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お仕事集/ライティング・編集

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インタビューを中心に、構成やライティング、編集に関わらせていただいた記事をまとめています。
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記事一覧

自分と他者をつなぐ言葉。想いを伝える事業コンセプトの制作

表現教育を主軸に、ダイバーシティ&インクルージョン推進に取り組むNPO法人コモンビートさんが、MUSICAL FOR ALLプロジェクトスタート。 そのベースとなるコンセプトノートの作成を、お手伝いしました。 ・まず、コモンビートとは? ・「コモビジョン」もぜひご一読ください *** さて、そのコモンビートが、設立20年目を迎え、新しいプロジェクト「Musical For All」をスタートさせました。 コモンビートといえば、100人の市民キャスト(もちろんスタッ

相談(17)心をゆるめる、大人のセルフケアとは?

(構成:高田ともみ) ========== と:さて、前回の続きです。思ったのですが、子どもは何とか順応できるとして、この季節、問題は大人の方かもしれないですよね。この時期の自分のためのケアってどう考えたらいいでしょうか。 み:私は、どうしてもダメなときは誰かにお願いしています。マッサージや施術を受けて体にメンテナンスをかけますね。こうしなきゃ、ああしなきゃって心でずっと対処しようとしているから、お手あげになるので。 と:心でできないことは体で! なるほど〜! み:

相談(16)環境の変化が大きい春。子どもに、どう声をかける?

(構成:高田ともみ) *** テーマは、「環境の変化が大きい春を心おだやかに過ごすには?」。 引っ越しや進学・進級、就職。 心が揺れやすいこの季節、親子で心地よく過ごすにはどうすれば?  2回に渡ってみかさんに相談に乗っていただきました! *** と:みなさまこんにちは。今月のライブインタビュー「私とことば」では、女性と子どものメンタルコーチとして活躍する、かわてみかさんをお迎えして、”春らしい”テーマでお届けしたいと思います。 早速ですが、実は個人的には春ってすご

子育てが教えてくれた、”本当のこと”。ー排泄育児研究家・諸井更絵子インタビュー(2/2)

インタビュー前編(1/2)はこちらから。 (取材・執筆 高田ともみ 写真提供 kucca) ************** なんでも、テヘペロ。
 Q (続き)諸井家では、どんなふうに性にふれているんでしょうか? 二年くらい前ですが、三男(当時、保育園の年中)が、妊婦さんを見て、 こんなこと聞いてきたんです。「俺って、うんちの穴とおしっこの穴どっちから出てきたの~?おしっこの穴から出てきたほうがいいな。」って。 あ、これは女の人も穴が二つしかないと思っているな、と思っ

子育てが教えてくれた、"本当のこと"。ー排泄育児研究家・諸井更絵子インタビュー(1/2)

************ ちょっと遅れて始まった取材。諸井さんは、直前までご自身が運営するサロンで講座をしていた、と教えてくれました。 「あと三ヶ月で生まれるっていう妊婦さんを集めてバックアップしてるんです。妊娠中の悩みや産後の排泄観点など、気になることを一緒に解決していくのが目的」 そうそう、このかゆいところに手が届く、親しみやすさと実用性の高さ!
それは、10年前、雑誌の取材で布おむつのお店「kucca」を知ったときの印象とまったく変わらない。 諸井さんが、たった

私がライターである理由(2)

「私がライターである理由(1)」⬇️ ◉資本主義とは違う世界にいきたい。社会貢献がしたい。 華々しい世界の裏側にある、生々しい実態。ジェットコースターに乗るような、智子さんの人生の前半を聞きながら、圧倒されそうになる。 こんな細身で、こなしていることが半端ない。 会社退職から2年間の東京での子育てをへて、2009年、村上家は「貯金が底をつきそうになって(笑)」ご主人の地元である四国中央市へ移住。「やっと地に足がついた気がした」というのが本心だ。 そして、農業では生計

私がライターである理由(1)

 このnoteでは、社会のセイフティーネットから漏れた友人支援ための「寄付などの返礼品としてのインタビュー」を、ご本人の了承を得て掲載していますが、インタビューをして記事を書く度に、その人をことばで表現することの責任の重さをひしひしと感じるようになりました。そこで、よりいいインタビュー記事が書けるように、私がライターになったきっかけをくれた、作家であり、友人でもある高田ともみさんにインタビューをしてもらうことにしました。プロの技を盗む気満々でインタビューに臨みましたが、当日は