許容と寛容、受容の態度

10時間近く朝方までグッスリと寝たのは大変よろしいのだが、起きる前に、久々にハッキリとした夢を見た。

それは…役所に、公共交通機関が安くなる障害者割引きの申し込みに行ったら、担当の若い奴にぞんざいに扱われ、挙げ句の果てに“お前”呼ばわりされて、さすがの仏のトモさんも(髪はないけど)怒髪天を衝き、めっちゃブチ切れて、怒鳴りまくって、次に、理路整然とねちっこく諭して、そいつとついでにその上司らに長いこと土下座させる…というもの。

なぜか、その若い担当の顔を覚えてる。小さな痩せた身なりで、窪んだ目にこけた頬の、常に眉間にシワを寄せている神経質な怒り顔だった。

これまで身体障害者ということで特別イヤな思いをしたことはない。譲られたり、優しくされたり、助けられたりしたことの方が圧倒的に多くて、申し訳なかったり、恥ずかしい思いをしたことはあっても。

多分、こちらが障害を不満に思って、自分を特別視して、排外・攻撃的に接していたら、そうはいかないだろう。イヤなことしか目に入らなくなるだろうと思う。障害者であっても、まずは許容と寛容、受容の態度を忘れてはならないのだ。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。