【読書メモ】心にささった言葉のまとめ
本を読んでいると
「この言い回し素敵だなぁ」
「この言葉覚えておきたいな」
「こうやって表現できるんだ」
なんて心に刺さる言葉によく出会うけど、悲しいことに読み進めていくうちにどんどん情報が上書きされて忘れていってしまう。
だから最近読んで「この言葉いいな」と思ったところを、ここに書き残しておこうと思う。
こんな表現をする高野さんが素敵だなと思った。
語学は不思議なもので、知識以上の価値をもたらしてくれる。「話せる」といった能力的な話だけではなくて、新しい考え方や経験など未知なるものに出会える可能性がグッと高まる。まさに冒険に必要な魔法の剣という感じ。
言語にはそれを話す人の文化や慣習が反映されている。
だから、言語を学べば学ぶほど、その国についてより深く知れるし、自分自身も溶け込むことができる。これも、言語を学ぶ醍醐味。
これは、語学学習のコツ。でも語学じゃなくてもあらゆることに応用できると思う。
語学学習=大変なもの、と思うと長く続けられない。だからどんどんラクをして、楽しく続けることが1番だなって思う。そして結局それが近道だったりする。
恐るべしスペイン語。
スペイン語話者の間には、良くも悪くも壁がない。多くの国で母国語として話されているスペイン語だから、日本のように「日本語が話せない=外国人」といったイメージがない。
同じ国出身だろうと、外国人だろうと、スペイン語を通して”通常”のコミュニケーションがとれてしまうから、時として外国人(観光客)が巻き込まれてはいけない事件に巻き込まれてしまう可能性もある。だから「スペイン語はどんなものでも呑み込む。」と筆者は言う。
メキシコも同じだから、わかるな〜と思った。
よく「日本はここがダメだ、あれがダメだ、もうオワコンだ」なんて言われたりする。でも外国も同じで、「ここがダメだ、あれがダメだ、やっぱり日本が最高」なんて言われる。
でも結局、日本だろうが外国だろうが、東京だろうが台北だろうがメキシコシティだろうが、どこも良いところと悪いところがある。
そしてこの本の主人公である春香が言うように、ただ美しいものを意識的に求めれば、それはどこにでもある。
せっかくなら私も美しいものに目を向けられる人間でいたいなと思う。
メモが大切だとよく言われるが、本当にそうだと思う。そうだと思って実践できていなかったけど、この本を読んでまた挑戦してみようと思った。
それもあって今noteに書いているっていうのもある。
本で読んだことを自分の人生に役立てるためには「やってみる」ことが大切だけど、私の場合はやってみる前にそもそも何を学んだかを忘れたりする。
だからやっぱりメモって大事。本で読んだことだけじゃなくて、日常で感じたこととか、面白いなと思ったこととか、忘れないようにメモする習慣を身につけたい。
たしかに〜と思った。そうそう。一生懸命書いたからって、読まれるわけじゃない。でもだからこそ見つけてもらった時すごく嬉しいし、コメントをもらえたりすると「やったー!」って大声出したくなるくらい嬉しい。
正直、上から目線でものを書く人ってそんなに多くない気がする。どちらかと言うと、読者に合わせすぎて下手に出すぎている文章が多いんじゃないかなぁ。
「こうです。」「こうすべきです。」なんて言うよりも「◯◯な人もいると思いますが」という予防線や、「私的には」という個人的な意見であるアピール、あとは「よかったら読んでみてください」とか。
ついつい私はそんな表現を使ってしまう。自分で文章を書いていて、「でもこういう人もいるだろうな」と心配になってしまったり、「私の文章を読んでいただけてありがたい」というスタンスで書いてしまう。
でもそんな曖昧なもので覆われた文章は気持ちが届かないし、そもそも「一緒に盛り上げるもの」って意識が抜けていたなぁ、と。書く人と読む人、どちらも対等の立場で、一緒に情報や価値観を共有したり、一緒に面白いものを作り上げたりすることが大事だよね。
< 今回のメモはこちらの本より >
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