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【夫とニューヨーク旅】自由の女神とメジャーリーグ観戦


ニューヨークの地下鉄

地下鉄1週間乗り放題メトロカードを買って

その時使ったメトロカード

地下鉄を乗り尽くしたニューヨークですが

私は毎回地下鉄の階段を降りていく時に嫌だなぁ〜降りたくないなぁ〜と思っていました。

今まで見たことがないほどに真っ黒く汚れた階段、下水とオイルとチーズの混じったような匂い、降りていく先の薄暗さ、その薄暗さの視界の先に横たわるホームレス。

福岡の地下鉄しか知らないけれど、全く違った雰囲気。

冷房があるのかないのか、とにかくムッとする蒸し暑さ。

そんなムッとする蒸し暑さの中でもスーツにネクタイのビジネスマンもいたし、モデルのようなスタイルいい美しい女性もいたし、いろいろな人が乗っていました。

1980年代頃のニューヨークの地下鉄は危険だと言われていたものですが、危険な感じは全くありませんでした。

アメリカ自然史博物館に行く時に乗った地下鉄が各駅停車だったのに、突然急行みたいになって、降りる予定だった駅も次の駅も停まらなくて、行く予定でないセントラルパークより北のハーレムあたりまで行ってしまったことがありました。

電車の中でアナウンスはされたのですが、聞き取れず、大勢降りたから降りればよかったのですが。

とにかく停まった駅で降りて逆方向に乗り換えたのですが、後でアポロ・シアターくらい行けばよかったと思いました。

そのハーレム行きの地下鉄の中では、電車の中のポールなどを使ってパフォーマンスをやっていて、終わったらお金を集めるというやつで、みんな無視していたので、真似して私も無視してました。

数人の人はお金を渡していました。

怖い雰囲気ではなかったし、パフォーマンスはなかなか良かったのです。

ニューヨークのハーレムっぽい出来事でした。

自由の女神、リバティ島とエリス島移民博物館

2017年6月13日(火曜日)ニューヨーク2日目

1日目はウォーキングとツアーの車移動だったので、2日目からは、ほぼ地下鉄移動でした。

地下鉄でバッテリーパークのフェリー乗り場で、ネットで予約していたNew York City PASS のチケットをもらわないといけなかったのですが、運良く日本語ができるスタッフがいて無事もらえて良かったです。

フェリーに乗る前は空港並みのセキュリティチェックがあって、フェリー待ちの大勢の観光客がいたのですが、比較的早くフェリーに乗れて良かったです。


ニューヨークの町並みをのんびり眺めながら、どんどん近づいてくる自由の女神像、高層ビルの中は苦手なので、開放感あって、気分最高でした。

ジョン・レノン好きの私としてはこの写真と同じ写真が撮りたくて

まぁ適当ですが撮りました。

お土産ショップがあって、いろいろ買って、それを入れる袋も買っていたのですが、レジの人がレジの近くから袋を取って、「これだったら3ドルだよ。これにする?」と聞いてくれました。

私が買おうとしていたのが7ドルの袋だったから4ドル安い袋をすすめてくれて嬉しかったです。

こんなちょっとした優しさをたくさん感じられたニューヨークでした。

それからエリス島移民博物館に行きました。

1892年から1954年まで約1200万人の移民がここを通って入国したという感染症の検査されたりして入国できずにヨーロッパの国に戻されたりしたという、暗い感じの生々しい建物でした。

誰も真剣に見てないのに、私は展示物や当時の写真を真剣に見てしまって、ちょっと暗い気持ちになってしまいました。

それからフェリーで戻って、バッテリーパークで屋台のアイスを買って食べて

歩いてウォール街

ニューヨーク証券取引所トリニティ教会を見て、


ワールド・トレード・センターのメモリアムミュージアムに行くつもりだったのですが、

疲れてしまっていて、カフェでいつものクロワッサンとオレンジジュースとリンゴとバナナを食べて

りんごとバナナですが、カフェに丸ごと置いてあって、日本のカフェにはないですが、りんご1個買えたりするのです。丸かじりしてました。

この日の夜はメジャーリーグ観戦でシティ・フィールドに行くことになっていたので、ホテルに帰ってしばらくお昼寝しました。

メジャーリーグ観戦 


チケットは、ネットで予約していました。

夫にいい席で楽しんでもらおうと2人で300ドル払った記憶があります。

チケットに交換してもらえそうなメールを印刷していたのですが

前日の夜のこと、夫が

「明日のチケット大丈夫?印刷したの見せて」

印刷した英文を読んで、なんかこれじゃない気がするな。って言って

それ、前日じゃなくて出発前にチェックしてよ。って思ったけど

不安だったので早めに地下鉄でシティ・フィールドに行きました。

早速、チケットの所で印刷した紙を見せると事務所に行ってって言われて

事務所に行って、メールの印刷した紙を見せると

「違います。メールを探してください。」

と言われて探しても探してもなくて、

「こちらに届いているか見てみるからメールアドレス教えてください」

って言われてメアド教えて、探してもらって

でもわからなくて

スタッフの若い女性の方に時間取らせて悪いなとも思うし、英語わからないし、疲れ果て

スタッフのお姉さんの口からanother ticketsの言葉が出たときは半分ホッとして、夫にアナザーチケットだって、選んでって言って、へなへなとその場にしゃがみこんだ私でした。

これが一番の失敗でした。

約3万円損しました。馬鹿でした。

別のチケットを買えたし、夫は全然気にしてなさそうだし、気分を変えてメッツのグッズ売り場でメッツの青い帽子を買った夫は上機嫌。

試合が始まるまで、ホットドックやシェークを食べたりして

あっ、この時、バニラシェークを買ったのですが

バニラの英語の発音、Vanilla、vの発音ができなくて、bで言ってしまう。

私「バニラシェーク」

店員「バナナシェーク?」

バナナシェークってメニューにないでしょう?メニュー見て言ってるしわかるでしょ!

私「バニラシェーク」店員「バナナシェーク?」

これを3回くらい繰り返しました。

日本人なんだからvの発音なんて50年やってきてないんだから、口がvに動かないんだよ!

メニューにあるシェークの種類の中からバナナシェークに似たやつを考えたらいいでしょ!

絶対にバニラシェークが買えるまで頑張ってやる!と思って頑張りました。

買えて良かった。

7回でみんなで歌う歌、「Take me out to the ball game」を歌いたくて練習してきていたので歌えてよかったです。

試合は別に興味ないし、メッツはボロ負けするし

私の隣のおじさんは7回くらいで帰られました。

隣の私に、こんなにボロ負けの試合なんて見ちゃいられないよ。俺は帰るよ。みたいなことを言ってとアハハって帰られました。

知らない隣の中国人みたいなおばちゃんにも帰っちゃうよの報告して帰るアメリカ人って、フレンドリーでいいなぁと思った瞬間でした。

アメリカ人のフレンドリーさは、例えばホテルのエレベーター内では挨拶するし、降りるときはバーイって言って降りるし、知らない人にも気軽に声かけできるアメリカ人は素敵だなと思いました。

そしてシカゴ・カブスにニューヨーク・メッツはボロ負けして、地下鉄でホテルまで帰ったわけですが、地下鉄の中で夫は寝てしまうし、タイムズ・スクエア駅で乗り換えもあったし、私はちゃんとホテルに帰りつけるのか不安なまま、メジャーリーグ観戦して浮かれている夫を守りながら帰りました。

この野球場シティ・フィールドは元shea stadiumがあった場所でshea stadiumはビートルズがコンサートした場所でもあります。


ビートルズにゆかりのある土地にいられただけで私は幸せでした。











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