染対策を行う方が良さそうだ。

なお、病院の先生や看護師さんからは、「喉赤いねーこれは、やばいね、多分コロナにかかってるかもだね」とすごい可能性高そうな雰囲気だった。
いまだに喉の痛みだけの患者さんも多いようだ。


とにかくも自宅隔離! でも、布団がないぞ?

問題はマットレスがないこと

自分の検査はともかく、同居人の看病を恙無くするためにも、自分自身がかからないようにすることが超重要!
同居人と同じ寝室・ベッドだったが、自宅隔離を決意。
幸にして肌掛けと、薄手の羽毛布団があったので、各自で1枚を利用。
枕も自分用のがあるし、シーツも予備がある。


ただ、問題はマットレス!

初日はとにかく緊急だったので、取り急ぎヨガマットで寝てみたものの全然眠れない。

ヨガ講師をやっている自分にとって、ヨガマットは落ち着く場所ではあるものの、それでも寝るとなると流石にかたい。深夜にやむなくソファに移動して丸まって眠った。体が痛い。。
流石にこの睡眠事情が1週間近く続くのは、まともな体が保てなさそう、と危機感が生じ、対策を考えた。

省スペースで、快適。その鍵はキャンプ用品!

流石に、折りたたみマットレスみたいのは場所をとる。どうにか、場所を取らずに収納できて、自分の睡眠環境が維持できる、そんな欲張りなことが実現できるものはないだろうかと悩む。
最初は寝袋と思ったが、どうもよく見るとキャンプで寝袋の下に引くサムシングがある模様。
キャンプ用品ならある程度コンパクトになるかも! とその線で探し、ついにたどり着いたのがこの商品。

Coleman キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル 17,490円

まるで自宅のベッドのように快適に眠れる
厚さ10cmの自動膨張式マットレス

https://ec.coleman.co.jp/category/243/2000036153.html

お値段、想定よりも正直お高かった。
でも、最近睡眠の重要性を非常に感じていたのと、だからと言ってホテルに泊まるのも、その方が金がかかるということも考え、思い切って投資!

結論。大正解。
空気を入れるのも栓を開いて放置しておけば自動でできるし、普通のマットレスにかなり近い感じで非常に良い寝心地!
なお、ビニールっぽい素材ゆえに通気性がなく、夏は何もひかずに寝ると暑く感じられたので、シーツを敷いて寝た方がよかった。

私と同様、自宅隔離したいが寝床がない、という方はよかったらご参考いただきたい。

家庭内感染を防ぐために徹底したこと

寝床があっても感染したらまずい。
家庭内感染を防ぐためにできるだけのことはやった。

まずは何よりこまめな消毒

お互い、手元にアルコール除菌スプレーや、除菌シートを用意。
都度、共有部分でよく触る部分、ドアノブ、スイッチ、洗面所のレバーあたりを中心に気づいた時に殺菌した。

洗濯物はビニール袋に溜めて、まとめて一緒に洗濯

同居人の洗濯物はビニール袋にまとめて、私のものとわけた。
洗濯する際には、使い捨てのビニール手袋を使って洗濯機に入れ、私のものとまとめて洗濯した。

飲食は別室で

寂しいが、飲食は別室。
食べ終わった食器は洗剤を使って普通に洗った。

資源ごみ含め、コロナ感染者のゴミ類の扱いは、自治体のルールに従って出す

同居人の飲み物は500mlのペットボトルを24本セットで購入し、それを利用。ただ、かなり大量のペットボトルが出るし、ウイルスの問題もある。
この扱いについては、自治体でルールが定められている。

東京の場合には、まずは全般的に下記の東京都環境局のリストがまとまっている。

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/about/stopcovid19.files/mask_jichitai.pdf

細かい部分は、各自治体のHPをご覧いただくと良い。
自分も住んでいる自治体のルールに従って対応した。

色々対策して思ったこと

大人同士だから、自律的に対策できるなぁという感じがしており、これがお子さんが感染していたらなかなか大変そうだな、と率直に思った。

おわりに

自分が濃厚接触者になって改めて感じたのが、今は以前に比べてサポートがなく、検知の手段も少ない、ということ。
以前であれば、例えば東京都内の感染者であれば、自宅療養のための物資の提供もあった。無料のPCR検査所も、都内なら至るところにあった。

しかし、そういうの今はないのだ!

もちろん、ワクチン接種済の人も多いし、コロナの薬も開発されていていて、治療できる体制でもあるものの、自宅療養を前提とした場合地味に厳しみがあるなぁと思った。

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