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今の自分に向き合うことが未来を創る

主体性との出会い

突然ですが
今この瞬間自分自身が主人公だと思うことありますか?

「お誕生日のろうそく消す前」とか?笑


例えば私は子供の頃からスポーツをやってきました。

その中でなんのためのトレーニングなのか
目的もよくわからない中で
とにかくたくさん走らされたり
しんどい筋トレをさせられたりしてきました。

全てやらされている笑
地獄だし、つまらないし
この努力?が自分の力になっているのかも分かりませんでした。

むしろオーバーワークになって怪我につながることもあり
一体何を目指しているんだろう?と思う時もありました。

でも高校に入ってから環境が変わり少し大人になって
一つ一つに意味があって
どのように取り組むかは自分次第であることに気がつきました。

この30分どんなふうに走るか
何のためにこのストレッチをするのか
この練習でどれだけ集中してミスなくできるか

そんなことが考えられるようになった時から
やらされている感覚ではなく
自ら主体的に取り組めている感覚に変わりました。

そこからは練習量を増やしても怪我をしにくくなったり
実際に大会でもいい形で勝てるようになったり
負けたとしても、納得のいく良い試合ができるようになってきました。

行動の主人公が自分になれた時だったと思います。

自分の内側に意識を向ける

この当時は何にもわかっていませんでしたが
今振り返れば
“自分が今この瞬間に集中できることに集中する”
この意識の向け方がすごく良かったんだと思います。

ピラティスで体を動かす時、まさにこれをやっているなと感じます。

よくお客様から「難しい!」と言われるのですが
ただ「自分の内側を感じる」ということを
やり慣れてないだけなんですよね。

小さい頃の自転車の練習と同じ。
最初難しいのは乗り慣れていないだけ。

今“自分が”この動きの中でできることに集中する。

インストラクターはあくまでも外からガイドはできますが
実際に体を動かしていくのはご本人しかできないことで
「イメージして動く」という現実を作るのは
動いている方ご自身なんですよね。

もちろんインストラクターは
なるべくわかりやすく、簡単にできるよう
咀嚼してお渡しする努力は必要だと思っています。

継続は力なり

ピラティスを継続していくと
今まで何度もやったことのある同じような動きでも
今日はなんだかめっちゃ重たく感じたとか
今日はいつも以上に言われてることがわかったとか

毎回違う感覚があると思います。

この感覚の違いは継続していることで養われるもので
体が変化していく上でとても助かります。

こんな感覚があるんだ!と知ると
体はどんどん変化していくし
体が変化するとまた新たな感覚が増えて
いい循環が生まれてきて。

よく創始者のピラティスさんの名言?で
「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」
という言葉がありますが
こういった積み重ねのことなんだろうなと思います。

わりと前衛的なお方ですが繊細な感覚の持ち主だったのかな?


未来の自分の軸

ピラティスももちろんそうだし
あらゆる場面で
今この瞬間の自分に向き合うことが
5年後、10年後、もっと先で
大きな変化につながるんだろうなと思います。

特に骨格は生活や日々の積み重ねで変わるので
今この瞬間に無理をしていれば
先々ではもっと無理をするだろうし

今自分の体がどんな状態かを知らなければ
先々ではもっとわからないだろうなと。

どんな体の歴史を刻んでいくか
どんな未来にしていくか
ワクワクしながら今を選んでいきたいですね!


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