見出し画像

今の私のこと*自己紹介*

noteを始めて3ヵ月。
トップに出てくる簡単なプロフィールは書いているものの、きちんと自己紹介を記事にしていなかったので、今の私のことを書いてみます。

≪基本情報≫

生まれたところ:大阪府和泉市

育ったところ:大阪府和泉市(2歳まで)→長野県上田市(5歳まで)→富山県富山市(12歳まで)→和歌山県和歌山市(18歳まで)→京都府(大学時代)

父の転勤や進学によりいろんなところに住みました。
大学卒業後は、実家のある和歌山に戻りましたが、数年後結婚を機に、今は大阪府泉佐野市在住。

第二の故郷:富山県富山市

生まれた年:1982年、戌年

家族構成:夫・息子(2011年生まれ)・娘(2013年生まれ)の4人家族

好きなこと: 食べること、演奏すること、しゃべること、書くこと

苦手なこと:手先を使って作ったり描いたりすること(図工や手芸)

好きなもの:温泉・コーヒー・お刺身・スパイスカレー・チョコミント・レモン・メープルシロップ・ジャンドゥヤ……その他たくさん(食べるもんばっか。笑)

苦手なもの:怖い話・お化け屋敷・オリーブ・セロリ

学生時代の部活:吹奏楽部(担当楽器→ユーフォニアム)

好きなスポーツ:スキー

好きな言葉:歩いたあとに一輪の花を咲かせたい

≪仕事のこと≫

職業:音楽療法士

>え?音楽療法士?なにそれ?!

音楽療法士とは、音楽療法をすることを仕事としている人です。

>いや、それはなんとなく、わかるけども。。。

音楽療法とは、音楽をするときや聴くときに起こる【身体と心への良い影響】を【よく理解した人】が、クライエントの症状やしんどさの緩和・改善・維持、生活の質(QOL)の向上などのために、プログラムを立てて実施する療法です。

この【よく理解した人】が音楽療法士です。

私は音楽療法が大好きで、音楽療法士という仕事ができていることに、心の底から喜びと感謝をもって生きています。

音楽療法の対象年齢は、この世に生を受けてから亡くなるまで。(胎教としての音楽療法から、穏やかな看取りとお見送りのための音楽療法まであります。生前音楽療法を受けられていた方の告別式で音楽療法士が演奏するというようなことも。。。)

音楽療法は【療法】なので、対象となる方は、一般的には健康な方ではなく、心身のどこかに不調・しんどさ・疾病などがある方です。
(一部、心の病気や介護などの予防を目的として、健康な方を対象としたプログラムを実施することもあります。)

私はこれまでに、こども、成人、緩和ケア、介護予防、子育て支援などの現場で臨床をしてきました。

そして、今は、主にこども領域の音楽療法を中心にしています。
音楽療法を通して、こどもたちの反応、変化、成長を見ることがなによりの楽しみなのです。

ちょっと話は逸れますが、高齢者の方への音楽療法は、数年前にすべて手放しました。
そして、そのときに、この先はこどもたちとの音楽療法に全力を注ごう!と決めました。
(細かいことを言うと、こどもの延長線上にある障がいや疾病のある大人の方へのセッションもしています。)

これはあくまで私の感覚なのですが、数々の現場でいろんな方と触れ合う中で、高齢者の音楽療法をさせていただくことに大きなプレッシャーと気負いを感じていくようになりました。

今は認知症や後遺症などで、コミュニケーションが難しかったり、こどものような無邪気さを見せられたりしていても、人生の大先輩であり、何十年もの人生には様々な経験がおありです。
長い人生の中で多くの音楽と出会い、思い出の曲(いい思い出も辛い思い出も…)もあるでしょう。
でも、私の引き出しの中の選曲ではとてもとても足りないし、どれだけ勉強してもこの世に無数にある音楽の中から、その方との最善を繋げる難しさに悩むのです。

即興での関わりもありますが、高齢者の音楽療法では、やはり回想法(思い出の曲や懐かしいトピックなどによって、過去の出来事を思い出すきっかけを作り、脳を活性させるアプローチ法)での効果は大きいので、既成の楽曲は重要なキーになります。

また、先程ちょっとだけ書きましたが、音楽には辛い思い出を引き出してしまう力もあります。
それは、私たちが見てとれる【歌詞】や【メロディー】とは関係ないところで、その方の記憶と結び付いて起こります。

例えば、大切な方を亡くした時期に、ある曲が流行っていて、よくラジオから流れていたから、その曲を聴くとそのときのことを思い出してしまう……とか。
そこまで強烈な記憶ではなくても、誰しも当時の流行歌を聴くと無意識に、その曲の意味とは無関係に、その頃の思い出が甦るという経験はあるかと思います。

だから、高齢者の方のセッションは、その方の生き方や経験を敬いつつ、今ある記憶と引き出される記憶に配慮しながら、慎重にかつ懐は大きく、おこなわなければならないのです。

もちろん、辛い記憶が甦ったとしても、それを今となってまた味わい消化して、人生の最期に良い形で折り合いをつけていくという方向に向かえばいいんです。
そのあたりも、セラピストの力量だと思っています。
が、私にとっては、その辺りのケアについても、うまくできるかな?とか…すごいプレッシャーを感じるところなんです。

などなどの理由で、高齢者の音楽療法は今はおこなっていません。
誤解のないように補足しておくと、私の年齢的な問題ではなく、素質的なものが起因しています。

私より若くても、高齢者のセッションがすごく上手でそこにやりがいを感じ、多くの方やそのご家族を温かく良い方向へと導いている音楽療法士はたくさんいます。
もう、それはそれはめちゃくちゃ尊敬しています!!

だいぶ話が横道に逸れたので戻します!

私は、音楽療法士を志した学生の頃から、こどもの領域に興味があったのですが、いろんな現場での経験を踏まえてた今、やっぱり、こどもの音楽療法は、まさに、私にとってのやりたいことだと強く思っています。

こどものセッションにやりがいを感じるところは、たくさんたくさんあるのですが、先程の高齢者とは反対に、彼らがこれから先の人生で出会う音楽をともに経験できる、というところが、ひとつあります。

真っ白なキャンバスに、どんなステキな色でどんなステキな絵や模様を描くのか、それを仕上げていく過程でどんな成長を積み重ねていくのか、全部見せてもらえるような感覚です。

だからこそのプレッシャーもあります。
私が出す音、鳴らすハーモニー、歌う声、すべてが彼らの音楽経験を作る一助になるからです。
でも、私は、その探求とそのための努力は苦になりません。

私が音楽療法士として出会うこどもたちは、全員ほんっっとうに可愛いんです!!(←声を大にして言いたい)
いくつになっても、ずっと可愛いし、かっこいいし、最高なんです。(想いが溢れて表現がアホっぽい……)
そんな彼らとの音楽の時間が何より楽しいし幸せだし、そうやって私自身が良いエネルギーを注げることで、良いセラピーができるんだと、信じています。

いろいろありますよ。。。
うまくいかないことも、不甲斐なさを感じることも。
でも、それも全部ひっくるめて、ここで咲きたいと思える場所だと思っています♪

音楽療法士にもいろいろいて、私のようにこの領域を極めたい!というタイプもいれば、どんな分野もフレキシブルにこなすタイプの方もいます。
いずれにしても、いろんな現場でいろんな経験を積むことってすごく大事で、それを積み重ねる上で、やりたいことや進みたい方向が見えてくると感じています。

初めて音楽療法の現場に触れてから20年。

1つ言えることは、どの領域も全部、すごく難しく責任重大だけど、すごくやりがいのある仕事だと自負しています。

≪プライベートのこと≫

仕事を離れたところでの私は、妻であり母であり嫁であり娘であり姉であり友人であり……で、どの立場にもないときは、ただの1人の人です。

家族との時間は、のんびり家でテレビや映画を観たり、近場の公園に散歩に行ったりします。

冬場は数年前からスキーに行くのが楽しみになりました。
幼い頃、雪国で過ごして、両親もスキー好きだったので、普通に滑れる(といってもただ滑れるだけで上手の域ではない)のですが、息子と娘を一人立ちさせるまでの数年は、無駄な筋肉痛が辛すぎました。。。
が、昨年ようやく2人ともメンタル的にも技術的にも支えなく、シューッと滑れるようになってくれたので、より気軽に楽しめるようになりました♪

友人との時間は、食べることとしゃべることが大好きな私にとって、至福のときです。
いつもランチやお茶に付き合ってくれるみんな、本当にありがとう!!

そして、私は、1人でいる時間がすごく好きで、1人で結構どこでも行くし、なんでもします。
1人の休日は、日帰り温泉に行ったり、ランチに行ったり、ただ家でゴロゴロしたりもします。

結構自分に甘いところがあるので、やりたくないときはやらない。
でも、スイッチ入ったらがむしゃらに動く!みたいなタイプです。
スイッチ入ってるときに一気にやらないと、切れたらまた甘々な生活に突入します。

たまには、とことんストイックにいった方がいいんじゃないのか?と、自問しますが、「うーーーん。。。ま、やりたいようにやろ」と自答してしまう気の弱さです。

そんな私ですが、仕事もプライベートも、とにかく人に恵まれていて、回りにいてくださる方々の支えなしには生きていけません!!(断言)

人に恵まれるというのは、努力だけでどうにかなることではないので、本当にありがたいと常々感謝しています。

ここにも改めて感謝の言葉を記しておきます。

私の回りの優しい皆々様、
いつも本当にありがとうございます!
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


さて、長くなりましたが、今の私はこんな感じです。
なぜ【今の】かというと、これからの経験によって、考えや在り方なんていくらでも変わると思うからです。
いつかこれを見返したときに、懐かしく思う日がきたら、そのときには更新していけばいいと。
今度は、自分と向き合うための、これまでの自分史みたいなシリーズも書いてみたいなー。とふんわり思っています。
誰が興味あんねーん!とも思いつつ、どこかで読んでくれた誰かとすっごく気があったり、過去に出会った誰かと偶然再会できるかも?というドラマみたいな展開があったりするかもしれないので、目に留まった方はご一読いただけるととても喜びます♪

この記事が参加している募集

#自己紹介

228,323件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?