【映画感想文】ナイブズ・アウト
ずっと観たいと思いながら観れていなかった映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』、そして2作目『ナイブズ・アウト グラス・オニオン』を一気観しました。
こういう独特のテンポがある感じの映画、好きです。
サスペンス系の映画って、最後のギリギリまで犯人が分からなくて、最後に全部種明かし!みたいな流れが多いですが、この映画の面白いところは、中盤にネタバラシを持ってきているところ。
映画の中盤で真実を知り、そしてそこから一悶着。この流れ、予想を裏切られる感じですごく良かったです。
王道の流れ(事件→捜査→事件解決)ではないので、映画好きの人ほどハマる映画じゃないかなぁなんて思いました。サスペンス映画を観ている、というより推理小説を読んでいるような気持ちに近かったです。
1作目・2作目、どちらも同じくらい良かったです。1作目も2作目も登場人物たち(容疑者たち)は性格悪い感じでしたが、1作目の方がいや〜な感じが強かったです。お金に取り憑かれる親戚たち、みたいな。お金がからむと人間の本性が出ますよね。
そんな個性的なキャラクターの周りをうろちょろする名探偵ベノワ・ブラン。推理小説っぽいひょうひょうとした感じがすごく好きです。あんまり頼りにならなさそうで、ちゃんと分かっている…というところが名探偵っぽい!
2作目はジャネール・モネイがかっこいい。ファッションも素敵。2作通して1番好きなキャラクターです。
2023年、さっそく当たり映画を観ました。
今年は何本観れるかな。
たくさん素敵な映画に出会えますように。
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