【マンション管理人代務】初めての仕事で会った若い男性清掃員
マンション管理人の代務員の研修を11月に受けてから、12月も1月も仕事の依頼は来なかった。
いっそ、マンション管理人やマンション清掃の仕事を探した方がよいのかもしれないけれど
仕事は週に2日、それも3時間くらいでいいと思っている。
清掃の仕事3時間をやっている時は永遠に掃除できそうと思っているのに帰宅すると疲れてしまって何もできないのだ。
明日で64歳になる私。
日本女性の平均寿命は87歳でも、健康寿命は75歳。
私が健康でやりたい事やれるのは後10年と考えられる。
その貴重な10年を清掃の仕事で疲れてやりたい事何もできないのは悔しすぎる。
週に2日、3時間ならば、社会との繋がりも感じられ、誰かに感謝され、生活に張りも感じられ、好き勝手に使えるお金もちょっとだけもらえる。
マンション管理人代務員の仕事の依頼が今月初めてきました。
清掃だけでしたが、行ってきました。
初めてのマンション。大きなマンションで4棟あって、2階部分で4棟がつながっていて、1階にはオーディオルームや集会室、2階部分にはテニスコートもありました。
仕事は3時間で無事終わりました。
その時、仕事を教えてくださった清掃員の方のことが、私の中で消化されないで時々思い出してはザワザワするので、こちらに書いて消化したいと思います。
【若い男性の清掃員】
清掃員は女性がほとんどです。
それも50代以上の方がほとんどです。
マンションの清掃員で男性は珍しいし、シニアの方でシルバー人材センターの方ならいますけど。
教えてくださる清掃員の方が、若い男性であることがまず驚きました。
彼は週に2日だけ清掃に入っていました。
私みたいなおばちゃんにもすごく丁寧で、緊張されているのがすぐにわかりました。
あっ。私と同じタイプの方。
だから黙々と一人でできる清掃の仕事を選んだのかと思いました。
エレベーターに乗る時、ボタンを押して乗り込む時、必ず「どうぞ」と私を先に乗せるように気をつけていました。
そんなの当然と思われるでしょうが、我々マンション清掃員や管理人、管理会社の人たち、誰もそんなことしません。
言葉遣いもみんな適当というか、よく言うとフレンドリーというか。
彼はメモ帳とペンまで用意してくれていて、私が持っていると「あっ。お持ちでしたか」と。
仕事を教えてもらうのに清掃でもメモ取ります。
ポケットに入るサイズのものを持って行ってました。
箒と塵取りを持ちながら、メモすることになると思っていましたが、何も持たないでいいとのことで清掃箇所をまわりました。
彼は30代くらいで、言葉使いも丁寧過ぎるくらい、失礼のないように気を使いすぎている。
30代男性ならもっと稼げる仕事をするはず。
なぜこの仕事を?とは聞きませんでした。もう雰囲気で全部わかりました。
私を男性にしたらこんな感じだと思ったから。
清掃のパートの仕事で生活するのは大変でしょう。と思ってザワザワしたのです。
もっと稼げる仕事があるだろうに。
ザワザワ、ザワザワ。
あの時のザワザワが今も続いているわけです。
私みたいに自己評価が低すぎると、何かと損をします。
自分の力を発揮しないまま、時が過ぎて、気づいた時は私みたいにシニアになってしまいます。
もしかすると何かネットでクリエイティブな事をやっていたりして、今は時間が必要で、ある仕事のために軌道に乗るまで時間が必要で、とりあえず清掃員しているのかもしれない。
そうなんだろーな。
勝手に心配してザワザワしてました。
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