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姉も、変わってきた。「程々に」から、「盆栽で楽しんでいるのね・・」と。心が楽になった。

自分が、普通のサラリーマンほど、働いているわけでもなく。

無給の素人、竹林、庭木のお世話だけなんだけど。

最初は、「程々に!!」が、合言葉。

それを言われると、かえって、やらねばならぬと言う気分になってしまう。



最近は、草引きを草の密度を減らす程度にして。

ポイントを決めてかかること。

昨日のお世話は、木香薔薇のお手入れでした。

芽が出始めているので、くちゃくちゃ状態であるのだけど、もう剪定はできない。

そこで、枯れ枝を取り除くことをした。それと、根元の草取り。

木香薔薇の柵の補修。麻紐で、結び直した。


草引きも、飽きてくると、松を触りだす。まだ、黒松、五葉松には慣れていないので、動画を見て、浅く学んだことから、ここは、直した方がいいなあと。

そして、母の話を聞くようになりました。(昔話ですが)

その次は、趣味の範疇で、盆栽いじりです。


最後は、他の庭木を見て、4月になったら、胴ふき枝をとるべきだなあと、目星をつけて帰るのです。


ねばならぬから、マイペース主義になりました。


姉、「あんたは、私が切り絵を学んでいるようなものだね。盆栽とか松で、表そうとしているんだね・・」だって。


働いていた頃、もう朝の電車に乗る時点で、仕事モードでした。

乗り遅れたら、遅刻しますし、お給料をもらっている限り、就業時間に間に合うように、女性だから、少し早めに出勤して。だから、通勤が自家用車の方が羨ましかったです。自分の車に乗れば、好きな音楽、ラジオをつけて、そこから自分を解放できるからです。


帰りの電車も、職場の鍵はちゃんとかけたっけ、「あっ、ポケットに入っている!!」と気がついた頃は、家についていました。今から、1時間以上かけて、職場に戻ったとしても・・・。そんなミスを犯しました。

翌日は、上司がなんとかしたらしく、スペアキーなるものを探して。

薬を飲み始めまして。その薬の調合が体に慣れず、1時間の通勤電車の中で、寝過ごすことが多々ありまして、終点まで行ってしまったり、次の駅で気がついて、また引き返すことも。遅刻の常習犯。

ラッシュアワーの電車通勤は、過酷でした。東京の人に言わせると、「そんなの当たり前よ」の世界でしたが・・。


子供ができなくて、これ幸いでした。


台風で、帰りの電車が止まってしまった時、終電に間に合わなかった時、実家でお泊まり。

休日にもかかわらず、「あのお会計は、ちゃんとやったのか?」と職場の人の電話を受けたり、本当に、休んだ気がしませんでした。


代休と言っても、安心して休める状況ではありませんでした。自分のミスが発覚し、他の職員に迷惑をかけたようです。はっきり言えばいいのに、陰でこそこそと。

そして、段々、心が悲鳴をあげてきました。


働くと言うことは、こう言うことなんですかねと。今、振り返って。

人の批評よりも、自分自身が折り目をつけて、いかないと、潰れるのですね。


今は、電車の時間も気にすることなく、起きた時点で、駅に行って、その時の電車で、途中乗り換えたり、電車の中では、ボッーとしていますから、居眠りはしなくなりました。毎日というわけでないので、それもあると思います。


働く意識を欠いた、現役時代を反省しつつ、電車に乗って、実家通いをしております。

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