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卒園式と保育園最後の日。

次女の卒園式。

姉妹が5年間お世話になった保育園。

僕自身、父親として1歳と2歳から子供を預けるのは心配でたまらなかった。

保育園では、次女は引っ込み事案で、長女はみんなを引っ張って行くタイプだった。

そんな、次女の卒園式はパパの卒園式でもあった。

卒園式の椅子に座りながら送り迎えした日々を思いだすと自然と涙が出た。

園長先生の言葉で

「この子達は年下の子供達にとても優しいのが自慢です」

と話されていた時も涙が頬をつたった。

この5年間、姉妹がお世話になった感謝の気持ちを手紙にしたいと思い。

保育園に手紙を書いた。

次女が証書を受け取る時、園長先生に便箋3枚が入った白の封筒を渡すと先生はお金だと思ったのだろうか、受け取れませんとジェスチャーしたけど、手紙です。と伝え渡すことが出来た。

3月30日に保育園最後の日。

6歳児で最後の思い出作りをしましょう。ということで、6歳児を対象に保育園側が模様し物を準備してくれた。

沢山の親子が参加していた。

庭園で遊ぶ次女を見ていると1人で、タイヤや木登り、池、懐かしむように僕達を手招きしながら案内してくれた。

「ここの木の葉っぱはとっていいんだよ」

「ここは葉っぱを料理するところだよ」

次女に教えてもらいながら収穫した葉っぱでお料理。

5年間遊んだ庭園は次女のお庭そのもの。

田舎者の僕からして都会の保育園にしては、ありがたい。

池も木も田んぼもある保育園。

自然が好きになるありがたい庭園。

でも、次女に最後に一緒に遊ぼうー!と話しかけてくれる子はいなかった。

6歳になった次女の仲のいい友達は3才の女の子たち。(この日はお休み)

(この保育園は年齢で分けずにユニットで分かれて、一つのユニットには2〜6才が混じりあって一日を過ごす)

前回、6歳で受けた発達検査の結果、3歳中頃と教えられたけど、友達になる子もそのぐらいの年齢が合うのだろか。

園長先生が言ってた。

『年下に優しい子供達』

「次女は年下の子供達に優しく接すことができて、お姉ちゃんになれてますよ」

とお迎えの時に聞いてたのでそれで仲良いのだろうか。

確かに他の6歳の子供達ははっきり喋る。

運動機能はそんなに変わりない。

一年前を思い返すと長女が卒園した時、次女は保育園に行きたがらなくなり連れて行くのも苦労した。

しかし、年下の子供達との関わりや同年代との関わり中で友達への思いやりや責任感が培われていき次第に登園できるようになって行った。

もちろん、先生方のサポートあってのこと。

送り迎えの中で先生が教えてくれることは数多い。

僕達、親にとっては、安心して預けれることが出来る情報であり、日々の成長を教えてもらえる貴重な時間。

保育園を去る時、次女にバイバイと挨拶してくれる同年代の子供もいたので安心した。

今日、寝かしつける時、横で寝ている次女に、

「保育園楽しかった?」と次女に聞くと、

「うんん、ん」と首を横に振り。

「じゃ面白くなかった?」と聞くと。

「うーうん。」と強く首を振る。

「じゃ楽しかったかな?」と聞くと。

「うーん。ん。」

とゆっくり首を振って笑っていた。

うん。楽しかったんだね。

5年間、同じ場所に通えて良かった。

保育園の日々は一日、一日が長たったようで終わってみればあっという間だった。

きっと小学校もあっという間になりそうだ。

その瞬間、その一瞬を大切にしながら、これからも子供達との時間を共有して行こう。

後戻り出来ない時間の中で、全力でその時間と向き合っていければ、きっとあの頃に戻りたいとは思わないぐらい未来は充実している。

そんな感じがした。


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