小学校2年生となった長女の参観日。そこで感じた普通級での現状。
小学校2年生となった長女。
新一年生が入学してきておねちゃんになった様子。
小2長女は、1年生の時に支援学級を勧められたが、普通級で行く事を決めた。
家での様子として、4月に入ってから朝に「学校に行きたくない!」と泣く長女。
奥さんが連絡ノートにその様子を書くと担任の先生から電話があった。
「やはり、勉強がついていけてないのが原因なのかもしれません」
とのことだった。
そのこともあり気になっていた。
ちょうど、授業参観と2年全体の懇談会が4月にあり参加した。
授業参観の教科は「さんすう」クラスを見ると6人ほどいない。
去年いた子達が何にか支援学級に行っているのだろう。
小2長女も去年、支援学級を勧められているのでこの授業はついていけるのだろうか。
普通級に入れておきながら、疑念を感じる父親。
授業が始まり、先生が黒板を書く、他の生徒はゆっくりな子もいるけど、次に進む時には、もう書き終えている。
長女を見ると次に進んでいるが書き終わらない。
目の前の子を見るとすでに先生が書こうとしている答えを書いている。
どうしても他と比べてしまう親。
授業は生徒参加型でとてもユニークで分かりやすい授業。
構成も内容、質問も的確。
さすがベテラン先生と感じる授業。
しかし、長女はついていけてるのだろうか。
いや、黒板を書くのが必死。
多分、内容は入ってない様子。
ともかく、授業中にギリギリ黒板を書き込み終了。
授業が終わって感じた。
これは、ギリギリか。
ともかく、勉強は一番下でいい。
友達関係が良好であればそれでいいと願う。
不意に去年の担任の先生の言葉がよぎる。
「学力から友達関係にも影響を与えます
なんで、できないの?
と友達から思われ本人が傷つくこともあります」
そうか。
このギリギリの状態では、本人のメンタルも成長になるか、転落するか、どちらに転ぶかわからないということか。
なるべく勉強もメンタルもサポートしなくてはいけない。
授業のあとは懇談会があった。
先生の話で一番印象に残ったこと。
楽という漢字は、楽しい(=たのしい)、楽(=らく)どちらとも呼べます。
楽しいと楽(=らく)の使い方を間違えないようにしていきたい。
この言葉は、高校時代の体育の先生も言っていた言葉。
どうしても人間は「楽=らく」な方に行ってしまう。
「楽=らく」に行くと「楽しい」にはたどり着けない。
楽しい方向に行くように子供も親も考えないといけない。
そう思い出した力強い言葉。
懇談会の終了時に担任の先生に宿題を泣きながらすること、学校行く前に泣くことを相談。
2年生から漢字の量も一気に増え内容も難しくなる。
現状、先生から着いていけてないと話された。
宿題は一つできた、それがあればいいです。
とにかく今は、学校に楽しく来れるということが大切です。
そのために一緒に考えて行きましょう。
とのことだった。
長女はこの選択で良かったのだろうか。
長女自身の成長も期待しながら、親として楽しく学校へ行くことをサポートしていきたい。
学校から帰って長女のさんすうノートをみた。
授業中の必死さが伝わってくる。
うん。長女はまだ大丈夫だ。
これは、長女の成長する方に願い、サポートして行こう。
長女が楽しく学校に行くには、親も必死になり長女の楽しいを一緒に見つけないと、
きっと「楽=らく」に行くと「楽しい=たのしい」には辿りつけない。
長女が頑張っている以上、親も必死にならねば。
そう感じた。
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