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#旅と写真と文章と

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しまなみ海道写真旅

しまなみ海道写真旅

某大学に通う写真を趣味とする大学生、Keikaです。

更新をだいぶご無沙汰してしまいました。
学祭のお休みを利用してしまなみ海道を旅行してきたので、その写真をぜひご査収ください。超大作な写真の量となっています。

旅の初めはフェリーから大阪南港からオレンジフェリーで愛媛は東予に。
12月に新造船と置き換えられる予定の昭和レトロな船内。

東予港からは今治へ無料送迎バスに乗り込む。
あいにくの雨。

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旅にテーマは必要か?

旅にテーマは必要か?

永遠の対立みたいなテーマだけど、旅に出るために目標やテーマって必要だと思いますか?

■必要派の意見
「目的のない旅は得るものも少ない」
「テーマのない旅はつまらない」

■いらない派の意見
「行くだけで価値がある」
「行った先で理由が見つかる」

こんな言い方はズルいとわかってて言うけど、どっちの言い分もわかる。

学生時代の私は、完全に理由が「必要派」だった。いま学んでることに紐付いた場所に行

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緑と青とマングローブ

緑と青とマングローブ

台湾旅行7日目、台南で過ごした1日の日記です。

サバの誤植だと思いこんでいた魚、「サバヒー」が実はちゃんとした魚、(しかも世界最大規模で養殖されている)だと知って食べてみたくなる。

台南の朝ごはんの定番、サバヒー粥を食べに。

サバヒー自体は脂ののった白身魚で、身の食感はホッケにも似てる。たいへん足が速いらしく、すぐにくさみが出てしまうそう。それゆえ台北ではあまり見られないのだとか。

サバヒ

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社会人になってもドミトリーに泊まる理由。

社会人になってもドミトリーに泊まる理由。

ひとり旅のときは、必ずドミトリーに泊まる。「もうちょっとちゃんとしたとこに泊まりなよ、大人なんだからさ」と友人にたしなめられたこともある。「女なんだから、個室に泊まらないと危険でしょ」と心配されたこともある。

だけどどっちも否定させてほしい。二十歳そこそこのときはたしかに「お金がない」という後ろ向きの理由でドミトリーに泊まっていた。だけど次第に、ドミの面白さにハマってしまったのだ。

たしかに、

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台南で過ごす1日

台南で過ごす1日

朝は牛肉湯から。初めて食べたら美味しくて、ついもう一軒別のお店でも食べてしまった。

牛肉湯とは、台南ならではの朝ごはん。台南では新鮮な牛肉が手に入るそうで、生の薄切りお肉をさっとお湯にくぐらせて、レアの状態でスープに入って出てくる。これが牛肉湯。スープと一緒に、小皿に入った甘い味噌と細く切った生姜がついてくる。味噌はお肉につけてもいいし、スープに浸してもいい。

シンプルな素材でつくる料理だから

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台湾で一番おいしいマンゴーを求めて

台湾で一番おいしいマンゴーを求めて



今でこそ、台湾名物のマンゴー。でも実は意外と歴史が浅いんです。今から60年ほど前のこと、もともとは痩せた土壌だった台南の土地で、なんとか農作物をつくろうとした努力の賜物が今のマンゴーだそう。すごい。

そしてその土地が、台南の玉井という場所なのです。だから玉井のマンゴーは、台湾で一番おいしい。

日本でおいしいマンゴーを食べようとすると、行列だったり高かったりでなかなか難しい。だけどここ玉井で

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ハロー、台南。

ハロー、台南。

台南までは新幹線ならぬ台湾高速鉄道で。2時間弱のあっという間の乗車。乗ってる間にひたすら現像。外の景色も楽しみたかったけど、夕日が眩しくてあんまりまともにみられなかった。

台南についた瞬間雷雨。やっぱり南にくるとスコールは増えるよう。

市内まではバスで。シャトルバスがなんと無料で出てる。インフォメーションのおじさんに教えてもらい、ちょうどいい時間のバスに乗る。市内までは40分くらい。乗ってるう

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忘れられない1ページ

忘れられない1ページ

言わずとしれたガイドブックの定番、「地球の歩き方」(以下、歩き方)が好きだ。

情報量が多い、カバーしてる地域が広い、というメリットは言うまでもないけれど、それぞれの国・地域によって「いいの!?」ってツッコみたくなるほど紙面のキャラが違うのも楽しみのひとつ。

そりゃ、あれだけ膨大な地域をカバーしてたら、書き手も編集者も違ってくるのだろうけど、比べてみるとけっこう面白い。

優等生的・教科書的なも

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私の好きな旅番組

私の好きな旅番組

毎日毎日旅をしていられたら幸せだけど、現状ではそうもいかず。ふつふつと湧いてくる旅欲を満たすために私が観ているおすすめのTV番組をご紹介します。

①世界入りにくい居酒屋

(画像は公式HPより)

ネーミングからしてそそられません?地元の人しか知らない、世界各国の「入りにくい居酒屋」を紹介する番組です。

ガイドブックには載ってないような、ディープなお店ばっかりなのが素晴らしい。ご飯やお酒の紹介

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移動時間を愛してる話

移動時間を愛してる話

私がいちばんリラックスして好きなことに取り組めるのは、移動時間かもしれない。

そもそも乗り物に乗るのが好きだ。飛行機も船も新幹線も、高速バスも。朝の通勤電車と、やんちゃな友人の運転する車は除くけど。それ以外ならなんだって。

そこにお気に入りの音楽と美味しいコーヒーがあればもう何も言うことはない。窓の外、移ろう景色を見ているだけでもいいし、それが異国ならなおのこと楽しい。

悲しいかな、生まれた

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ヒッチハイクによって変わった旅観

ヒッチハイクによって変わった旅観

この前の3連休、入っていたサークルの後輩が関西で大会に出るといっていたので応援に、九州からヒッチハイクで京都へ。

ヒッチハイクをしよう!と思ったきっかけは5月末に京都に行ったときのゲストハウスのオーナーさんとの会話にその単語が出てきて、やってみたいと思った、ただそれだけ。流行りの平成最後の夏って言葉にのせられて実行してのもあるかも。あな恐ろしきマジックワード、平成最後の夏。

*  *  *

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VRが進化したら、旅はどうなるんだろう

VRが進化したら、旅はどうなるんだろう

最近なにかと話題のVR。

私も1度だけ体験したことがある。

舞台はおとぎ話に出てきそうな暗い洋館の一室。振り向くとそこにゾンビがいる、というだけのシンプル(?)な映像だった。だけどそのリアリティにびっくりした。映画館の4D体験でさえ、かわいく思えるくらい。

私の次に試した先輩は、高層ビルのあいだを綱渡りする映像だったらしい。死ぬわけないと頭ではわかっていても恐いそうで、その場で「無理!死ぬ!

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わたしの海とは違うけれど

わたしの海とは違うけれど

瀬戸内に住んでいると、海は身近だ。

特に呉から広島へ向かう電車は海沿いを走る時間も長い。
通学や帰省の時は、よく車窓からぼんやりと海を眺めていた。

列車の心地良い揺れと音。
視界に映るは波間に浮かぶ幾つもの小島。
海の青と島の緑は、いつもセットで。

それが、わたしの海のイメージだ。

だからこそ初めて太平洋を見た時は驚いた。

何もない、だだっ広い海。
視界の果てに広がるは、ただ一本の長い線

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「旅行先に"自分"は落ちていない」なんて笑う大人は無視して、旅に出て自分探しをすればいい

「旅行先に"自分"は落ちていない」なんて笑う大人は無視して、旅に出て自分探しをすればいい

「海外旅行で"自分探し"?」
「旅行先に"自分"なんて落ちていないよ(笑)」

そう言う大人がいる。世間にそういう風潮がある。

そう言うのは決まって「旅」をしたことのない大人たちだ。
「観光」でしか、外の世界に行ったことのない"賢い"大人たちだ。
(ここでは敬意を込めて” ”をつけておく)

でも、実際はそうじゃない。旅で自分探しは充分できる。
海外である必要はないけど、おすすめは海外かな。

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